北翔海莉 舞羽美海『牡丹灯篭』三越劇場 感想 怪談コメディーな日本物です
7月19日に初日を迎えました、藤間勘十郎文芸シリーズ『牡丹灯篭』。三越日本橋本店内本館6階にある、三越劇場に観に行きました。
初日だから、まだまだこれから間合いとかギャグが進化しそうな予感。掴みはOK!!って感じではないでしょうか。とても面白い話で、シュールな展開。三越劇場の伝統的な空間を活かし、舞台降りなんかも面白く展開されています。Yahooニュースに掲載がありました。
稽古場風景だー。みんなで意見を出し合って作っていたのか、なるほど。
北翔海莉みっちゃんと、舞羽美海ミミ。これはまさに雪組『JIN』を思い出されます~懐かしい。所作がとっても美しい二人。
みっちゃんは、まるでジョンソン先生を彷彿とさせるシーンも随所にありましたが、旦那様役の北村有起哉さんとの息もぴったり。中年夫婦のお峰。お二人とも役者だな~。
ミミは儚さが天下一品!焦がれ死にして幽霊となって出てくるのですが、何とも美しくて✨。JINの時と全く変わっていないつ!美しい娘でした。
93期の花陽みら、亜聖樹も出演していて、ミミを支える93期生が3人もいるなんて、胸アツ。これは北翔爆笑トークショー、違った(笑)、北翔チームからお誘いがあったのでしょうか。
みっちゃん退団後の舞台は、いくつか演目を選んで観に行ってます。
『パジャマゲーム』は歌やフォッシーダンスが素晴らしくて、新納さんとのコンビも照れながらもいい感じで名作でしたね。
『海の上のピアニスト』映画が好きで、みっちゃんがピアニスト役で出ると聞いて、北千住まで行きました。まさに彼女はチャレンジの人。新しい舞台でした。
そして今回の『牡丹灯篭』は、落語や歌舞伎でもおなじみの、真夏の怪談話の一つ。7月に風情があっていいなーと思いました。
最近ホラーが流行ってるじゃないですか。例えば去年大ブレイクした「カメラを止めるな!」。ばかばかしくホラーをやるって、一周回って新鮮というか。
日本にはたくさんの怪談話がありますので、こういった形で楽しく、儚く、ステキに演じてくれたらいいなーと思いました。
落語や講談は、笑いや、緩急付けた語りで観客を引き込んでくれます。歌舞伎では、早変りやだんまりを使った演出が見もので、今回の舞台でもそういった良いところがミックスされている感じがしました。
毎度色々なジャンルの舞台人と異種格闘技のように、正面切ってチャレンジしているみっちゃん。でも、どこか常に「みっちゃんテイスト」が含まれていて、ファンはそれが何よりうれしい瞬間だと思います。どんなジャンルの舞台にも、北翔海莉、ここにあり。
色々な宝塚OGにも声をかけ共演をしてくれていることが、とても感謝です。みっちゃんは、下級生にもちゃんと目を配ってくれる人だから、いつも新しい作品に、どんな下級生と共演するのか、それも楽しみだったりします。
花陽みらちゃんのツイッター、引用させていただきました。
【牡丹燈籠】気がつけば
あっという間に衣装パレード👘😲
もう、刺激たっぷりのお稽古場で、目がはなせません!!!!#牡丹燈籠 #三越劇場#北翔海莉 さん
同期9️⃣3️⃣#舞羽美海 #亜聖樹 #花陽みら pic.twitter.com/qxCmhZ6crV— 花陽みく (@miku5552) 2019年7月16日
7月24日まで。まだチケットはある模様ですので、お時間ある方、ご両親と日本橋三越にお買い物と一緒に、お出かけになっては如何でしょうか?
藤間勘十郎文芸シリーズ 其の四
怪談 牡丹燈籠
7月19日~24日 三越劇場