星組博多座『ME AND MY GIRL』感想暁千星ビル＆舞空瞳サリー２人の当たり役♬個性的面々にミーマイファンも納得

2023年10月28日

久しぶりの投稿です。そろそろリハビリしないと、筆が（キーボード）が進まない…😥。

どよ～んとした気分でも、ミーマイみれば皆がハッピー！
（ミーマイだけじゃなく、宝塚をみれば基本ハッピーなんだけどねっ😁）

星組の精鋭メンバーによる確かなる布陣💪。配役を見ずに初見の気持ちで、この博多座星組公演の配信を楽しみにしていました。

役替わり公演ですが、私が観たのはビル役は暁千星。ジョン卿が水美舞斗となります。

暁千星のビルは、ありちゃんのビルだな～。気持のよい青年！
なんといってもその有り余るパワー😆。超元気！センターに立つスターが必要なものです。
ヘアフォード家には無い、元気いっぱいで気さくで、いい意味でフツーの感覚。フツーの表情、フツーの返しが結構面白かった。

今まで色々なありちゃんのお役があったかと思いますが、やっぱりビルは当たり役ではないでしょうか😃！

そしてよく見ればスタイル抜群でスーツやマントが良く似合う。ランベスウォークでマリア伯母様と腕を組んで舞台を去っていく後ろ姿は、とても素敵で♬

マリア伯母様にキスしなさい→いや、伯母様が甥にキスしなさい😢

この最後のやり取りに思わず涙が止まりませんでした。なんなのでしょう、やっぱり可愛い甥なのですよ！ビルってやつは。ついつい、伯母様の気分になちゃいました（笑）。手がかかる子ほど可愛いって、言いますからね。

サリーは堂々の舞空瞳。素晴らしい👏👏👏！！
私は初演のこだま愛を思い出しました。強がって、ちょっとおバカにみせて、実は策士だっていう…（恋敵ジャッキーは見抜いてましたね🤔）そのあたりがリアリティがありました。トップ娘の彼女の堂々とした演技が、逆に意地らしく、涙をそそります。

これも文句なく、舞空瞳の当たり役だと思わざるを得ません。本当に可愛い😍、上手、情感溢れる。

街灯のシーンから、幻想のサリーが真っ赤なドレスで登場する姿は、オーラが半端なかったですね。２人のデュエットの素敵なこと。

ありちゃんとの軽快でガッツリやり取りも、同じくらいのパワーで引けを取らず、あれだけの事をこなすのって大変だよな～と、観てて関心します。タカラジェンヌは皆さんそうなのですが。

さあ、そして私個人的には、ジャッキー！極美慎のゴージャスな美人なことっ！
あれだけの高身長のジャッキーは初めて？でもって歌もいいし👌、若干男味が出ても可愛い。ビューティフルで、凰稀かなめ的な？持ち味を感じますね～。

フィナーレのマイティとの大人っぽいタンゴのシーン。そうそう、男装の麗人っぽく登場する娘役のジャッキーも素敵でしたよ！

デコボコ？コンビのジェラルドは天華えま。彼女の歌がね～耳心地最高！群舞のナンバーではキーとなっていて、ブロードウェイの香り、感じます。
フィナーレのほのかちゃんとの歌も、コレコレ～！っていうノリ最高潮でした🎶

小桜ほのかのマリア伯母様。なるほど～、彼女の作りこみがとても楽しいです。
マリア伯母様に厳しい私？としては、どんな風に来るんだろうと、一番楽しみにしていました。
彼女は貴族なんですよ、心も身体も。誇りと戦っている女性。マナー教室の可愛かったこと！それも立派な貴族の務めというものね。

最後はビルとは血が繋がっているんだな…って思わせてくれました。頑固者で一歩もひかない所が似ているから反発しあう。ジョン卿の粋な計らいで、サリーをお迎えすることになって良かった訳です。

そしてジョン卿。マイティのダンディーな姿は美しい✨、そして包容力💗。一歩引いたスタンスが良かったなと。
酔っぱらって登場してきたところは笑った。くるくる回る名シーン。

愛が世界を回らせる、そんな歌詞だったんだ～と改めてジーン。ビルはサリーを、ジョン卿はマリアを愛しているから（酒のせいだけど）世界を回らせる。上手く回るときも、逆に悪い方に回るときも、すべては愛が原動力なのかも、しれないな～。

運動神経の良いマイティのぎっくり腰パフォーマンス😝ちょっとツボでした、いつもイイところで😁。

パーチェスターはマイティと同期のひろ香祐。これはヤバい、超面白かった～😂。
分かってはいたけど、思った以上に間が良くて、これは劇場で見たかったなーって思いました。無駄に（失礼）高音もバッチリ出るし、見せ所満載！マリア伯母様には弱いという設定が、とっても効いていました。拍手👏！

ダンディー路線ヘザーセットの輝咲玲央。

「お車が参りました」

サイコーです😆！
いやーこれまた初演の星原さんを彷彿とさせる名演でした。ヘザーセット・ロックオン👀したかった。

そして耳が遠いジャスパーお爺ちゃん。
えーー蒼舞咲歩くんだったのね！
最高年齢のお役で、補聴器（っていうの？）を耳につけて、都合の良いところは聞こえている設定。とてもお上手でした。

「なんだって？え？」これがツボです😄。

ビルお披露目のパーティーに出席された、生のブドウを頭飾りにつけた水乃ちゃん、あのやり取りはサイコーだった。ブドウは本当に食べるし、シャンパンはストローで飲み干すし。

警官さんは天希ほまれ。果物売りのビルは紘希柚葉。そしてもう一人の95期、宿の女主人は紫りらでした。良いエッセンスだったな。

ランベスウォークでは客席降りがあって、これはマストですよね😃。劇場一杯をハッピーオーラーに包み込む魔法のような場面です！

フィナーレのロケットダンスには、センターに舞空瞳が真っ赤な羽を付けて登場。ちょっとレアじゃない？大人っぽく素敵なロケットでした！

博多座の中階段には、黒いスーツの男役がずらっと並び、ありちゃん、マイティが中心となってクールなナンバー。
そして淡い水色のコンビがデュエットダンスを踊ります。ここがとても情感溢れて、良かったなー。舞空瞳のソロから始まるんですが、成長したな～（すみません、偉そうに。。）素敵な娘役さんになったんだなーってウルって来ました。

エトワールは白妙なつ副組長さん。盛りだくさんの星組ミーアンドマイガールでした！とても楽しかった！

博多座の星組さん！本当にありがとう！

東京宝塚では、月組公演が上演中です。今の状況の私たちに、自分に色んな感情を与えてくれた２作品。またもう１回観れるか～って感じなので、気持ちが乗ったら、記録として記事に書ければと思います。