宝塚版『ルパン三世』モンキー・パンチさんを偲ぶ早霧せいな
ヒット作「ルパン三世」などで知られるマンガ家のモンキー・パンチ(本名・加藤一彦)さんが11日、肺炎のため死去した。81歳。
4年前、早霧せいなトップお披露目公演として、小柳先生演出『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』が宝塚で上演されました。
確か初日に、モンキー・パンチさんがいらしてくれて、とっても楽しかったとおっしゃっていたのが印象的でした。
※チギのインタビューが掲載されておりましたので、追記。
モンキー・パンチって言うくらいだから、イタリア人かな?とか思ってたら、日本人の作品だったという(笑)。
子供の頃からいつもテレビでルパンを見てました。かっこよく、オープニングの曲とか、エンディングテーマとか、ジャズっぽくてカッコいいなー、大人のアニメでした。
峰不二子に憧れ、あんなふうに生きてみたいって、生意気に子供の頃思ってたりしました。
それからウン十年。何故宝塚でルパン???って思ったけど、チギだから完成された、とっても楽しいミュージカルになりましたね。しかもマリーアントワネットと、カリオストロ伯爵と、色々宝塚チックに味付けされて、なるほどね~という具合。
銭形警部には、同期の夢乃聖夏が最高!!に受けました。
ともみんだったから、銭形のとっつあんが成り立った。銭形警部だけではありません。次元の咲ちゃん、五右衛門の翔ちゃん、不二子のせしこ。役者がどれもこれもアニメのイメージぴったりで。役者は揃った!って感じでした。
モンキー・パンチさんが、エンデイングのルパンのテーマの使用を認めてくださったことが、このミュージカルの成功の秘訣だったと思います。最後の最後に、
ルパン THE 3rd 🎵
って聞こえてきたときは、めちゃくちゃ感動して、盛り上がりまして、自然と手拍子で劇場が一つになりましたよね!
チギのルパンジャンプもそのまんま。
懐かしいなー。あー、またルパンみたいな。
モンキーパンチさん、安らかに。
ルパン再演、しかも「早霧せいな主演」で、考えてみませんか?東宝さん。
「るろうに剣心」のように。絶対いけると思います。今のうちなら・・・。