月組 美弥るりか 語り2 なかなか終われない思い出(涙)
ふー、やっと、たまちゃぴ月組時代のお話にたどり着きました(語りすぎ)。
お披露目がトミーチューン演出『グランドホテル』と聞いて、私は
絶叫~!天にも昇る嬉しさ😆
でした。粋な事やるじゃ~ん!劇団さんっ!
版権問題で映像化されていない、しかもみやちゃんが大好きな、涼風真世 かなめのサヨナラ公演でもあるグランドホテルを、月組で、みやちゃんで再演してくれるなんて。
これなら、みやちゃん2番手でも、文句言わないわっ!って事にした。
私がみやちゃんみたいな気持ちになっちゃって、思わず泣きました。オットーをみやちゃんが演じるのよ!あの憧れた、あの大好きなオットーを!
は~。これだから宝塚って素晴らしいのです。
子供の頃に夢見た舞台を、夢見た役を、自分で演じちゃうサブストーリーが生まれる場所。
個人的には、映像で見たい!と思っていたグランドホテル。CDをオークションでゲットして、しばらくずーっとリピートしていた。音楽が素晴らしくて、演者も素晴らしくて。
宝塚ではないような暗いドイツのお話。オットーは病気で死にそうな労働者。かなめが演じた事もかなり話題で、こんなおじいさん役で退団だなんて!ってファンは怒ったらしいですが、写真で見る限り、CDで聞く限り、これはおじいさんではなく、もはや「妖精」です。妖精のようなオットーが可愛くて、泣けてきて。まるでチャップリンの悲劇・喜劇のような。
そして、
みやちゃん、歌大丈夫だろうか・・・
ってよぎりました。あの高音。かなめしか歌えない歌かも。。。
そんな不安を胸に、私は東京宝塚劇場の、しかも自分でもびっくり!最前列で観劇することになるのです。
チケットの神様って、いるんだな~
あの曲が始まった瞬間、胸は高まります。オットーはすぐには登場しません。
主要メンバーが一人ひとり、回転ドアを通って、皆何か問題を抱えながらグランドホテルのロビーに集まります。
たまきちは男爵。久世星佳 のんちゃんが絶品だった!と、伝説の男爵でお披露目です。これまた憎い演出です。
羽根知里の可愛らしいグルーシンスカヤは、ちゃぴです。年増のバレエダンサー。これまた面白い配役です。
オットーと一番絡むのは、フラムシェン。タイピストの女性は役替りで、みやちゃんの運命の女性2人、早乙女わかば&海乃美月が演じる事になるのです。
オットーが死にそうな顔をして、回転扉に出てきた瞬間、会場は拍手喝采!
おお、これがオットー・クリンゲラインか!と、涙で目の前が眩むほど感動しました。
難しい高音パートは、みやちゃんらしいアレンジに変えて、あの内股に座る姿はまさに
みやちゃんのオットー でした。
色々な名場面が沢山あるのですが、私は最後の最後に
「クリンゲラインにお車を!」
この台詞が聞けて、もはや思い残す事は無い、というくらい満足しました。
組子のコーラスや演技も素晴らしく、グランドホテルを最後まで通して見れたことに感謝しました。
長くなりましたが・・・みやちゃんオットーから、2番手みやちゃんの快進撃が本当の意味で始まったと思います。トップスターを目指せる、なるのかも、超楽しみだ!と。
続いて、別箱『瑠璃色の刻(とき)』単独東上初主演となり、これでトップスターへの切符を掴んだ!と思いました。
内容はどうであれ、海ちゃん、そして雪組から組替えの月城かなと れいこと3人で新しい月組を予想するような舞台がみれるんだと、ワクワクしました。
さすが上級生の東上という事で、芝居にも安定感があり、大人の組だなと思いました。この公演で印象的だったのは、
白雪さち花姉さんのマリーアントワネット🎵
本当に美声に涙が溢れました。実力派の起用がまたとても嬉しい、月組です。みやちゃんともずっと一緒に出ている、仲が良い印象があります。
みやちゃんの人気はうなぎ登り。お茶会の人数が物凄いことになっていると、聞いたことがありました。在籍期間も長いので、沢山のファンを惹きつけてきた結果ですよね。
たまちゃぴ2作目は、月組全員芝居の『ALL FOR ONE』。一本物の三銃士を題材にしたオリジナルミュージカル。
小池修一郎先生の演出に、みやちゃんは本当に縁があって、小池さんあるあるですが、お芝居が終わってショーが始まる一番最初のソロ銀橋渡りは、2番手。その銀橋渡りを、みやちゃんは何回やってきたのかな?いつも役とは全く違う別人のような「美弥るりか」に変身して登場されるので、まさか同じ人だとは思えないくらいの、キラキラの姿が大好きでした。
たまちゃぴ3作目は、これまた伝説の・・・
『カンパニー』&『BADDY😎』
バッディーって聞くと、興奮する😍。ヤバイやばい。
上田久美子先生が初めて手がけたショー作品。組子皆の当て書きのようなオリジナルショー。
ここでみやちゃんの個性は、爆発します!
性別を超えた、美弥るりかというキャラクターがショーで発散されたような気がします。
男性のような女性のような、その両方のような、1つでは収まらないみやちゃんの個性。まさに少女マンガの世界です。
トップスターではない、2番手ではあるけど、それ以上でもある、たまきちの相手役?みやちゃんのキャリアもあいまって、なんともいえない魅力が爆発した瞬間ではなかったかなと、思います。
My スィートハート😍 です。
ブログを書きながら、こんなに思い出深いジェンヌは、そうそういないような気がして来ました・・・。後にも先にも😥。
2回じゃ収まらない、記事3回目に続けたいと思います🍵。
明日アップかな。