これはもう『オーシャンズ11』マジック!!感想1
ひと月に2回も遠征したのは、生れて初めてだ。
いや~、これはもう
オーシャンズ11マジック♠ですよ。
持っていますね、この演目は。
思い起こせば、星組レオンの当て書きのようだったこの作品。ねねちゃんが、アメコメ映画のヒロインみたいで。
イレブンがそろうほど、男役が充実していて、この作品を最後に、夢乃聖夏、美弥るりかが他組に異動、ベネディクトを演じる人はトップになるというジンクスも生まれ、ここで紅ゆずるが星を継ぐのかと決定的になった公演だった。
再演は花組蘭蘭コンビ。大人の雰囲気とダンスは申し分ない二人。
みっちゃんが専科から参加。宙組の2,3番手同士、組を盛り上げるために頑張った戦友同士。
みっちゃんはこのときには星トップスターが決まっていたのだと思います。
元宙組のみーちゃん参加、今は専科のみつる。あきら、ぴーちゃん、レイマイ。
そしてここでも、ダイモンがベネディクト役で殻をぶっ壊して、めでたく雪組へ2番手としての切符を確実にしたと思います。
そして再再演は、巡り巡って、宙の下で、まかぜーとキキちゃんが出会って、ダニーとラスティーを演じることになるとは。
らんとむが、オーシャンズ11の公演中に退団を決意したと言ってました。
もう演じている側が充実しまくっていて、このまま終わりたくない、いや、このまま終わってもいいって思えるほどのマジックを持っている演目なんだなーと感じました。
きっとオーシャンズ11を演じる時は何かが起きる。何かのきっかけになる。そういう演目になっている。
宙組バージョンは、あっきー、りく、せーこが退団。
そしてベネディクトは、桜木みなと ずんちゃん。
ずんちゃんがきっとこのまま悲願の宙組生え抜きトップスターへの階段を上ってくれるのだと思います。
観ている側が楽しいのはもちろん、
演じている組子も何かミッションを成し遂げ、達成感を感じるような、マジックにかかってしまう演目ではないでしょうか。
おまけに今回は初舞台のラインダンスもある!
ラインダンスはなかなか超絶技巧な感じでしたよ。ラスベガスのショーのような気分で。客席と一体となって感極まりました。
やっと、3作目にして、まかまどの宙組がこれだ!って、見せてくれたような気がします。
まどかちゃんが大人になって、やっとまかぜーの女として舞台に立っている気がしましたし、フィナーレでは、ききちゃん率いる男役が、もーーーー、キラキラで。すみからすみまで、すんばらしい。個性的なメンバーがいい!!
宙組20周年を過ぎ、本気で組子を育成するぞ、5組目とは言わせないぞと、そんな気がいを感じました。上級生から下級生まで、それ相応のポジションにメンツがそろっていて、ダイナミックで声も大きく安定して、ああ、私だったら今の宙組に配属されたい😋。
客席には、きっと同期の勇姿を見に来ている星組の生徒さんをお見かけしました。
それにも感無量で😢
はぁー、胸がいっぱいで。他に何もいらないって感じになりました。
感想はまた後日にー🖐