『エリザベート』2019 感想3 実力派キャスト 常時上演希望!
帝国劇場って、改めてロビーや二階をまわると、美しいなぁって思います。インペリアル・シアターですから。思わずパシャ。
実力派キャスト
ルドヴィカ/マダム・ヴォルフ:未来優希
シシィのお母さん役と、2幕目でマダムヴォルフのコレクショ~ン♪の、女亭主のような、迫力のある歌と色気で、見せ場がたくさん!!
雪組の同期 水夏希のエリザベートで、ゾフィーを演じたハマコさん。実力は折り紙付き。常に歌の人というイメージでしたが、お顔が美人で、品のあるおば様役はぴったりの方です。
マックス:原慎一郎
シシィのお父さんは、実はとってもお若い方だったような気がします。ステキ。
浮気性でダンディーで自由人なお父様。低音ボイスがいいですね~。
ギリシャの島で、死を読むシシィとのデュエット。このシーンもとても印象的でよかったと思います!
リヒテンシュタイン:秋園美緒
美しい、本当にお美しいリヒテンシュタインでした。やっぱり、秋園さんだった!健在です。
ヴィンデッシュ:真瀬はるか
色々な役で登場されていますが、一番は2幕目のヴィンデッシュ。精神病患者のエリザベートですね。宝塚版でもこのシーンは必ず私は涙してしまうシーンです。
東宝版はもっと病的な描写がすごくて、激しい。真瀬はるかさんは、体当たりで演じていた。これまた涙を誘う名シーンでした。
ヘレネ:彩花まり
しいちゃん!宙組の95期歌姫!外部ミュージカルで出会えると嬉しいですね。
ちゃぴと同期だし、姉妹役で出演していることが微笑ましい。お見合いの時のヘンな髪型、花飾り。笑いを誘うヘレネでした。
フランス語教師:七瀬りりこ
色っぽい!!パパみたいになりたいーの冒頭シーンで、パパの浮気相手のフランス語教師も出演してます。パパとの逢瀬の最中だった?っていう、結構エロいお役でした。
マデレーネ:美麗
いやー、美しい!ちょっと驚くぐらいのナイスバディー!!
東宝版なので際どすぎるマデレーネ。でも、一見の価値ありでございます。
こうやって見ると、宝塚OGはすべてエトワール経験者ですか?みたいな、ミュージカルにぴったりな方々ばかり。見た目も美しい。どんな王宮の舞踏会シーンでも、パリの民衆シーンでも、なんでもござれ!って感じではないでしょうか。本当に頼もしいし、舞台上で見つけたときは、あっ!って声上げちゃいます。
エリザベート常時上演希望
本当にこの1週間、このブログはエリザベート祭りでした。
どれだけファンが多いことか
再認識させられました。
エリザベートは東宝と宝塚で、ほぼ毎年どこかで演じられても良いのではないでしょうか。劇団四季のキャッツやライオンキングみたいに。
エリザベートを演じられる役者は、宝塚からどんどん創出されているわけですし、男性キャストにとっては、ミュージカル登竜門としてジャニーズの方も参加できる。
エリザベート作品が色々な人の心をひきつけている。老若男女問わず、エリザベートの曲を聴くとことで、ミュージカルにハマるきっかけ作りにもなってます。
これは、文句なく、素晴らしい。
前は、えー、またエリザベート??なんて思ったこともあったけど、新演出という手を使えば、何度でも何度でも楽しめる。噛めば噛むほど味わいが~。
版権問題はあるでしょうか、小池先生、何卒よろしくお願いいたします。
これで、私のエリザベート祭りもいったん休憩したいと思います。
またもう一度観劇できる日を夢見て・・・。