真風涼帆 神は細部に宿る『オーシャンズ11』感想5 メチャ進化してる、鳥肌モノ
宝塚はこの1週間、ビッグニュース続きで、若干追いついてない私。。。
世の中は結構大変な不況と、冷夏と、トラブル等でバタついてるけど、宝塚はまるで異次元の夢の世界のようである。ミラクルだな、まさに。
東京のオーシャンズ11、心も新たに行ってまいりましたよっ!
めちゃくちゃ進化してるじゃないですか~鳥肌が立つくらい。
宙組一丸となって最高のオーシャンズになっていると実感しました。
なんだろう、圧が、パワーが、一人一人の個性がみなぎって、
どう、オレを見ろ!私を見て!
って全身から発しているような感じ。
ムラとは変わった東京の気づき
もう、完全にオーシャンズ11オタクになりつつあるので、言ってることが細かすぎるきらいがありますが、演者の一つ一つの演技の細かいところまで、ものすごくこだわっていることが分かる。
真風涼帆ダニー
ダニーの目線、手の使い方、振り返り方、テスをそばに寄せる角度、キスの仕方。
フィナーレの目線。2階に沢山目線を送ってくれて、オペラ越に何度も目があった気がする。
そしてなんといってもスーツの着こなし。ミリ単位の裾や袖の長さだと思う。開襟の具合もギリギリのところ💗。
ゆりかさんのきめ細やかな気遣い、演出の気配りが、組子をもうワンランク上に押し上げている気がする。
演者だけじゃなくて、オーケストラの音、セリフや歌の音量、テンポ感。これ、すべて細かくチェックして常にチューニングしてるよね??きっと。
トップスターであり、オーケストラマスターのようなゆりかさんの、こだわりではないだろうか。
神は細部に宿る。
ゆりかさんだからこそのこだわり。私は今回、この言葉が頭に浮かびました。
まさに、リーダーの風格。ダニーを演じるべくして生まれたトップスター。恐れ入った!です。
芹香斗亜ラスティー
ラスティーの、セリフの抑揚の強弱。
お笑い担当でもあるので、ムラよりオーバーに、高い声を巧みに使い笑わせてくれるところ。北翔海莉 みっちゃんを思い出させる演出が、今回はイイと思う。
ここはみっちゃん先輩の良いところをどんどん盗んじゃおう!
ジョンソン先生は、初めて見た黒いアフロヘア&サングラス。そして青いタンバリン。
おじいちゃんじゃないんだ~(爆笑)
とにかくキキちゃんが、楽しそうに舞台中を駆け巡っている姿を見るのが、私は心底嬉しい。それでいいのだ、あなたは。おおらかな存在が組を一つにするのだと思う。
桜木みなとベネディクト
ずんちゃんっ!登場シーンから200%の目力。
あなたは確実に変ったわ。やばい位の男になってしまった。(遠い目)
テスが最後にベネディクトの本性を見破った時、本気に怯えていた位だった。
立場が人を変える。
本当に素直な心の持ち主だと思う。適度なライバルが同期にはいる、その境遇を自覚しながらも、今5組の中で、一番良い組だと思う宙組で、着実に育っている。
こうやって記事を書いていながら、ついつい涙が溢れそうになる位。あとはまっすぐ進むだけ。行けー!ずんちゃん。
星風まどかテス
ここはちょっと苦言を言っておこう。なぜなら彼女はまだまだ遠慮があると思うから。
ただ、娘役とは3歩下がってトップさんを慕う立場だし、謙虚さが大事でもあるので、十分まどかちゃんは役割を果たしている。
きっと、自分の演技だけでなく、作品を作るトップの立場として周りを見る余裕もできたのかなと思う。
ゆりかさんがそういうタイプのトップさんだから、同じように彼女もその姿を吸収しているのではないかなと。
そこがまた美しくもあり、かわいらしい。
フィナーレのデュエット。本当に、まどかちゃんは、ゆりかさんをお慕いしているし、ゆりかさんの行動をとても感じている。シンクロしているようだ。
次の舞台では、女優 星風まどか となって、もう一つ殻を破ってみたらどうかな。
お楽しみは後に取っておこうか、じっくり自分の感で掴んで、ずんちゃんのように、いつか豹変して欲しい。
お芝居でもショーでもいい。恵まれた才能、スタイルをいかして欲しいな。
え、これってまだ続けてもいいかな。。。一旦ここで終わります。
オーシャンズ11DVD発売
発売になったかな~細かい所を存分に再生して何度でも見れる☺️
ジャケットが、最高に良い!
イレブンみんなの顔が見れて、このジャケットでポスター作ってほいし!!
久々に、DVD買おうかと思ってる。ポチ。
宙組宝塚大劇場公演 ミュージカル 『オーシャンズ11』(Blu-ray Disc)