瀬戸かずや『マスカレード・ホテル』これは難易度高いミステリー作品だぞ 感想1
花組『マスカレード・ホテル』を観に、日本青年館に行って参りました!
東野圭吾さん原作で、ミステリーのからくりが詳細に練られていて、メッセージ性もとても強い。これをミュージカル化するって、かなり大変。感想を一言でいうと、
最近の宝塚の舞台では、最高難度じゃないかしら🤔。
花組のメンバー、そして瀬戸かずやが、よくこれを演じ切りましたね。とにかく膨大なセリフ、セリフ、セリフ。谷先生は、あえて映像とか小細工を一切使わず、すべて説明セリフで押し切った。それがとにかく大変なことだったと思います。
物語の進行に客席が置いてけぼりにならないよう、緩急付けて聞きやすく、笑いや涙も取り入れながら、あきらも最後のご挨拶で言っていたように、相当な集中力で舞台を作っていかないと、一歩間違ったらポカーン😶ってなっちゃいますから。
ふー。見ている側もかなり集中力を使った、心地よい疲労感。
ラストの事件解決の場面は、あらすじを知っているにも関わらず、かなり自分の中で盛り上がりました。緊迫感がありミステリーって面白い!と感じました。
いや、もっと色々言いたいことはあるんですよ。
最後のショーが贅沢だったな~とか、あきらがやんちゃな男子でカッコいいとか、ゆうちゃんさんのお言葉が深いとか、ひらめちゃんに泣かされたり、音ちゃんがかなりヤバい!とか、見所満載ですが、
舞台とは生ものであるってことを、久しぶりに感じた『マスカレード・ホテル』でした。
後日キャストの感想や、この作品から学んだメッセージについて書きたいと思います🙋。
マスカレード組は、お芝居のコンビネーションが決め手。練習の賜物ではないでしょうか。