珠城りょうが上田久美子と再度タッグを組んでサヨナラ『桜嵐記』『Dream Chaser』
ちょっと精神的に受け止められなくて、記事を書く気力がようやく…。
珠城りょうサヨナラ公演は、名作『月雲の皇子』でタッグを組んだこの二人で、有終の美を飾れることに、とてもうれしく思います。
2020年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】<2020年11月~2021年2月>
月組公演
■主演 珠城 りょう、美園 さくら◆宝塚大劇場:2020年11月13日(金)~12月14日(月)
◆東京宝塚劇場:2021年1月~2月(予定)ロマン・トラジック
『桜嵐記(おうらんき)』
作・演出/上田 久美子スーパー・ファンタジー
『Dream Chaser』
作・演出/中村 暁
上田久美子先生のデビュー作であり、珠城りょうの初バウ主演作品でもあった『月雲の皇子』。このタイトルの意味するものは…と思いながら観劇したのを覚えています。
若いながらもしっかりとした舞台姿で、このころの月組は(今もそうですけど)、実力派がたくさんいて、でも若くて。この作品がとっても良かった。その時の良い印象がやっぱり脳裏に焼き付きます。
鳳月杏も月組に戻ってきましたから!これは奇跡です。
たまきちも上田先生との信頼関係で、最後だからって妥協はないだろうし、名作を作ってくれると確信しています。
2番手の月城かなとは和物の雪組出身。上田久美子先生の大劇場デビュー作・元雪組トップスター 早霧せいな『星逢一夜』の新人公演主演を務めた経験の持ち主。これまた…思い出すだけで泣ける作品😭。
ふと、元雪組トップスター 平みちのサヨナラ公演、柴田先生の『たまゆらの記』を思い出しました。
たまゆらとまれ、春の風。
桜が散るラスト。桜の嵐。
そういえば、たまきちは、もさくさんの面影があるんです、私個人的に。
あらすじはまだ全然頭に入ってこないんだけど・・・、南北朝、日本物。武将の役ですね。了解!きっとセットなども美しいんだろうな~日本画のように。
ショーは、中村先生。オーソドックスなサヨナラ仕様のショーとなるでしょう。組子の見せ場もあるだろうし凄く良いと思います。
最近まで御園座『赤と黒』で演出されていた中村暁先生。
月組のショーでは、たまきち主演で全国ツアーでも公演した『CRYSTAL TAKARAZUKA』、きりやんの『Dance Romanesque』も中村先生でしたよね。下級生ながらトップスター霧矢大夢の後ろに映り込んでいるたまきちを見つけるのがツボで。
これまた、元雪組トップスター 音月桂のサヨナラ公演ショー『GOLD SPARK!』が中村先生の作品だったな。劇場が一体となり、心が浄化された物凄い体験をしたのを覚えています。
2021年の予定が未定ではあるけど、ラストデーは2月14日のバレンタインデーなんですって。
ステキ、きっと忘れられない日となりそうです。