「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」大空ゆうひ出演 久しぶりの赤坂の夜




赤坂REDシアター。赤坂見附駅に降りたのは1年以上ぶりだと思う。っていうか、赤坂の夜なんて、とんとご無沙汰。

なんだか空気が綺麗になった気がする。人はまばらで、飲食店の明かりはついているものの、お客さんは…。たまに黒塗りの政府要人の国産車が横付けされている料亭を見かけ、政局はどんな感じですかね?って覗き込んだり。

最近、大空ゆうひさんの作品に月1ペースで行ってる気がする。前回は朗読劇だった「お七」。日舞と声優さん、和楽器のコラボレーションだった。人生、一世一代の恋・お七。うっすら内容知ってたけど、こんなに情熱的なお話だったのかっ!と、声だけで情景が思い浮かぶ経験でした。

そして今回のお芝居「楽屋」。舞台と客席の距離が心地よい。あちらの楽屋を、こっちが盗み見ているような状況での進行でした。ナタリーさんより。

4人の女。チェーホフの芝居「かもめ」を演じる40代の女優C。実はその役をやるはずだった若い女優D。そして毎日楽屋の常連である元女優AとB、なんだけどほぼプロンプターばかりの2人。

女優達が楽屋であーだのこーだの、まあ足の引っ張り合いとか、私の方が台詞覚えているよとか、本当に鏡に向かってメークをしながら話が進みます。時代としては、戦後10年位経った頃なのかなあ。

芝居の再現をする保坂知寿さんがカッコよかったなあ~。女優の帽子をお尻に敷いて悪さするゆうひさんとか。
女優とは、どんな場所でも、どんな状況でも、パッと役に入り、声だけで空気が変わり情景が目に浮かぶ…。ああ、まるで落語、いや講談みたいに迫力があって、まさに芸だなーと思いました(当たり前ですね笑)。

気が付くと、女優C以外、皆白い服を着ている。顔もなんか薄い。

あ・・・、これ幽霊なんだ。

常連さんは、成仏しない女優の亡霊達だった、のかー。

不思議な感覚のするお話でした。芝居をやっている、またはやっていた方には、有名なセリフとか、女優の心境などがオーバーラップする作品なんだろうなー。芝居に向き合い打ち込んでいた時の魂は、時空を超えて存在しているかもしれません。

この作品を初めて知りました。とても有名で、様々な方が再演されているんですね🤔。

帰る途中、ネオンがやけに光る静かな赤坂の街。この光景もセットで、なんだか不思議な時空に迷い込んだような感覚になって家路へ…。

23日(土)18時の回にライブ配信が行われるそうです!

unrato #7「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~
2021年10月16日(土)~24日(日)
赤坂RED/THEATER
上演時間:80分

作:清水邦夫
演出:大河内直子
出演:保坂知寿、大空ゆうひ、笠松はる、磯田美絵

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