宙組『オーシャンズ11』感想2 主なキャスト 存在そのものがダニーオーシャン

2019年4月22日

オーシャンズ11メンバー

ダニー・オーシャン：真風 涼帆

姿も懐も、大きな男役だなーと感じました。ダニーそのものです。

存在がダニーでした。

ちょっとした目線とか微笑み方、手の使い方、全部計算されている感じで。
ちょーカッコいい、チョイ悪男。惚れちゃうよね～たとえ詐欺師でも（笑）。

っていうか、詐欺師にしておくのは勿体無いよ。このマネージメント能力、半端じゃないって。
昔ならば、鼠小僧みたいに悪から金を巻き上げてヒーローだろうなー。

銀橋のソロの伸びも豊かで、朗々と聞かせてもらいました。いいよね。

そして特筆すべきは、2幕目最初の「蛇」のダンスシーン。
まかぜーの得意分野、ですよね。セクシーで悪い男のダンス！「ロミジュリ」の死のダンスのような。
あれだけでショーの1場面が作れそう。

ここへきて、大人の余裕みたいなものが感じられるゆりかさん。満を持しての、ダニーでしたね。

ソールの演技指導、垂直にお願いしますと頭下げる所がツボ。マジで笑えます。

あれ毎回毎回、大変だろうなぁ。。。東京千秋楽まで、頑張ってください（笑)。

ラスティー・ライアン：芹香 斗亜

「相変わらずいいもん着てるな～」

ほんとうに、お召し物がステキです。サングラス姿もステキ。

そして

ジョンソン先生も、ステキ👴！！

アドリブ系は、北翔海莉仕込みと言う感じでしょうか！
なんだか懐かしくもあり、久しぶりにジョンソン先生が見れて、嬉しかった～。みっちゃんはいつも尺が長すぎて、かなり周りの出演者が焦ったらしいですが（ダイモンが特に？）。

今回新たに銀橋でソロを歌ったり、まかぜーと2人の曲が追加されていましたね。

だって、キキはオーシャンズ11の申し子、ですから。

縦横無尽に舞台上を駆け回っている、楽しんでいるように見えました。
嬉しいです、こちらとしても。

ソール・ブルーム：寿 つかさ

ソール！デパガの婆さんと、よろしくやってるかい。

良かったですよ。ロシアの来賓の演技も、オーバーアクションで、ばっちり！
ソールがスッシーさんだから、宙組の魂が入ってて、良かったと思ってます。

フランク・カットン：澄輝 さやと

比較的オペラは、あっきーにロックオンでしたが、でも、オーシャンズでそれは無理・・・。他にも見たいところ一杯あるから。

思いっきり顔をくしゃっとして、笑ったり怒ったり、表情が豊かなフランクでした。
最後、賭博違法で捕まっていくところが、ツボでした。

他にもいろいろなところでチラホラ出演しているので、あっきーを探せ！って感じで、皆様お楽しみに。

ルーベン・ティシュコフ：凛城 きら

最近ではこういう老け役といえば、りんきら。鉄板ですね。似合うんだ、これが。
なんでだろう、素はとても綺麗なのに。お芝居上手だから、舞台がしまるのでしょうね。

幕開き登場で、弁護士役としても登場します。92期、まかぜーと同期。なんか胸アツですね。

バシャー・ター：蒼羽 りく

花組では、元宙組の春風ミサトさんが演じたバシャー。
手品やったり、変装したり、結構大変なんですよね。忙しそう。。

せーこさんとの絡みも多く、退団者2人が揃うと、涙が。

オープニングのオーシャンズメンバーのダンスでは、あっきーとシンメトリーで踊っていた。ううう。ありがとう・・・。

愛ちゃんがいない宙組で、ちょっと寂しいかなて思ったりしたけど、そんな事無いよね。りくの笑顔が大好きです。

ライナス・コールドウェル：和希 そら

イエン：秋音 光

リビングストン・デル：瑠風 輝

ひたすら可愛い。演技がオーバーアクションでいい！
手足が長い、あの髪の毛と眼鏡。最高に可愛い。

なんでも演じられるのねっ！

バージル・モロイ：優希 しおん
ターク・モロイ：鷹翔 千空

宙組の将来のスターですよ！

とくに、こってぃがめちゃくちゃ楽しそうに演じているのが好印象。
いつも端っこにいるから、僕も見てよーみたいな感じで、カメラもってイレブンにかぶってくるのが、可愛い。

愛されキャラが沢山でてくるオーシャンズ。仕掛けがたくさんあって、変装も沢山！

どこかに誰かが隠れているみたいで、眼を皿のようにして舞台をチェックしてください！

このイレブン、最強ですっ！！
仲がよさそうで、それで締めるところは、ゆりかさんがビシッと締めてくれそう。

続きは、ホテルパラディソメンバーです。

これはもう『オーシャンズ11』マジック！！感想1