ショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』感想 思った以上にミ・アモーレ♥宝塚的イタリアの歩き方

2022年11月5日




イタリア、行きたいぃ~😆って叫びたい‼

カプリチョーザ、気ままに、お気に召すままに。テンション上がるカラフルな電飾に心躍る幕開き前。

まさかの照明がついたら、銀橋にずらっと並んだ真っ赤なスーツの男役、ドレスの娘役達が😍。レイバン風サングラスしちゃってる男役達😎(フォー!)伊達男&イタリア美女勢揃いっ!から始まります。

カプリチョーザ♪カプリチョーザ、イェイ✊!

このサングラスが、今宝塚の中で一番、一番似合うであろう、宙組トップ真風涼帆が、白いスーツ&ハットでドドーン登場します。イタリア伊達男・カプリチョーザ様。

オープニング後の幕前に、男役がずらーーーっと銀橋に並んで、何やら男役の色気・マシマシの客釣り合戦がぁぁ😆😆😍。私の目の前直線距離上には、101期コンビがオラオラ客釣りしてました。(真名瀬君と雪輝れんや)

ずんずん、キキ迫る、ゆりかごに縛り付ける?…😊。もうしょっぱなから、大介先生の恥ずかしいお名前連呼シリーズで掴みはOK👍。(「ウイスキーはお好きでしょ」からの…)

さあ、イタリア各都市を巡る、「宝塚的イタリアの歩き方」ショーが始まります。

観に来る前に、イタリアってどんな曲なのかなーと思っていて。つい最近航海を終えた『オデッセイ』号もイタリアに滞在していたなと。Ciao!って沢山のイタリアンポップスが登場していたから、心の中で被っちゃったりしないかしら…と思ったりしていた😅。

が、オデッセイとは違う、今まで観劇してきた、宝塚で使われていたイタリアの曲や、オペラや映画のシーンのイメージ等、全く被らない構成でした。流石だなー。

ナポリは恋の町

「ナポリを見てから死ね」と言われる程、絶景広がる美しい海辺の町。
恋人達の踊り。芹香斗亜&潤花の場面ですね。なかなか新鮮です。
イタリアでも南の方の町なので、ちょっとラテンの血が騒ぐ感じの、情熱的な男女の恋が描かれているかなーと。元気いっぱいの場面です。

オペラ泥棒だった1人。この公演で退団のわんちゃん・希峰かなたが楽し過ぎる😆!オラオラ娘役さんとのイタリア伊達男としてのセッションが素晴らしい。

水の都ヴェネチア

水路で巡らされているヴェネチア。ゴンドリエーリ(瑠風輝)が歌いながら船を漕いでくれます。本島は車で通れないんですよね。

水の精達と、大きなつばの帽子を被った淑女がゴンドラに佇む、桜木みなと。お帽子がお似合い、きゃっ😊可愛い!って思いました。「エリーゼのために♬」

最後はカプリチョーザ様と一緒に…。この場面、スモークが幻想的で、有名な「ベニスに死す」で流れる、あのマーラーの名曲が流れるんですよ。

素敵~余韻がたまりませぬ。この場面、最高です👍。
ようやく、女役・桜木みなとは、真風涼帆をGET!された模様です。

 

花の都フィレンツェ

フィオレンティーナ(花の都)。ルネサンスの中心地。芸術の花咲く、イタリア観光で一番好きな素敵な街です。

ルネッサンス時代に活躍した画家さん達が、女神の様な美女を連れて銀橋渡り。こってぃはペペロンチーノ、しどりゅーはカルボナーラ、るいまきせはボロネ~~ゼ ミケランジェロ!(パスタやんかいっ🍝) ♬
カプリチョーザ”だからね、私はトマトニンニクパスタがシンプルに好きです。学生時代に通ってました~😋。

ここが中詰めとなっていまして、お花柄🌼💐の衣装が、ボッティチェリの絵みたいで、宙組としては珍しくカワイイ😊。主題歌と共にラテンチックに踊ります。「24000のキッス♬」3組のデュエットダンスが盛り上がる!ずん、ゆりか、キキで、娘が水音志保、潤花、天彩峰里の3人ですっ!歌手の若翔りっつ&朝木陽彩の歌声が、セクシーで良かったよ~。

かなり、かな~り熱い男役ナンバーとなっています。

ロケットダンスのセンターは、ハイローでアクロバットを披露してくれた、優希しおん!カワイイ~。お得意のジャンプ力とピルエットで、黄色い羽姿でクルクル回ります。このロケットも見どころじゃないかな~。もっとじっくり見てみたい。

ミラノ スカラ座 

劇中劇が繰り広げられています。ずん&春乃さくら、この2人がオペラに挑戦。
ああ、大介先生、私もこの歌大好きですっ!「はばたけ黄金の翼よ」初演フィナーレが大・大大好きで。そこでも印象的にこの「カタリ・カタリ♬」が歌われていたのですが、さくらちゃんのカタリ♬が最高で、私は泣きそうになりました😭。記憶がよみがえる。

オペラを観ているトリデンテの3角関係。はい、これも宝塚・伝統の構図ですねっ😊「椿姫」。心奪われ、阻まれ、ゆりかさんと潤花ちゃんは、一体どうなるの??という感じです。最後は観てのお楽しみ。

そして旅は終わり アリデベルチ・ローマ♬

薄紫のトレンチコートを着て、カプリチョーザ様はローマに別れを告げます。

ゆりかさんが2023年に退団を発表後に観劇した、東京でのカプリチョーザのこの場面。ああ、同期まっぷー副組長がコート&ハットを手渡しし、歌うのはスッシー組長。そういう事なのよね😭。
退団者の場面にもなっていて、サヨナラだなあと思って観ています。全員でコートを着て踊る清々しい場面でもあります。

その後の瑠風輝、紫藤りゅう、鷹翔千空、そして新人公演のこの2人、風色日向に、亜音有星。
宙組中堅、若手が残りリプライズ。きゃー、皆カッコいいわよー😍。拍手の数が多くなっている気がしました。

さあ、来ますよ。なんといっても、フィナーレで使われいるのが、『夢千鳥』でも効果的に使われた、今まさにリバイバル・ブームの昭和の歌姫、中森明菜の「ミ・アモーレ♬」。これがめちゃイイです👍👍カルナヴァル💃

アレンジがノリノリで、男役群舞でも、トップデュエットダンスでも、
思った以上にミ・アモーレ。カッコいい!

登場は、芹香斗亜。彼女のミ・アモーレから始まります!いい声だよね~。そしての天彩峰里がデュエットの歌手として登場する所も、いい演出ね。

デュエットダンスがねえ~、ずっと、ずっと2人は手を握っている(気がする)んです😍。凄くイイ!2人の笑顔、関係性、呼吸、バランス。

今回ショーのMPV賞は、この
ミ・アモーレの一連のフィナーレナンバーとさせて頂きますっ🙋!

シンプルなんだけど、凄く情感溢れるというか、詰まっているというか、そぎ落とされているというか、なんか矛盾してるけど(笑)、見れば見るほど、スルメっぽいいいフィナーレナンバーなんだーだと思ったよ!

最近、小さい頃家族で見ていたテレビの歌番組の動画に、没頭していしまう自分がいる。ああ、良かったよな~って懐かしく今も新鮮に良いと思う歌が多い。宝塚のショーやフィナーレで最近よく使われているので、リバイバル・マイブームになってます。流行が一周回ってきているのかなー。カムバック、昭和!の気分です。

シックな黒とエンジのお衣装のフィナーレナンバー。懐かしくいいムードの雰囲気となっています。

大人の・余裕って感じです。

エトワールは留依蒔世。いや~、あんなに熱唱!しているエトワールってなかなか無いと思う🙆。最後の最後のお楽しみが待っているって感じですよ。

ゆりかさんの大羽はイタリアカラーで、シンプルに真っ赤な組子の衣装も大人の余裕っぽさを感じます。

そんな感じで、あっという間のイタリア旅行。宝塚らしいイタリアの都巡り。

気ままに、気取らずに、楽しんじゃいましょう~😎!

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