月組公演 『ON THE TOWN(オンザタウン)』感想1 娘役編

2019年4月20日




ブロードウェイ・ミュージカル
『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』@東京フォーラムC

2019年初観劇は、フォーラムのオン・ザ・タウンでした。お正月らしく、楽しく華やかなブロードウェイミュージカル。いいですね!まずは生オーケストラの演奏が、いい!ミュージカルはこうでなくっちゃ。明るくて、みんなで初笑い。そして新トップ娘役のお披露目公演。おめでとう感もあって、最近恒例の年始東京フォーラムの公演はワクワクします。

3人の水兵さんが24時間だけニューヨークに立ち寄れるという物語。
たまきち、ありちゃん、おだちん。この3人の並びがとても新鮮でした。

わ、若~い!フレッシュ~!それだけで成功間違えない、ですね。

それに比べて、相手役の女性陣が年上過ぎて(失礼)、配役が発表になった時は、

だ、大丈夫?って思ってました。。

しかぁ~し、全力でそんな昔の自分を否定。とおってもいい!ナイス・キャスティング。野口先生、グッジョブ!その3人の娘役さんについて語りたいと思います。

1.誰ですか、蓮つかさに、クレアをやらせようと思ったのは!

まずは、立ち姿が美しい!すらっとしてて本物のニューヨークの女性っぽい。
そして、美人!!れんこんって、元が美しいのですよね。
そしてそして、美声!!!高音もちゃんと出ていて、まさか吹き替え?って思うくらい。
おまけに、コメディーがうまい!!!!これは芝居が上手なんですよ、間合いがいい。一番笑えたのは、れんこんとまゆぽんのやり取りかな、今回は。

思い起こせば1年前。同じ東京フォーラムで、新生宙組のウェストサイドストーリーを観て、グッジョブだった和希そらのアニータ。そして2019年初めのグッジョブは、れんこんのクレアだな!

2.タクシードライバーのさちか姐さん

彼女の歌を聴いていると、別次元ですよね。とっても難しいナンバーをこなしてくれて、お笑いも、タクシーの運転も(笑)、彼女しかやれないでしょうね。納得の采配でございました。
歌やお芝居は当然のごとくパーフェクトで、今回気づいたのは、とってもおみ足が美しい
タカラジェンヌ、やっぱりすごいなー。チャーミングで憎めない女性でした。

3.地下鉄のクイーン、さくらちゃん

思ったよりも出番が少なかったかな?すれ違いが多かったので、もっともっと観ていたかったさくらちゃん。インパクト大であったのは、

三点倒立しながらの、発声練習(驚)

ちょっと違うけど、こんな感じ

凄くないですか?さすが、トップ娘役に就任しただけある逸材。その実力と勇気と、倒立後に普通に芝居に入るプロ根性。私は、さくらちゃんが大好きになりました😍(まじで)尊敬に値します。

それだけじゃないですよ。

ずいぶん、薄着だね(爆)

で、ですよね。腹筋見せてましたし。そんな格好(失礼)でも、普通に芝居を続けるプロ根性。
あー、なんて素晴らしいのだろう。私、彼女は最強の娘役ではないかと、思いましたです。

それだけじゃないですよ、もちろん。

2人のデュエット、ダンスシーン、最高

たまきちのシャツイチがまた拝めたし、確かにジーンケリーってそういうシャツ、よく着て踊ってますよね。それが似合うたまきちと、ガンガン向かっていくさくらちゃん。ブロードウェイの女優さんって当然ですがかなりセクシーな衣装で、衣装に着られてない、着こなしているさくらちゃんが、凄い。

きっと、公演を重ねていくごとに、絡みとかが熟成されていくんじゃないかと思いました。フォーラムの劇場は結構大きいので、場内を温めるのは大変だと思うんですよね。公演が2幕目に入って、どんどん観客の熱も上がってきたのではないかと思います。

また観たいな~、帰りはたまきちの言うように、「ニューヨーク、ニューヨーーク♪」って頭の中に流れてハミングしながら帰りました。

最後に、副組長の都姐さんを忘れてはいけません。声楽の先生役で、かなりトリッキーないで立ちで登場。お歌が本当に上手なんだな~。すーさんの影に隠れていたけど、都姐さんも本当に上手。さちか姐さんも別次元だし、月組娘役って、本当に実力揃いよねっ!(誇)

東京フォーラムのイノシシツリー、シュールでありました。

ぶひー

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