月組『アンナ・カレーニナ』ライブ・ビューイング感想 2

2019年3月12日




アンナカレーニナ、他の恋人たちも大変印象的でした。

キティ:きよら 羽龍 

なんとまあ、104期生の大・大・大抜擢!ですよ。まだ入団1年目で、初々しいおはねさん。観ているこちらが緊張しちゃいましたが、堂々とした綺麗な声とたたずまい。これは近いうちにトップ娘間違えなしの、抜擢なのですね。さすが月組。いい子をゲットしましたね。キティとしても、とっても良かったと思います。あとはお化粧かな、どんどん綺麗になると思う、研究してね。

コスチャ:夢奈 瑠音 

出演者の中で唯一「誠実」な男。こういう人と結婚することが幸せなのよ~って。るねちゃんの優しさがとってもにじみ出ていて、キティとお似合いでした。
るねちゃんって不思議な男役ですよね。グランドホテルの新人公演では、素敵な男爵を演じ、エリザベートでは黒天使のリーダーを演じ、そして今回は田舎者の紳士を演じて。すべてがお似合いなの。次は女役も行けそうだよね?

セルプホフスコイ:英 かおと 

この名前。。読みにくいよ、噛みそうで可哀そうに。
ラストパーティーでは、浮気相手の軍人さん。とっても目立つイケメン。お金持ちの要領のいい、みやるりの同級生の役。軍服がとってもお似合いでしたよ。
彼の最後のセリフは、結構心に残った。「僕には掴めなかった何かを、彼は掴んだ」と。みやるりの宝塚人生の何かと通じるものがあるセリフじゃないかと、若干不安になった…。

ベッツィ:美穂 圭子 

専科の美穂姐さん。お芝居がぐっと引き締まる重厚な存在。二人の仲を何度か取り持ってくれた、愛のキューピットのような大事な存在。もしスーさんがいたら、スーさんでもいいかもなぁって。思いました。

あとは、息子役の蘭世 惠翔 や、組長の光月るうさん&楓 ゆき ご夫婦など、とても印象的でした。お芝居の月組は、やっぱり層が厚いなと感じました。

でもね、厳しいことを言うと、演出にもっと一工夫あっても良かったんじゃないかな。ラストパーティーのように、もっとお洒落にドラマティックにやれるのではないかなと。植田景子先生で、ワークショップ形式で何度も上演されていますが、曲はそのまま生かしつつ演出を替えて、この先も他のメンバーで観てみたいです。

月城かなと・ヴィロンスキーバージョンがあってもいいよね?ちょっとれいこのキャラではないかしら。遊び人の役ができるかな?モノにできたら、ファンがますます増えちゃうね。悶絶~って😍。

 

ランキングに参加しています。
ぜひクリックお願いします。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村