『Music Revolution!』感想2 望海風斗&彩風咲奈のショーが確立してきている?かな
望海風斗ダイモンの歌声が素晴らしく高らかに、安定して響き渡る。
真彩希帆きいちゃんの緩急ついた、森の小鳥の声のようにささやき歌う。
その歌声の中で、彩風咲奈 咲ちゃん率いる雪組男役が涼しい顔して踊り狂い(笑)、
舞咲りん 姫や、沙月愛奈 あゆみ姉さん率いる雪組娘役が、スマートに可愛い顔して踊り狂う。
いいですね~、安定のピラミッド構成!
プロローグ!
あの黒い革ジャンスタイルって、雪組は結構定番ですよね。
思い起こせば『ダイナモ』の平みち もさくさんからか(昔過ぎます?)。
雪=モノトーン白黒、という事でしょうか。
ロックをジェンヌがやるのは大変だと、常々思っているのですが、今回はダイモンだから、いけちゃいますね!!
ストレス無く、ノリノリ、のれます。
男役スターがずらっと一列にならんで、せりあがり。あー、カッコイイ。立って並んでるだけなんですが。
あんまりオラオラじゃないところがスマートで。彩凪翔 翔ちゃんっ!細かい首の角度とか、計算ずくですか?
ロックだけど、動の中にも静あり。大人っぽさを感じるところが良かった。
あの、銀橋渡りの繋ぎのアイコンタクト、ソフトタッチ。あれ、新しいよね??
なんか新鮮で、ドキドキしちゃいました。
音楽はかなりオーソドックスなんだけど中毒性があって。プロローグだけでリピートできますね、私は。
そこからの、かちゃ&ひらめちゃんのLOVEレボリューション。
いいですね~。淡い恋を連想させるような、海辺の戯れのような。この流れ、好きです。
銀橋で黒髪でしゅっとした凪七瑠海 かちゃが、海辺を歩いている風。ちょっとクールダウンというシーンです。
朝月希和 ひらめちゃんって、何度も言うけど、舞羽美海 ミミの笑顔にそっくりで。既視感がある瞬間が、ああキムミミ~とか思い出しちゃったり。
雪組でたくさんのお役や重要なショーシーンを任されていたところの、花組異動。ちょっと寂しいものがある(涙)。
そして、ダイモンのガウチョパンツ。
この衣装は、星組の礼真琴、まこっちゃんも着てましたね、確か。二人ともダンスが上手でお歌もいける。いつか二人のセッションが見られるといいなあ。
スペイン兵の軍服で一列に並んで盆周り。
ただ一列で立ってるだけなのに、なんでこんなにカッコいいの??
朝美絢 アーサの軍服は、『キャプテン・ネモ』で初めて雪組に登場した、あの軍服アーサの神々しさを思い出す。プロローグに引き続き、またノックアウト。
スペイン系の場面は、どこの組でも定番で、若干食傷気味だと思ってたけど、それでも今回のスパニッシュは、又違った趣というか、臨場感があって面白かったと思います。
中村一徳先生といえば、ブライアント先生の場面。ダンサー咲ちゃんの見せ場です
ジャズのナンバーに、たくさんの組子が全身を使って音楽を感じて踊りまくり。爽やかな顔して物凄いことをやっている(はず)。
凄いなーってオペラが泳いじゃって、最終的には全体を見ようと必死に遠くから舞台を凝視するパターン。
ひょいひょい見かけるのは、端から視界に入ってくる、縣千!めちゃ笑顔。踊りが大好きなのね~。
咲ちゃんにお願いしたいこと。
かつての早霧せいな チギの、カミソリのような眼差しとキレを、もっとお願いしたい(フフフ)。
懐かしい『ドラマティックS』のブライアント先生のシーン。息をつく暇も無い位、自然と客席も肩でカウントを取ってしまう様なダンスを、さらに是非!
そろそろ中詰めだっけ?
あのカラフルな衣装。どうしてああなるのか良く分からないけど(汗)、でも良く見ると、娘役のカツラ&髪飾りがとってもキュートなのね!これまた、新しい。
男役もひらひらさせて踊ると、躍動感溢れていて、小気味良い雪組だからステキなのですね。(宙組では、ちょっと違う気がする・・・)
もうね、ゾクゾク、ワクワクしますっ!
つまりは、
ショーも安定感バッチリの雪組です。
早くまた劇場でミューレボ観たい!!
ショー後半については後日。