北翔海莉が黒人シスター役『bare(さらけ出す)』感想 必見です!オフブロードウェイ再演作品




bare ベアーとは、さらけ出すという意味だそうです。
2014年にこのオフブロードウェイ作品を、俳優・原田優一さんが演出家デビュー作品として上演され、2016年、そして2020年に3度目の再演。草月ホールで上演中です。

みっちゃんが出演する事を知り、このミュージカルに出会いました。スパイスさんの記事より。

これは・・・・

参加する事に意義があるんじゃないか!

演技者として参加ももちろんですが、視聴者として劇場に足を運びこのメッセージを聞き、自分も仲間に入ったような、そんな経験がとても大事ではなか。ちょっと過激なNHK青春白書のような。

原田さんとみっちゃんの対談が興味深いです。宝塚ジャーナルさんより。

本当に、本当に胸に突き刺さるような、ダイレクトなセリフと演技。ゲイカップルの描写や、一夜の男女の関係等、R18映画なんかよりも生々しい。

でもミュージカルとしての楽曲、そして舞台演出や照明などがとっても秀逸で、コンパクトながらも荘厳な雰囲気もあり、素晴らしいミュージカルだと思いました。草月ホールもいいです。

みっちゃん演じる黒人のシスターは、これまた・・・

北翔・爆笑・トークショー!

って感じの所もあって、みっちゃんが舞台の枠からはみ出ちゃう位、ちょっとTOO MUCH(笑)😁。微笑ましいです。

ウーピー・ゴールドパークみたいな感じで、妄想シーンではゴスペル調で歌って踊ります!!みっちゃんが大きいから迫力ありまくりで、ゴッドマザー的存在です。

でもでも、後半のピーターとの「ここに座りなさいよ」って始まる懺悔のシーンは、奥が深い。対談でもみっちゃんが言っていた、「黒人とゲイの悩みは同じ」このセリフがグサッって突き刺さる。

さらけ出しちゃいなさいよ。真実に背を向けてはいけないって。

そうすることができる人は、強い人なんですよ。その強さを持って生きなきゃダメって、黒人のみっちゃんはゲイのピーターに言います。

みっちゃん演じる、シスター・シャンテルは、高校の最後に「ロミオとジュリエット」の舞台を演じさせる演技指導を担当しているんだけど、生徒皆の個性や悩みをちゃんと観察していて、ギリギリの所で手を差し伸べる、本当は皆の味方のシスター。

神父様先生は、やっぱり対面を重んじる人。これが社会か・・・と愕然とする最後のシーンがありますが、中々興味深かったです。

キャストは、ジェイソン:小谷嘉一、ピーター:田村良太、アイヴィー:増田有華、マット:宮島朋宏、そしてジェイソンの双子の妹ナディア:谷口ゆうな。

私にとって皆さん初めて見る俳優さん。リアルなアメリカンハイスクールを感じさせる。特にピーターの田村良太さんは、フィギアスケートの宇野昌磨君みたいで、ジェイソンはそうなると羽生結弦か?って思いながら観てました😀。

このミュージカルを観て、どんな形でもいいから今の若い人たちに、ミュージカルに関わって欲しいと思いました。何か感じるはず。人とかかわる事、本気で作品を作り上げる事が、たとえ芝居がかっているとしても、それが社会に出るための練習になるはず。

目をウルウルさせて客席に座っている若い人たちに、心からエールを送りたい気分になりました😢。リピーターチケットを買っている子達も居ましたね。
そして大人も、是非考えさせられる内容なので、目を背けないで観て欲しいと思います。

一つ、劇場でPLAYBILL(プレイビル)みたいに、無料で簡単な作品の概略や、役者さんプロフィールが掲載されている冊子を配ってくれたことが、客席もスムーズに作品に入り込めるよう配慮があって良かったと思います。

 

オフブロードウェイ・ミュージカル
『bare-ベア-』
2020年1月30日~2月9日 草月ホール
2時間45分(途中休憩15分)

演出:原田優一
出演:
安井一真/小谷嘉一(Wキャスト)
田村良太/大久保祥太郎(Wキャスト)
増田有華/茜屋日海夏(Wキャスト)
神田恭兵/宮島朋宏(Wキャスト)
谷口ゆうな 北翔海莉 林アキラ 伊東えり ほか

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