「フラッシュダンス」愛希れいかの情熱、しっかり受け止めました!感動のラストダンス(涙)




ミュージカル「フラッシュダンス」イープラスさん貸切公演に行ってきた!!

もぉおお、感動ですよ、感動😭

ちゃぴ、主演ミュージカル。このアレックスという役は、愛希れいか にしか出来ない(個人の感想)。ゲネプロの映像を共有。

https://youtu.be/d_c-nagi_b4

簡単なあらすじ

ダンスの名門学校・シプリーアカデミーに入る事を夢見て、自己流でダンスを学び、日中は男さながら製鉄所で働く女性・アレックス。ワークブーツにつなぎ。溶接?のお仕事も舞台上で火花散らしてやっちゃいます。まるで男の子。夜はバーのダンサーとして踊っている。踊っているときは自分じゃないと思う位入り込む。

元バレエ教師のハンナからダンスの才能を見込まれ、アカデミーに入る事を応援してもらっている。

製鉄所の社長の息子ニック・ハーレイと出会い、身分違いだけど付き合う事になる。工場のリストラ問題を抱えるニック、アカデミーのオーディションに足がすくみ、悩むアレックス。

バーの友人グロリアとその彼のジミーの挫折と苦悩。アメリカの闇も織り交ぜながら、個性的なダンサーや製鉄所の仲間達と頑張る姿は清々しい。

見どころポイント

1980年代のアメリカ。まさにアメリカンドリームを掴むため、貧しいながらも一生懸命夢に向かって頑張る若者たち。そして家族のために汗水たらして働く男達。

名作映画「フラッシュダンス」の名曲を存分に使って、ああ懐かしい映画のワンシーンをそのままに再現。演出家・岸谷五朗さんのこの映画に対する思い入れが感じられます。私もその一人。

やっぱり物語最後の、アレックスのオーデション場面をどうやって再現するのか?が注目ポイントだと思いますが、

映画さながらの再現率&テーマソング「What A Feeling」のコーラスが合わさって、最高潮!!

全てのシーンがこのオーデションのためにあると言っても過言ではない。

私的には90点を付けたい!(審査員側にダイブ!はさすがに無かったので)ちゃぴのダンス、いや身体能力、肉体、凄すぎる!オペラで見てるとかなりハードみたいで、辛そうな感じもあるけど、終始笑顔で最後まで踊り通す。

あのレオタード、クリクリパーマの髪を振り乱し、レッグウォーマーつけて飛び跳ねる。

審査員が一生懸命机と椅子を動かしながら場面展開するという、アナログで斬新な手法!アレックスが審査員に指さしながら、一緒にノリノリになって「こんなダンスは見たことないわ」と言わせてしまう。

もおお、ここは可能なら、ちゃぴと一緒にスタンディングで指さししたかったー👉。

あの頃、フラッシュダンスをみて、ダンスの世界、そしてアメリカに憧れを抱いた人も多いはず。私もそんな夢を見た事がある。

感動でマスク越しに号泣ですよ😭眼鏡が曇ってしまって。

出演者の全ての方が、熱い!!踊りも激しいし、歌も最高。
かなり思い切った衣装で、確かに映画もキワドイ衣装で踊っていて、ここは80年代を感じるこだわり。みんなスタイル抜群だから超カッコイイ。

愛希れいか単独初主演!

え、元娘役?

あり得ない、未だかつてないタカラジェンヌなのだ。

なんといっても、愛希れいかのスタイルは凄い。どんな衣装も似合っちゃう。かっこいいなぁ。

そしてあの体幹、肉体。そして力強さ。バレエダンスはもちろん、コンテンポラリーもアフリカンダンスもなんでもOKなんで。

個人的なツボは、ドアをバーーンと開け閉めする時のカッコ良さ。そして回し蹴りが超上手い!(あれは、男役で培った技だね)体幹が鍛えられている証拠ですな🤔。アクションも今後やってもらいたいなー。

もちろん歌も得意だし、お芝居も上手。綺麗なお姫様も小さな王子様もこなしてきました。

でも今回のアレックスは、愛希れいかを待っていた と思うくらい、彼女とリンクする役で、最高にホットなミュージカルになっていたと思います。

個性的でピッタリな共演者達

なかなかの顔ぶれで、皆役にぴったりあっていて、

ナイス・キャスティング👍👍

だったと思います。

ニック:廣瀬友祐

相手役の廣瀬友祐君は「ファントム」シャンドン伯爵以来の間柄😍。

ちゃぴをひょいっと、お姫様抱っこ&おサルさん抱っこ(?)も大変お上手で。

カッコいいし、ちょっとお茶目で、歌は結構高い音域を歌い上げていて、ミュージカル俳優として大変注目の彼。

背が高いので、タカラジェンヌとは相性が良いのだ。

ニックの苦悩を歌い上げたソロのシーンは、客席が静まり返る位の迫力だったと思います👏👏。

グロリア:桜井玲香

乃木坂46のメンバー出身なのですね!どうりで可愛いと思ったわ~。

お歌上手!!しかもダンスも沢山あったし、ちゃぴと親友の役でした。

ちょっとアニメ声なのも印象的。お名前、しかと記憶いたしました!

ジミー:福田悠太(ふぉ~ゆ~)

役柄的にはお笑い担当なんだけど、オペラでじっくり見ると、とてもイケメン。ジャニーズのメンバーなのですね。

ハリーとのやり取りは、心にじーーんと来ました。

ハンナ:春風ひとみ

はるちゃん!

車いすのお婆さんなんだけど、元気ハツラツ!足腰もしっかりしてて、盛り上がり過ぎて、ちゃぴとラインダンスもやっちゃうし(笑)、お芝居のスパイスとして大変楽しかった。

ハリー:なだぎ武

なだぎさん=「ビバヒル青春白書」のディランだもんね。

この時代の青春ドラマにピッタリ。お芝居に深みを出してくれた、愛情あるお兄さんだったなー。

ルイーズ/ミス・ワイルド:秋園美緒

えええ、2役だったの!?!?全然わからなかった。めっちゃ良かったんですよ~。

ルイーズはアカデミーの代表で、彼女がチャンスをつかむきっかけとなる。
ミス・ワイルドは、ハンナの介護士。一番のお笑いポイントだったな。

秋園さんはミュージカルで良くお見かけする、いつもお綺麗な宝塚OGさんです。

ダンサーの仲間たちはみんな大好き😆!

歌が最高!なDream Shizuka、石田ニコル。OGの美麗、輝生かなで
ダイナマイトボディーで存在感がスゴイ!めちゃくちゃカッコイイ。彼女たち目線で舞台を見ても大変楽しい。
CC役の植原卓也さんは、めちゃビジュアル系で、危ういこわ~い存在感ありました!

公演グッズは通販で!

え~パンフレット買えないの??

パンフレットを読みたかった。
ちゃぴのダンス、映画での有名な感動シーンの写真が見たいし、グッズのセンスがなかなか可愛い。

これ、買いだと思う。私は買っちゃおう。

公演後ちゃぴから素敵なご挨拶

愛希れいかから、貸切公演の最後のご挨拶があったんだけど、感極まりながら、ちゃぴがこの公演中、最後のダンスシーンで思った、今だからこその気持ちを話してくれた。

このようなご時世であっても、誰かのために頑張ろうと思う仲間とのコミュニケーションは、やっぱり大事なんじゃないか。

そういった内容だったと思います。

ちゃぴがミュージカルの中で、仲間のエールを受けて、最高のダンスを見せてくれるクライマックスに、本気でこみ上げるものがあったと思う😢。オペラ越しにこちらにも伝わってきました。

ああ、舞台ってこういう事だよな~。

徐々に取り戻しつつある私の日常。舞台鑑賞の日々。まさに、生の舞台の醍醐味を味わった爽快感。

それには沢山の方の感染防止あってのこの時間だと理解しています。感謝です🙇。

カンパニーの皆さん、身体には是非お気をつけて。あのダンスだから、ちょっと足とかくじいてない?怪我してない?って心配になっちゃいましたが、大千秋楽まで頑張ってください!

 

ミュージカル『フラッシュダンス』
原作:トム・へドリー&ジョー・エスターハス作
パラマウント・ピクチャーズ映画「FLASHDANCE」
日本版脚本・訳詞・演出:岸谷 五朗

一幕80分、休憩25分、二幕75分(約3時間)

日本青年館ホール:2020年9月12日(土)~9月26日(土)
日本特殊陶業市民会館ビレッジホール:2020年10月3日(土)~10月4日(日)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2020年10月8日(木)~10月11日(日)

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