うん十年ぶりの劇団四季『オペラ座の怪人』劇場 秋 凄いパワーをもらいました!
このパンデミックの影響で、今年の6月に、あの、あの劇団四季がクラウドファンディングで1億円を目指すというニュースをみて、衝撃を受けたのを覚えています。
え、劇団四季でさえ、資金が足りないのか…。
大変なこっちゃ😲。劇団四季といえば、やっぱり私にとっては宝塚の次に人生を豊かにしてくれたもの。特にアンドリュー・ロイド・ウェバー全盛期の作品や、「コーラスライン」、ディズニー映画のミュージカル版など、超有名処が、今でも、そう30年以上たって今でも上演されている事がスゴイですよね。
資金は速攻集まり、ファンの人たちのコメントを見て胸が熱くなった記憶があります。
おおよそ年に1回のペースで劇団四季を楽しんでいる私ですが、このクラウドファンディングに参加したことで、チケット代一部プレゼントキャンペーンのお知らせが😍。
おーー、そうかあ、久しぶりに劇団四季に行こう!何?「オペラ座の怪人」が新しい劇場で上演してるではないか。
前の方の席がラッキーにも予約できたので、観劇に行ってきました。
「オペラ座の怪人」は、何度も何度も、CD(テープかな?)が擦り切れる位、日本語キャスト版も、ブロードウェイ版も聞きました。だから映像というより音楽の方が記憶されていて、もう20年前?30年前?いやもっと?(もう忘れてしまった)以来、劇場で観劇だったみたい。
2020年10月にオープンした四季劇場「秋」。四季らしく、劇場の入り口から既に雰囲気がありますよね。ワクワク感が漂います。1100名強の客席、オペラ座の劇場の雰囲気。専用劇場だから、シャンデリアや黄金の天使の飾りなどがゴージャスで立体的。何か仕掛けがあるのかな?ゴージャス。
舞台が始まると、記憶って驚きますよね、オープニングからずっと聞いてきた音楽と同じ。自然と台詞や音楽が暗記されていて、逆に実写で答え合わせしている感じです。
あの頃は理解できなかった、劇団スタッフのやり取りとか、ファントムの心の変化など、理解が深まりました。
当然ですが、
歌唱が素晴らしい🎵
クリスティーヌの海沼千明さん、ファントムの岩城雄太さん。
物凄いパワフル。以前に見たクリスティーヌの印象×2倍位の、力強さを感じました。
特に大好きな2幕目冒頭の「マスカレード」のシーン。あれはやっぱり最高ですよね!ワクワクする、その中から出てくるファントム。「ドン・ファン」を上演しろと。ドンファンの劇中劇が、不協和音の中、血なまぐさいクリスティーヌとファントムの一騎打ち。ここがスゴイパワフルだった。
クリスティーヌってこんなに強い女性だったの?そのパワーに押されて、最後はキスされて、負けを認めて姿を消すファントム。
生の舞台で見たオペラ座の怪人や、やっぱり凄いって思いました。自分自身の「オペラ座の怪人」をアップデートした感じです。
カーテンコールが5回かなあ、スタンディングオベーションで、ファンの方々の声援も凄かった。お隣の方の会話を聞いていると、私は30回目(驚)っとか聞こえてくるし、もうライフワークですよね。
宝塚版「ファントム」とは当然お話が違う点があり、一瞬、あれ?あれ?カルロッタとクリスティーヌって、オペラ座に当初から居たんだ、とか、キャリエールはいないとか😅。
シャンデリアが動いたり、劇場上の天使の飾りからファントムが出てきたり、ファイヤーとか、マジックとか、はっと驚く仕掛けは、分かっていてもハラハラ・ドキドキ。
大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。主題歌を口ずさみながら、帰路につきました。
劇団四季さん、これからも頑張ってください!ありがとうございました~!
劇団四季「オペラ座の怪人」
四季劇場 秋(「大門駅」「竹橋駅」徒歩)
一幕:80分(休憩20分)二幕:60分 合計2時間40分
ロングラン上演中 2021年3月31日(水)迄