宙組『黒い瞳』感想 1 主なキャスト&舞羽美海(ミミ) が劇場にいたなんて♪
舞羽美海 ミミが博多座千秋楽にいらしたというツイッターを目撃!!一緒の劇場にいたなんて、観劇、違う、感激~。
そうかあ、愛ちゃんと93期同期だものね。なるほど、ウルウル。楽屋では2人のマーシャ ツーショットがみれたのでしょうか。
【mimi】そして今日は博多座へ
黒い瞳…大好き幕開きから音楽を聞くだけで色々な記憶が蘇りました。客席から憧れた世界と、舞台上から見た黒い瞳の景色…同期も大活躍で終始うるうるしながら観ていました。ショーは楽し過ぎてあっと言う間で!
宙組様、千秋楽おめでとうございます pic.twitter.com/602jlHoAdO— 舞羽美海STAFF (@mimimaihane) 2019年2月25日
ニコライ:真風 涼帆
トップスターのせいなのか、最近ホワイトな役が多いゆりかさん。素はこっち側の方なのかなーと。純粋で正義感が強く、誰かの心を打つ言葉を静かに発する。お歌もよかった!伸び伸びという感じで、そこが一番安心したというか、観ていてストレスが無かったです。怪我を負ってずっと臥せっている時とか、セクシーですよねえ。
マーシャ:星風 まどか
リアルマーシャですね!ロシアのお衣装が似合ってて可愛いし、はじける笑顔。コサックの娘であることを知りながらも意地らしく強く生きる姿がいい。お歌はもちろん、ダンスがたくさんあるんですよね。初演は月組 風花舞さんのサヨナラ公演当て書きだったので、ダンサーようこさんのためのシーンが沢山。再演雪組 舞羽美海 もダンサーだったから。大活躍だったと思います!
プガチョフ:愛月 ひかる
涙なしには観れません!
出てきた瞬間オーラが。あのボロ衣装から、コサック、皇帝になるまで、段々衣装が豪華になり、大きな男となっていく。でも残忍な事もしたり、女性をはべらかせたり、ロシアの男って両極で興味深いです。
有名な馬車のシーン。トリオがタンバリンをつかって、シンシンと降る雪と馬車の速度を表現するところ。あれは名作ですね!!素晴らしい。大将と先生の気持ちが本当によく伝わって来ました。
最後に縛られ囚われ、石を投げられ、それでも毅然と反抗する場面は、本気でぶつかってましたね。涙があふれて止まりませんでした。愛ちゃんのおかげで黒い瞳を観ることができました、本当にありがとう!
サヴェーリィチ:寿 つかさ
お笑い担当のお役。ニコライの爺や役のスッシーさん、楽しませてくれました~。爺やかと思いきや動きが俊敏で(笑)。この方も専科に必要とされていると思います。全組の専科ポジに入ったほうが宝塚のためではないかなと、最近思います。
エカテリーナII世:純矢 ちとせ
ひとえに、美しい。
この方にもオーラが。銀髪の髪の素晴らしい事。ちょっとお疲れかな、、って思ったりもしたけど、それも苦悩の女王というイメージに。出てくるだけで説得力がある。宙組にせーこありです。
ベロボロードフ:澄輝 さやと
アッキーがねえ。。。別人!
舞台中盤まで気づかなかった(唖然)。そのくらい、コサックの一員になって、新境地なアッキーだったのんですよ!それが嬉しくて。あのロイヤルアッキーが殻を破った泥臭い演技。こっち方面で宙組を脇で支えるポジションもよいかもしれないね。黒アッキー、持っている個性が存分に発揮されるのでは。
シヴァーブリン:桜木 みなと
本来、アッキーでもよかったかな、このお役。でも、ずんちゃんは次期3番手ですから、修行です。黒髪で行けばよかったなー、なんとなくイメージが。再演雪組がこまちゃんで、本当に残忍なちっさな男が上手だったのよ。その時が黒のイメージだった。
ただ、時よりニヤリとする顔に凶器を感じるところ、良いですねえ。大空ゆうひさんに似てて、いいんじゃない~。
トリオ:和希 そら 秋音 光 優希 しおん
語り部は、そらに任せておけば安心。
素晴らしいですよ、このトリオ。お着換えも沢山。馬車や兵士、いろんなものに変身しなきゃならぬ、大忙しの3人。全幕トリオにオペラを釘づけしたい(トリオ目線のDVDが欲しい)。
そらの語り口調はとっても耳心地が良く、顔はイケメン。踊りはブレないし、歌もブレない。こんなにオールマイティーなジェンヌって、なかなかいないですよ。アキモの行っちゃってる目が好きで、しおん君は声が大きくて透き通ってて、もっと活躍して欲しい100期生です。
パラーシカ:瀬戸花 まり
せっちゃんの本領発揮!いいお役が来てよかった~って思いました。コメディタッチで、りくとのやり取りのところは、かなり泣けるし。ショーではエトワールだったねっ!きっとそうだと思ってた。実際にオペラで確認できたときは泣きそうでした。おめでとう、そしてあなたはもっともっと活躍できる人です!
夢白 あや
この方も、美しい。
美しさの説得力を持っている人の一人です。『神々の土地』新人公演、研1でうらら様の役で鮮烈デビューを飾った、もってぃー。抜擢された理由が、舞台で観ればよくわかります。
まどかちゃんが少女なら、もってぃーは女。学年は逆なんだけど、持ち味が逆で、いい相乗効果が舞台に生まれていると思います。
下級生ながら、ダンスでも先頭切って踊ってたし、なかなかのつわものですな。103期生。私は大好きです。できれば宙組に残って、うらら様の役でいろいろな名作を再演して欲しいな。
あー楽しかった。もっともっと一人ひとり書きたいぐらい。
松風まっぷーは、本当にたくさんバイトしてて、今までだったらスッシーが担当するような老け役を、どんどんこなしていく。顔芸が最高。
蒼羽りくは、裏切り者なんだけど、最後は優しい面も見せる役。
星吹もんちは、眼帯姿で沢山出ていた印象。
99期若翔りつ君は、本当にお芝居が上手!間合いも良く、安定して観てられます。
宙組はみんなわかるから楽しいです。しかし半分は、日本青年館とバウホール組という。。。凄い人材の宝庫だな。