『蒼穹の昴』雪組で初の舞台化 近代中国日本の大河ドラマ 原田諒先生の一本モノに期待

2022年3月1日

雪組2022年秋の大劇場公演作品が発表となっております。
うぉ～😱、これは大河ドラマ級の中国＆日本物の舞台化。宝塚では久しぶりの時代設定ですね。

雪組公演
■主演 彩風 咲奈、朝月 希和

◆宝塚大劇場：2022年10月～11月
◆東京宝塚劇場：2022年11月～12月

グランド・ミュージカル
『蒼穹の昴』
～浅田次郎作「蒼穹の昴」（講談社文庫）より～
脚本・演出／原田 諒

19世紀末、清朝末期の中国・紫禁城を舞台に繰り広げられる浅田次郎の大ベストセラー小説「蒼穹の昴」の初の舞台化に、宝塚歌劇が壮大なスケールで挑みます。

宝塚の演目の幅広さを感じますよね🤔。紫禁城ラストエンペラー溥儀の物語を、星組トップスター日向薫で上演していたことが懐かしい。『炎のボレロ』繋がりでもありますね、咲ちゃんは。あ、咲ちゃんは溥儀の役ではありませんが。

浅田次郎作品は、望海風斗主演『壬生義士伝』より、再び雪組が上演。
近代中国の歴史を壮大なエンタメに仕上げた作品とお見受けしました。貧しい2人の青年が西太后に使える役人に出世していく。清国の落日、時代の変革期にどう立ち向かうのか。

幕末から明治にかけて、日本とも関わりの深い中国のお話。紫禁城の豪華絢爛な演出や中国衣装が見どころでしょうか。確か中国のドラマでは西太后役に日本の女優・田中裕子が熱演していたという記憶があります。

19世紀後半、世界各国が大戦に突入していくキナ臭い時代であり、今の日中の関係等にも繋がっていそうな興味深い時代でもあります。

そして原田諒先生が一本モノの演出をされるという事で、どんな素敵な作品になるのか✨。
フィナーレショーも付きますし、期待したい！前回『ピガール狂騒曲』が大変楽しかった思い出。

和物が続きます、咲ちゃん率いる雪組。
とっても重厚で遣り甲斐のある作品となりそう😃！