『ロミオとジュリエット』役替A 無観客ライブ配信 全国の熱気が東京に届いたようだ!
2021年5月9日。星組ロミジュリ東京公演、役替わりAチームの初日を、無観客ライブ配信という形で幕開け。
なんという不思議な緊張感と集中力。礼真琴の最後のご挨拶でもあったように、無観客の劇場なのに、まるで何千、何万、何十万人もの観客の熱気が届いているかのような錯覚に陥りそうです。
私達の思いが空間を超え、想像力によって沸き立つような感覚でしょうか。こんな状況だからこそ味わえる瞬間なのかな~。ゾワゾワしました😀!
幸い、今後の公演は予定通り(夜の部は時間を早めて)継続することが発表となりました。とはいえどうなるか先は読めないけど、一瞬一瞬を大切に全力投球するのみですよねっ。
役替わりAチームの面々。きっとこの状況だからだとは思いますが、
かなり血の気が多いチームですね👹。
うぎゃー、おぉー、ぐわー、って音か聞こえてきそうな、血気盛んな若者たちが本気でケンカしてるみたい。
愛月ひかる演じるティボルトは、サイズ感も大きくて、マジ蹴りされそうな勢い。そういえば、元宙組トップスター凰稀かなめが、初演のティボルトだったなと、シミジミしながら観ておりました。
まさに、愛ちゃんのティボルト。
ベンボーリオは瀬央ゆりあ。礼真琴と2人でいるシーンは、もう兄弟かと思う位の安定感。阿吽の呼吸を感じました。本当の親友らしさが、お得かなと。
マーキューシオは極美慎。あー、チンピラっぽいな~。若頭というのか、いい仕事しそうな感じ😎。歌は完璧だし、有り余っている感がある。もっと遠慮しないで、先輩たちにぶつかり合って欲しいです!
パリス伯爵が綺城ひか理。コミカル感マシマシで、結構笑えました。こういうお役もイケるのね~。
そして死の天華えま。どうしても愛ちゃんの死と比較してしまうけど、全然違う感じで演じているのですね。ウルフカットの孤独な少年のような死。カク、カクとするところがロボットぽくてアクセントが強い。表情を観ているのが本当に楽しい。
愛は碧海さりお。なんでしょう!フランスの女優さんとかシャンソン歌手にいるような感じ?想像以上の可愛さと意志の強さを感じる愛でした。ダンスも素晴らしい。
大公の輝咲玲央は、私大好きですから。セクシー大公路線が、イイですね~。昭和感がたまりませぬ。美声も素晴らしい。そして、ピーターに回った遥斗勇帆が、めちゃカワユイ😊。
役替わり&Aチームに代わる事で、ずいぶん違った印象になる部分もありますね。影ソロやコーラスがゾクゾク来る感じとか、ケンカのシーンがマジものだとか。
いや、今日は特別な日だったから、それも影響するのかなと。まさに奇跡の一日。
無観客の劇場には声が響きやすいと思う。
ロミオの声がいつも以上に響き渡り、「僕は怖い」は声がこだまして本当に怖い😱サラウンドだった。
そしてジュリエットは、嬉しさが全面に出ていて、ノリが良すぎるジュリエット😄。褒めてますよ、素晴らしいと思います。
ロミオとジュリエットを何度も観ている(もっと観ていらっしゃる方も)けども、やっぱり感動しますね。
今日はこの瞬間を劇場と視聴者と一体となった感じがして、まこっちゃんのご挨拶にこちらも感極まりました。ああ、視聴できてよかったと、思いました!
5月12日からまた頑張ってください!お疲れ様でした~。