スヴィッツラハウスと夢千鳥で見つけた、宙組のホープたち。




夢のようなGWライブ配信の日々✨。無情にも日常はやってきて、そしてあっという間に週末来たぁ!
明日は珠城りょう&美園さくらサヨナラ公演初日、月組公演が始まるのです。

今のうちに『ホテル スヴィッツラ ハウス』と『夢千鳥』で輝いていたホープ達をメモメモ。

『ホテル スヴィッツラ ハウス』桜木みなと演じるダンサー・ユーリーの恋人だよね?フランスから呼び寄せた、バレエダンサー仲間のジョルジュ役に、105期 泉堂 成

ずんちゃんが電話でジョルジュを呼び寄せる迫真の場面は、本当にドキドキしました。命がかかっているわけで。予定していたダンサー仲間が遅れてるね、という簡単な問題ではなさそう。

登場した時のなる君が、爽やかなことっ✨!ジャーンプ!あら本当に素晴らしいバレエダンサーなのね。イケメンで爽やかなダンサー。ずんちゃんとのコンビが最高でした。

そして、潤花ちゃん演じるニーナのサブストーリー。オペラ座の同僚のバレエダンサー・シルヴィを同期102期 春乃さくらが演じ、その恋人のドイツ兵役オットー役に、105期 聖 叶亜

この2人がとっても初々しくて、ラストが切なくて、良かったです👏👏!

105期 愛未サラさんが、ホテルのお客さんとして等、良く画面に映っていましたね。長身の美人さん。ヨーロッパが舞台のお芝居にはピッタリな方だなーと思いました。

この作品を観て知りましたが、バレエ・リュスの伝説のダンサー・ニジンスキーは、戦時下のヨーロッパにダンスで抵抗し、表現し、自分の精神を病んでしまった原因でもあったのでしょうね。
舞台に登場しないニジンスキーの思い出を語ったり、出演した時の楽譜や作品、写真や映像などで思いをつづられていく手法が、お洒落だなと思いました。

スイスは中立国とは言いますが、右や左、敵味方全ての情報が集まった、闇の大本のような場所なのでしょうか。様々な有名人が終の棲家としている場所でもありますよね。あの美しい山や湖の景色、とても憧れる場所でもあります。

『夢千鳥』では、神楽坂の芸者・菊子を演じた、こちらも102期 花宮沙羅。夢二先生と二人きりの時間を楽しむ、お三味で弾き語り。いや~、本当に芸達者だわー。とっても小悪魔的😼で印象に残っています。さすが、新人公演ヒロイン経験者ですね👍。

夢二の理想の女性だったのかな、幼少時代のお姉さん役に103期 有愛きい、子供のころの夢二役に104期 真白悠希。絵を描くことを親に反対され、反抗し、優しいお姉さんがお嫁に行っちゃう。夢二の子供のころの闇が描かれていました。意地らしくて、涙をそそります。

全然関係ないけど、たまきの”東郷ちゃん”呼びに、心震えました(カッコいい~)。

大正時代の画壇の空気が伝わってきましたねー。独学の夢二がコンプレックスを抱くように、その頃は院展とか何かの由緒正しいグループに所属してないと、いっちょ前と見られない派閥みたいなものがあったんですね。

今となっては、そんなのダサダサですよ。芸術に所属や派閥なんて、ナンセンスです。市民権を得ている作品、作家こそ評価される時代。最近では、現代美人画を描く女性作家さんが大ブームです。彦乃さんのような作家が、作品をSNSで発信して、ファンが増えていく、売れていく。即完売作家さんが沢山いらっしゃいます。

夢二さんのような作家が、苦悩して作品を生み出してくれたおかげかなーと思ったりしました。

という訳で、GW宙組ライブ配信に関しては、締めたいと思います。
大劇場公演で全員が揃う日が待ち遠しいです🙆

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