博多座『川霧の橋』『Dream Chaser』感想1 遠回りした人生には必ず理由がある 月城かなと&海乃美月お披露目




博多座に来ました!大型ディスプレイの広告に感動😆。あの迫力は凄いですね~東京にも無い大きさです。

ずーっとこの博多座ディスプレイでCMを何度となく眺めていました😆。
迫力と高・揚・感!

懐かしいドリームチェイサー♪夢をぉ追いかけ~😀脳内リピート状態で、興奮気味で劇場を後にしました。

バウチーム組子の方々の観劇に重なり、またもや高揚感~。博多での公演期間が後半戦に入る段階となりましたね。

初めて劇場でみる『川霧の橋』。
幕開け早々に大火の江戸の町、真っ赤に燃える。
江戸の大火事が続く時代の物語。赤い炎と逃げる人々の演技が鬼気迫る感じでした。

ああ、これは再演、難しい🤔

粋でいなせな江戸っ子大工と江戸の娘。ポンポンと出る会話の掛け合い、説明会話にちゃんと耳を傾け、客席の私たちも参加できるよう、登場人物の心の矢印を感じながら、同時進行で後を追う感じ。

幸次郎、めっちゃ男前っ!

銀幕のスターかと思うほどの(良いお席で見れたため、ビックリしました😅)。

簡単なあらすじ*ネタばれあり

江戸の大工、杉田家の巳之吉(夢奈瑠音)・お蝶(夏月都)夫婦は、後継ぎ若棟梁に、愛弟子の幸次郎(月城かなと)をと発表する。
後見人に腕のいい半次(鳳月杏)と清吉(暁千星)を付け、3人切磋琢磨して頑張って欲しいと願う。

あとは嫁取りだけ。
幸次郎は昔から好きなお光(海乃美月)に、まだ本心を切り出せていない。
お光には刀研ぎのお爺さん(光月るう)と2人暮らし。幼い頃に父、病弱な母を亡くし、一度は杉田家の養女にという話があったが、それにプライドを気づ付けられた母親の気持ちを知ってか、お爺さんは杉田家だけには、お光を出したくないと思っている。

清吉は、棟梁になれなかった腹いせか…、お光に町を出て稼いで帰ってくるまで待ってて欲しいと約束をしてしまう。

江戸は大火事が後を絶たない。幸次郎はお光と爺さんを火事から助けるが、爺さんは息を引き取り、お光を救うため奮闘したものの、川に流され、2人は離れ離れとなってしまう。

時が経ち、幸次郎はおよし(結愛かれん)と夫婦になるが、病弱で亡くなってしまう。
また清吉が戻り、お光と夫婦になるが、清吉の山っ気のある性格上、お光が働くしかない。本当の愛ある夫婦とは言えなかった。

半次が密かに思いを寄せていたお嬢のお組(天紫朱李)も、火事ですべてを失い、遊女の世話になるしかなかった。半次は最期までお組の事を気にかけていた。

大火事で変わってしまった江戸で、大工は繁盛。新たな世で生きられない者は去り、大切な者に気づき、真面目に生きてきた者には新しい人生の幕が上がる。

お光のところに、清吉が石川島から抜け出して溺死したと連絡が来る(朗報!?)。
幸次郎とお光、お互いの伴侶が亡くなり、2人一緒に生きたいと改めて強く思う。

半次は、清吉が溺死した事は偽りで、お光の事など愛していない”ひとでなし”だと分かり、後始末を付けると…去っていく。
(か、カッコいい)

見どころポイント

幕開きは和太鼓、祭り

ジェンヌは女性なのに、和太鼓が力強く、劇場内に響き渡る。素晴らしい👏👏👏。

博多座の劇場にピッタリで、楽しく陽気な江戸の風物詩、宝塚らしい幕開きにブラボーでした!

ここで一気にテンション上げて行こー!!って感じになります。何度も見たい祭りの幕開きです。

幸さん&お光のいじらしいやり取り

見どころの一つは、火事の中、お爺さんとお光を助ける、幸次郎さん。
川の水を掛けてあげたり、色々試行錯誤する中で、自ら川に流されていく…。
きゃー🙀。

この一連のお芝居が、新コンビの初めての共同作業って大げさですけど😅、あのシーンの2人のコンビネーションを見て、結構ハードル高い事をやってのけてるなぁと感じました。

江戸は火事が多い所、常に荷物をまとめて逃げれるようにと、ソワソワする日々。落ちぶれてしまう女性たち、仕事にまともにつかない男共、そんな中で杉田家のような大工業は好景気。

これって、来る来ると言われている大地震に怯える、または、来る来るといわれる〇〇波に怯える現代の江戸の人々と重なると思いました。地震台風噴火、それと共に建設業の株価が上がる訳は…。

時代は何となく繰り返されている。でも、人々が大変な経験をすることで、大切なものを遠回りして気づく事がある。

幸さん&お光も、かなり、かなーり遠回りしている。

辛い経験も失敗も、人の情けも、どうしようもない周囲の気持ちも見届けた上で、幼い頃の恋心、それは直観みたいなものを漸く自分の力で理解し、手にする機運が巡ってくる。そこで、

もう、何処へも行くな💑

に繋がるわけです。チャンスを掴め!
長かったよー、やっと結ばれたよー😭。

最後はホッとして「蛍、取って😍」ラブラブな2人を見届けることができました。

 

ひとでなしっ!清吉さん

ありちゃん演じる清吉。

えー、酷すぎる。。。嫉妬心が強く、せっかくいい腕を持っているのに、自ら棒に振り、フラフラしてまともに生きれない。世話焼きの良い娘、お光を利用しようとしたり、これもまた江戸の風物詩?的な、こういう人もいたんでしょうね。。

しかし、お光もこんな甲斐性無しな旦那に気づかされて、最後は大切な人と一緒になれるのだから、遠回りした分の勉強代、なのかもしれないなーと、今回ある程度好意的に受け止めました🙆。

お光のような良い娘は、悪い人の気持ちがわからないから、騙されやすいというか。近くにいる幸さんの有難さに気づいてよかった。

そして良いタイミングで、ちなつ演じる半次さんに、始末してもらえる(だろう)から、それで許す。

ああ、人情物ですねー、人間って面白いなあと。色々な江戸の人の境遇も丁寧に描かれていて、楽しかったです。

 

月城かなとのドリームチェイサー

ショーがやっぱり盛り上がります😆😆。

気分一転して、懐かしく新鮮な、新たな月城かなとのドリームチェイサーに、ノリノリで楽しませてもらいました。

I’ll be back♪のありちゃんセンター、めっちゃカッコよかった😆。なんかギラギラしてて😊、アイドル~って感じでしたよ。

ちなつさんのスパニッシュや燕尾他のダンスは、大人の余裕を感じ、ステキでした😍。

こういう展開は、他の組にもよくあるパターンではありますが、感慨深いものがありますねえ。ああ、あのたま様の振りを、そのまま踊るんだ~って、脳内に前トップと現トップの映像がダブって見えて楽しいものです。さくらちゃんと海ちゃんも同様。

たま様退団仕様の黒燕尾場面は、スタンドバイミー♪の小粋な音楽で、トップ娘就任の海乃美月を男役が囲み、そして主要メンズ黒燕尾姿でトップ月城かなとにエールを送ります😃。よろしく、よろしく、よろしくねー!って。

色々な人の初・大羽姿を目にしてきましたが、月城かなとの大羽、なんだかむず痒い感じ。私個人的な話ですが(笑)。うわ、うわ、うわ、来た~と、大階段に立つれいこさんを見て、思いました。

何となくですが、ファンや色々な人の思いが、彼女をトップにしている、とでも言いましょうか。もちろん実力、美力共に全て備わっているのですが、それ以上に皆の思いがめちゃくちゃ集まって、この大羽に繋がったかと思う程に、何かむず痒い夢の実現をジワジワ感じた訳です。

エトワールは95期同期の晴音アキ。素晴らしい美声で、月城かなとトップ就任を盛り立てます。

ショーでキラキラ輝く組子の団結を感じ、あの虹のかかる場面では、自然と涙が溢れました。両隣には、頼もしいちなつさん、海ちゃんが居ます。

リボーン月組なんだな。

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