アイドルコメディ風『めぐり会いは再びⅢ』ワンランク上の宝塚スパニッシュショー『グラン カンタンテ!!』




2022年5月30日 星組公演大劇場の千秋楽ライブ配信、視聴しました🙋。
私も中止期間によって劇場へ行けなかった組。初舞台ラインダンスを観ない事には年を越せない?私😊。108期生が全員揃って踊れるのは今日が最後。

画面越しではありますが、感動でやっぱり(当然)涙が溢れてきました😭。

1人1人が顔見世する振りは、まるで小さいお花がぱぁっと咲いたような、可愛くて初々しくて、まさに今しか出来ない構成。
この公演で退団する天寿光希がエトワールで、初舞台生と一緒に大階段に立っているこの奇跡。これからの宝塚を託すかのような演出。これにも涙でした。

思えば愛月ひかるが退団した後の、純・星組メンバーによる、星組オリジナル作品の続・続編お芝居。そして礼真琴の個性、瀬央ゆりあの個性、そして舞空瞳の個性を中心とした、”今の星組の魅力”が満載の、組ファンならばマニアックにも楽しめる両作品だったのかなと思いました。

ショーフィナーレでは、せおっちの左翼(政治思想じゃないですよ笑)、ひっとんの右翼って勝手に私は呼ばせてもらっていますが、変わり羽がなかなか個性的で、私は好感が持てました。いつも同じ羽じゃつまらないかも。まこっちゃんが真ん中にドーンと大羽がきて、この3人で一つの形が出来た時、おぉーってちょっと感動しました👏👏。

このトリデンテ。貴重だ。今しか拝めない、今しか楽しめない。(次はありちゃんが来るからね。)

お芝居『めぐり会いは再びⅢ』は、ああ小柳先生らしいなーって、可愛いいラブコメディー。アニメキャラのような可愛らしい組子がたーっくさん登場して、しっかり物語もちゃんとあって、前作で登場した15歳のルーチェ君の成長物語としても、楽しめる内容になっていた(ようです)。ミッキー演じるユリウスとのやり取りがねぇ、泣けるよね~。

ショー『グラン カンタンテ!!』は、思った以上にスペイン縛りで(NINJIN娘は置いておいて)、今まで見てきた宝塚のスパニッシュショーの、ワンランク上を行くものだったんじゃないかなーと思います。

タイトルが歌い手という事で、美穂圭子さんの歌がね~最高✨!星組の歌うま達とのコラボレーションも素晴らしいし、やっぱり一番興奮したのが、宝塚のスペイン物作品の主題歌メドレーです!!

これ、ありそうで無かった?宝塚の主題歌って、特に往年の作品は本当に良い歌が沢山あるなと再認識。『誰がために鐘は鳴る』『情熱のバルセロナ』『哀しみのコルドバ』等々。極美慎の銀橋渡りで、宝塚作品の曲がスタートし、ゾクゾクってしました。そう来るか~と。

いやぁ、随所で最近スペイン付いているんだけど(マント裁きも沢山観てきた)、それでも飽きさせない、もっともっと引出しあるんだぞ!って思わせてくれた。今の星組トリデンテだから生まれた、ワンランク上のスパニッシュショーであったかなと思います。

そして、サヨナラ仕様もちゃんと忘れず織り込んでくれていた。ミッキーと音波みのり、華雪りら。あの黒いお衣装の場面。真っ白な胸の花にウルっと来ました。

これは劇場で体感したいな~。東京で是非観たいと思ってます。

大劇場での公演日数は減ってしまったけど、千秋楽の日が無事に迎えられたことが本当に良かった。大人数を背にしたレイ君を拝めたのも嬉しかったです!皆様本当に緊張感の中、お疲れ様でした。

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