「お月さまへようこそ」パルテノン多摩リニューアル シャンリィ短篇 小粋な愛らしい作品たち




暑いアツイ🌞。多摩センターという地に初めて降りてみた。
「パルテノン多摩」という大きな神殿のような劇場が、駅を降りると大通りの向こうにドーンっとそびえたっている事に驚き😲。このあたり一帯は、何かスゴイ場所なんじゃないだろうか。灼熱の太陽にピッタリな神殿のような存在感。

大空ひうひさんが出演している、リニューアルオープンの舞台「お月さまへようこそ」に行ってまいりました。

「お月さまへようこそ」という、ジョン・パトリック・シャンリィの短編集の6篇を、出演者5名が役を変えて10分から20分位のオムニバス形式みたいな感じで演じます。
舞台はシンプルでオシャレな空間。音楽は即興ピアノと、初めと終わりにゆうひさんの歌う素敵な歌。

後からシャンリィという方を調べると、映画の「月の輝く夜に」の作者だってことがわかって、ああ、なるほど~、ちょっとコミカルで小粋なアメリカのお話っぽいんだなと理解しました。

アメリカの都会に住む若者の、どうしようもない苦悩、想い、辛さ、芽生えた愛、友情、冷めた目で見るバーの人。等々。そうだなあ、20世紀後半のアメリカ映画の世界観かなあ、懐かしさを感じました。
日本人としてはちょっと突拍子もない展開とか、笑えない?ギャグとか、熱くて愛しい気持ちで演じられているフル稼働の5名のメンバーの演技に引き込まれました。

アフタートークを聞けたのが、更に良かった。やっぱり最近のこの状況下で、舞台人は何を思うのだろうと、少し心配ながらも興味が沸きます。

残念ながら参加できなかった出演者の事、前日に代役を決めて全日程乗り切った事、1カ月半のお稽古中の具体的な様子とか(ダブルキャストでお稽古、マスクしながら全力疾走…、リモートで顔を初めてみるんだ)、ただただ、凄いなって尊敬の念です。

その中で、皆さんがこの芝居を愛しているという事、このシャンリィの世界が大好きだという事を、熱心に語っている姿を見て感動しました。舞台って、どう考えても観ている方より、演じている方が断然楽しくて、幸せに包まれている高揚感に溢れていると思います。それを、垣間見る事が、客席の私達は嬉しい。

ふと、以前観に行った「だからビリーは東京で」を思い出しました。舞台人が今何を思うのかって。それを見て、妙に安心したというか、客席の私たちもいつもと変わらず、舞台を好きでいてもいいし、垣間見させてもらっていいんだって思える。

全然本題と違う話になっちゃいましたが、とてもいい気分になって、多摩の地を後にしました。

ちなみに私が好きだったお話は、来た来た😊ゆうひさんお得意の老人役「どん底・老人バージョン」と、最後の「お月さまへようこそ」でした。

「お月さまへようこそ」
2022年7月28日(木)~31日(日)
パルテノン多摩
上演時間:2時間

作:ジョン・パトリック・シャンリィ
翻訳:鈴木小百合
演出:石丸さち子
出演者:南沢奈央 大久保祥太郎 納谷健 久保田秀敏 大空ゆうひ / 小日向星一

 

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