『ODYSSEY(オデッセイ)』感想2 皆が泣いた最終航海 咲ちゃんブルーム船長の想い




本当に良かった、オデッセイ号を無事に千秋楽まで導いてくれて、ブルーム船長ありがとう。皆の力なのかな。

もはや名物となっている(であろう)、雪組トップ彩風咲奈のご挨拶。何が飛び出してくるか分からない沈黙の間。並ぶ組子の熱い視線と(朝美絢の親心のような顔)、泳ぐ目線と、思わずもらい泣きと。

今日の千秋楽も期待を裏切らず、

私ももらい泣き😭。

映画館の客席も涙涙でした。こんな異常事態は戦後未だかつてないことだと思う。全国幕が開いている宝塚歌劇の舞台は、梅田のオデッセイのみ。こんな日があるだろうか。年末年始でもあるまいし。

そんな思いを一身に背負うブルーム船長。船長は、元気に愛情深く、舞台に立てなかった戦友?の名前を挙げ、想いは常に一緒だったと吐露した。

なんなんだ。今日のオデッセイ ライブビューイングは、開演アナウンスから私は涙。ここまで漕ぎつけたんだと。始まりと終わりは涙に溢れるオデッセイ号でした。

美穂圭子さんバージョンのオデッセイ、こちらも最高でしたね!👏👏。めちゃノリノリで、元雪組のお姉様。オデッセイ号の女神様のようでした。

2度目だから結構余裕で、モリモリ、盛りだくさんのショーナンバーを堪能いたしました!

ニューヨークのフォッシースタイルのあの場面は、めちゃくちゃクールで最高!ハンバーガーの禿男さん(紗蘭令愛)や、杖のお爺さん(オージー)👴もチェックできた!

ああ、ラテンショーならお馴染みのクンバ・チェロ♬、とか、キサス・キサス・キサス♬とかもあったね!

野口先生お決まりの、名前と歌詞の融合😉も、ふむふむと、チェックできました。こんな場面もあった、あの歌もいいねと、思い返しながら、今更ながらパンフレットを購入したりして。

今回印象的だったのは、トップコンビの情感あふれる、様々なデュエットダンスですね😃。

ニューヨークの場面、海の中で裸足で踊る場面、太陽の場面、私が一番シックリきたのは、ウィーンでの白軍服と淑女のダンス。朝月希和ちゃんの、咲ちゃんを感じる目線が本当にキュンと来る。

オーラス、宝塚でのデュエットダンス。アーサの影ソロと相まって、トリデンテ最高のラストダンス。

美の化身✨ ジェラール・フィリップの場面も、1つ1つ素晴らしくて、もっと長い時間物語として見たかったなーと思う位だった。美の化身 咲ちゃんならではの七変化だったと、思います😍。
語り部ルミエールの縣 千と2人の場面も素敵でした~。あがちんの語りは、とても暖かい。大きな光🔥です、まさに。

この野口先生の作品「オデッセイ」は、ほんとーーーに、良く詰め込んだ、宝塚ショーのアルバムのような、あれもこれも、それもどれも、ぜーんぶ詰まっている作品だと思います。
もし宝塚ショーを勉強したい演出家さんがいらしたら、オデッセイを観ると良いと思う。これだけのバリエーションを、宝塚は踊れますんで!

今日この日、全員の熱量(客席含む)は、8月9日の心中物に注がれています。大丈夫、絶対いける。がんばれ!!

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