雪組『ODYSSEY(オデッセイ)』感想1 ガチで2幕ノンストップショー!野口先生の想い一杯 お腹いっぱ~い♬
梅田芸術劇場で再出航を果たした、雪組”どっせいオデッセイ”を観劇する事が叶いました😃。
綾凰華がとてもいい作品だったと、出演が叶わず卒業していった事で、更に観たいと思って参上しました。
先ずは感想を一言で言えば、
見所満載、かなりお腹いっぱい過ぎて 所々、記憶が飛んでしまった😅
通常別箱ショーと言えば、お水💧休憩とか、トークタイムとか、あるじゃないですか。
オデッセイは、一切なし!ガチでスタートから終わりまでず~っと宝塚ショーを見せてくれた。
凄かった~、テンション上がった~😃。で、なんだっけ😄?みたいな。
一言では語れない程、色々詰まっておりました✨。
スカイステージでナウオンを見て、初日の模様を見て、飛んで行った記憶を呼び戻し繋ぎ合わせ、ああ楽しかったな~、また観たいな~と今、嚙み締めております。
演出家の野口先生と言えば、望海風斗主演『SUPER VOYAGER!』か~と。大海原を出港した新生雪組の水兵さん達。ポンポンを手に、海と帆を掛け合わせ、アイドルっぽい演出も印象的だった、あのショーです。
次の世代の雪組では、カリブ海に沈んだオデッセイ号の海賊王 ブルーム(彩風咲奈)達が世界中を旅するショー。月の女神セレネ(朝月希和)と太陽の神アポロン(朝美絢)に導かれ、無事に旅を終える事が出来るのか…。
個人的な見どころと、大まかな流れをメモで残します。
ブルーム、セレネ、アポロンのカッコ良さ
ポスター撮影からこだわり満載の、トリデンテの仕上がり、衣装とメークが素敵です。
咲ちゃんブルームのロングヘア。所々ネジネジして可愛いです。あのスタイルですから、頭のてっぺんからつま先まで、超豪華です😆。
きわちゃんセレネの透明感。シアーの綺麗なマントを翻し、銀色や水色ベースのお化粧や鬘が斬新でお似合い。その他にも美しい色々なお衣装が目白押しです😃。
そして私はアポロンの、あの金色の袖が大きな衣装が大好きです👍!お似合いだよね?アーサにピッタリだと思いました。
カリブ海、ニューヨーク、中国、スペイン、アラブまで一気に行きます。
幕開きは、音彩唯の素晴らしい歌声。
美穂圭子さんが星組出演中でしたの、彼女が歌姫😃。初々しくて、とっても雰囲気のある本格的な歌姫さんが登場!オデッセイの世界観にマッチしていて、彼女の活躍が今後期待されますね。
どっせいオデッセイ!という事で、海賊の扮装をした組子の楽しそうなオープニングから始まります。さあ、どんな旅になるのかなーって。
早速ブルームは、とあるNYのクラブに入ろうとします。ここは、ノバ・ボサ・ノバのオマージュですねぇ。ドアボーイは縣千。ドレスコードNGです!って怒られて、(もちろん)人の上着を盗んで金で釣って、クラブに潜入します・・・。
NYクラブのシーンは、もうお得意の!こなれた物です。タキシード男役達に、野々花ひまりちゃん煙草片手のカッコイイ娘が黒のミニのドレスでシャープに踊ります。のっけからガンガン、見所満載です😆。
中国の場面は、次大劇場で期待される、アーサの中国舞踏?伏線かしら、じっくり堪能できる豪華な場面です。
特筆すべきは、眞ノ宮るいの娘役。綺麗!とっても繊細で上手👏👏かなり驚きで嬉しいです。
ピンクの袖の長い中国物衣装で髪飾りも大きくて。このお役は、あやなちゃんだったのかな~とか、チラチラと頭をよぎったりしました。
がらっと変わってスペイン。オペラ「カルメン」の音楽が流れる。
有名な曲に合わせ、ショースタイルでワンシーンを見せてくれるのは楽しいですね。宝塚ショーならではのオムニバスが嬉しい。
え、え、この後ろ姿、まさかのビッグなカルメンが…縣千だぁ!!これまた美しくて驚き😆👏👏。
情熱的なカルメン、お似合いじゃないですかぁ♬ 咲ちゃんホセ、眞宮るいエスカミリオ、ひまりミカエラ。
アラビアの王様 叶ゆうりが登場。くふふ、似合いすぎる(笑)。
「シェヘラザード」いや、「イーゴリ公」かな、ロシアの音楽が美しく鳴り響く・・・アラビアの姫が、え、どなた様?
雪組のホープ 華世京😍。う、う、美しい✨咲ちゃんとの濃厚なデュエットダンスは見物!
はい、ここで整理すると、沢山の女装祭りが堪能できるのです。
眞ノ宮るい 中国の娘、縣千 カルメン、華世京 アラビアの姫 と続きます・・・。
荒波に飲まれたブルームに、地中海の太陽が輝く
ナウオンによると、アラビアの姫を救おうとしたブルームが荒波に飲まれてしまった。そこへ、セレネとアポロンが助けにやってくる。波にのってたどり着き、燦燦と輝く地中海の太陽の光🌞☀。
このシーン、大好きなフレンチミュージカル映画「ロシュフォールの恋人たち」のオープニング曲で最高です😆。黄金の衣装で、組子のパワーが炸裂!最後には太陽は昇るんだと、アポロンを先頭に感動的です。
スーパーボイジャー「海の見える街」の第2弾なんですって(ウルウル😢)!この1幕ラストは感動的です。
2幕目はイタリア Ciao!、ウィーン、日本へ
2幕はイタリアの町から。女装祭りの目玉は、彩風咲奈のダルマ姿😍!
でかっ!!頭に羽付けて、2m位になるんじゃない?って位のダイナミックさと、スタイルの良さ。ご本人は大変気持ちが良いそうで、男役を従えてゴージャスな場面です。ふと、凰稀かなめのダルマ姿を思い出しました。同じくらいの衝撃でした😆。
お次はウィーン、我が故郷。はい!軍服、軍服でございます。ダルマからの白軍服。咲ちゃん、すげー。ここは特に娘役さんがとっても可愛い場面です。ああ、いつもの調子に戻って来た(宝塚らしい)って感じです。
さあ、わっしょい、わっしょい!え、日本?祭り?いや、
美空ひばりだぁ!
音彩唯の美空ひばり、最高👍👍👍!
おじさん、おじさん、大変だ。おばさん、おばさん、ピーヒャララ。
おじさん(透真かずき)と、おばさん(杏野このみ)の寸劇があって、めちゃくちゃ面白かった。民謡の上手い有沙瞳を彷彿させる歌声でしたよ。
私の先生が美空ひばりが大好きで、本当にいつも聞かされていた。あー懐かしかったな。
祭りだワッショイ!雪祭男に興奮 サンバ・ブラジール!オーロラ
そして噂のSFB(雪祭男)日本のアイドルグループが登場です。
この場面に大・興・奮!私あと50回位見れる。
パンフレット片手に、一人一人のキャラクターチェックしながら、再度観たいっ!大和魂に釘付けです😍。
特出感が半端ないと噂の、アーサ(アポロン)のオーラ。スーパーボイジャーからの、今でもカッコイイ。こういうの、最高に似合っちゃうんだよね。皆、最高でした🙆🙆。
そして、ブラジーール!
はい、来ましたよ~、お次の女装祭りは、久城あす。ロングヘアのサンバ娘がノリノリに歌います👏👏👏!
サンバの大羽付けた、またまた豪華な咲ちゃんと、ここは娘役の意地!サンバ・ダンサーひらめちゃんのダルマ姿で、めちゃくちゃ豪華なサンバサンバで最高潮となります。
クールダウンをするかのように、舞台にオーロラが出てきて、ブルーム、セレネ、アポロンの場面になるのかなと(ちょっと記憶が飛んでます。。)。
フランス俳優ジェラール・フィリップの物語
ほほー、ショーの中で俳優の人生を扱ったものとして、ラテンラバー・バレンティノを思い出しますね。『アパショナード!!』でゆうひさんが演じてたなーとシミジミ。
ジェラール・フィリップ。あの美しいお顔。フランス人らしい薄い唇。短命の俳優さんだったんですね。
出演した主な映画の再現、印象的だった『赤と黒』『モンパルナスの灯』。
赤と黒は、最近月組で上演されましたね。三角関係…。
モンパルナスの灯は、画家モディリアーニの生涯を演じていたんだ。恋人役は大活躍の眞ノ宮るい。これまた可愛らしくて新鮮で、イイ感じだったよ。あの有名な面長の女性の絵が登場。
縣千がルミエール・語り部として優しく進行してくれます。ふと、心を落ち着かせ、じっくり見入った時間でした。こういうのも緩急ついてよいですね。咲ちゃんからイマジネーションが浮かんだ、ジェラール・フィリップだったのかなあ。
宝塚に立ち寄らないとね
冒険の最後は、やっぱりこれね!燕尾服、シルクハット。黒と白の正統派宝塚のショーが待っております。星組「グランカンタンテ!!」でも思ったけど、宝塚の主題歌って他の曲と比べても、ひけを取らない、いい塩梅なんですよね。心が落ちつく、もはや子守歌?
ハロー宝塚!にボンジュール宝塚♬ 野々花ひまりのボンジュール♬に南風まいを思い出しました。そしてレインボー宝塚。宝の園、ハッピーな楽園、宝塚に無事着きました。
彩風 グランドフィナーレ
カリブの海賊たちは、カリブの海に戻ります。
一幕が海風、二幕が彩風というテーマで、カラー・オブ・ザ・ウィンド♬素敵な曲でデュエットダンスがありました。(ちょっと記憶飛んでます)
もうこの時点で、私はお腹いっぱい😊。たんまり夢を貰いました。
どれもこれも、上下関係なく、立ち位置もいい意味でバラバラにシャッフルされていて、全員で真面目に楽しく取り組んだ、モリモリのショーでした。モリモリ過ぎて勿体ない!野口先生、本当に引き出し多いなぁ。次のショーに取っておこうとか、思わないんだろうね(笑)。
全部、全部やっちゃいました♪って感じで、満腹満腹。
という事で、粗々な思い出メモ書きになっちゃってますが、次は千秋楽のライブビューイングを超楽しみに待ってます。そう、言霊言霊。ライブ観るよ、絶対に、絶対観たいんだから!
追伸:赤いフラッグ
そうだ、フラッグ、フラッグ🚩!ちょっと振りが難しそうだったけど、赤いフラッグがパタパタしてましたよ~。運動不足解消に是非。