泣いた泣いた『蒼穹の昴』新人公演 華世京のお兄さん感 一禾あおの勢い




2022年12月8日夜公演で行われた、雪組新人公演『蒼穹の昴』。
旅先で初めてスマホアプリで視聴した宝塚。が、画面小っちゃい(笑)。でもしっかり観る事が出来ました。途中クルクルして、おいネットワーク😵って時もあったけど、どんな所からも皆が心を寄せる事ができるんだなーと思いました。

遅くなりましたが感想を。

まあね、本公演より泣いた泣いた😭😭😭。雪組新人公演メンバーが適材適所。まだお顔が男役になっていない?って子も頑張ってこの中国の大河ロマンに参加し、1ピースになっている事に感動しっぱなしでした。

本公演通り、白太太のお告げから始まる蒼穹の昴。愛羽あやねのパイタイタイが、素晴らしくて👏。声も姿も、専科 京三紗さんのような存在感が物語冒頭で引き込まれました😢。

真ん中に立つのが、これまた若い華世京。エキゾチックな顔立ちで、背が高くあのお衣装がどれもこれもお似合い。どことなく台詞まわしや雰囲気が、トップ彩風咲奈のウエンシューさんに似ている所があって、様々に関わる人達の真ん中で、未来を託せる、頼りになる、信頼に足るお兄さん感が素晴らしいと思った。

歌はしっかりしてるし、台詞もしっかりしている。後半に向けての辛い状況にも負けないキラキラした、食入るような強い眼差し。周りの皆が梁文秀を生かしたいと思わせる、誠実さ、思慮深さを感じる。

そして、ダブル主演とも言える義兄弟の李春児は、本公演でも大活躍の一禾あお。
李春児を演じる事は、とっても大変だとは思っていたので、納得の配役😃。元々持っているハツラツとした勢いのある演技が、李春児にピッタリだった。
華世京と2人で、本当に兄と弟みたいな感じに見えて、泣けて泣けて😭。京劇のシーンも黒牡丹の壮海はるまと共に、ダイナミックで見入りました。

李玲玲役で、ヒロイン2度目の音彩唯。貧しい頃のリンリンから、文秀さんの元に来てから素晴らしく美しくなって。譚嗣同の霧乃あさととの淡い恋のシーンは可愛らしく、本公演のように切なく良いシーンでした。簡単な事しかできないけど、身をもって、自身の血で訴えたタンストンさんの最後は、やっぱり号泣でした😭。

順桂さんは、紀城ゆりや。そらの時も思ったけど、西太后暗殺を狙う、あのシーンの前のソロの曲は、とても雄大で、この舞台の転落の結末の序章のような。緊迫感漂う大変良いシーンだったと思います😢。辛くなりますよね…。

こちらも最後は本当に可哀そうな、若き光緒帝は、聖海由侑
丹精なお顔で、どことなく光緒帝ご本人の有名な肖像画に似ていると思った。一つ一つ丁寧に対応し、梁文秀さんとの後半のやり取りが、凄く心に沁みました。どうして上手く行かないのかと‥。GOOD JOB👍だと思う!

科挙に合格し、軍人に転身した王逸役は、蒼波黎也。本公演でも大活躍ですよね!
本役の一禾あおのように、とても勢いがあってハツラツとした存在。台詞も聞きやすく、舞台上でとっても目立つ。
君は軍服が似合うと思うよ😃、本当にそうだった。

さあ、次々。。

専科さんや上級生のお役を演じる皆さんに、私は感動しっぱなしでした😃。

まずは楊喜楨役の真友月れあ VS 栄禄役の紗蘭令愛。

堂々と冷静沈着な先生 VS 汚職にまみれた政治屋 という事で、この対比が見ていて面白かった!本役さんとはまた違った個性というか、この宮廷内の政治家のキャラクタの濃さと、クーデターまでの流れを作って来た彼らに拍手👏👏!

組長演じた康有為役の希翠那音 VS 時期副組長演じた 李蓮英役の和奏 樹

革命派で理想家、光緒帝をミスリードしてまう政治家 VS 西太后付のちょっとイヤみなタイチェン(宦官)この癖のある役が、物凄く面白くて、思わずおー👏👏、凄いと思って。

堂々たる美しさ 西太后役の夢白あや VS 国を思う本物の男 李鴻章役の咲城けい

一樹千尋さん演じる円熟味ある西太后を、あやちゃんがやりましたね!!年齢設定の乖離はあるかもしれないけど、ああこのような美貌と鋭い政治力だったんじゃないかなーと思わせる姿。
娘役には難しいあの低い声で、ソロのお歌も!ここも号泣ポイントでした😭。あやちゃんの底なしの可能性を感じました。これからが楽しみだ!拍手👏👏。

で、本役の凪七瑠海の声色とか、そっくりで堂々としていた素敵な李鴻章だった、咲城けい。あのような渋いお役もお似合いだと思いました。楊先生、西太后が一目を置く軍人という立場、そのように舞台上でも感じました。

他にも他にも全員コメントしたいぐらいだけど、伊藤博文役でも登場した壮海はるま、ジャーナリスト岡さんの苑利香輝、鎮国公載沢(殿下)の風雅 奏、盲目の安徳海 稀羽りんとも上手い!涙を誘いました。

あの豪華なセット、衣装を、2時間にコンパクトにまとめ、着替えたり役替えたり、最後まで駆け抜けるには、相当のパワーが必要じゃないかと思った。本公演のような重厚感と熱量を感じた新人公演だったと思います。

娘役さんの綺麗なお衣装とかコーラスとか、もっともっと色々良かった所あった。
この後12月25日までの残りの公演期間。再度劇場に観に行けるので、いよいよこの蒼穹の昴、色々頭にインプットされて、ドップリ漬かりたいと思っています。

皆さんお疲れ様でした🙆!

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