彩風咲奈&夢白あや『BONNIE & CLYDE』感想1 咲ちゃん若い!イカれたギャングコンビにメロメロです♥




名古屋 御園座にて絶賛上演中ミュージカル『ボニーアンドクライド』。
雪組新トップコンビ 彩風咲奈&夢白あやギャングコンビ😎🚘。時間経っちゃったけど観に行ったよ!
御園座は客席が近い!!近くてちょっと動揺した(いつもと違い過ぎて若干集中できず)。

 

個人的見所ポイント!

2人ラブラブで新しい景色

一言で言うと、

めっちゃお似合い😍👍(ラブラブ)

ギャングに憧れる常習犯クラウド(彩風咲奈)と、女優に憧れるウェイトレス ボニー(夢白あや)が、刑務所があるウェスト・ダラスで出会う。

イカれた2人がメロメロですよ😅。男性の車の運転姿って、カッコイイですよね😊。

咲ちゃん、めっちゃ若い!あやちゃんと一緒に弾けてます😆。
演じて弾けるというよりも、素で弾けてる感がたまらない。その隣に、同じくらいの若さと熱量でぐいぐいやってくる、あやちゃんの可愛さ。子供なんだけど大人ぶる危うい魅力。

ラブシーンが沢山出てきて😊、出会ってすぐ恋しちゃった若者そのもの。他愛もないやり取り、ボニーが先かクラウドが先か?とか、(←本気でケンカする?)もう観ていてむず痒くなってきます😁。

クライドとボニーの結末が納得できるというか、置いていかれる位なら、2人一緒に死ぬのもいいわって思っちゃうのが理解できます。(あ、心中大和路も一緒に死んじゃったなァ)

一周回って咲ちゃんの新境地だと、私は思っています。2度美味しいってこういう事。違う引出しなのか。和希そら演じる兄バックと一緒にいると、本当にやんちゃな弟に見える。

プレお披露目公演でありますが、いきなりこのトップコンビに私、夢見れます😍。
そんな予感、今後が益々楽しみです👌。

2人の家族 特に母の愛情

もう、誰が悪か正義かわからなくなってくるのですよ、こういう話は。実際にアメリカであったお話だしね。

自首して!こんな事無理よ!狂ったように叫ぶブランチ(野々花ひまり)、それに従う兄バック。このひまりちゃんの名演技!一瞬場が凍るほどの半狂乱ぶり。ああ、こういう芝居って感じ大好きです、流石👍。

弟クライドの場合、16年も刑務所に入る事になっちゃって。それじゃあ、ボニーも去っちゃうし人生終わるわけよ。クライドはボニーの協力の元、脱獄に成功。金が要る、じゃあ強盗だと…。
このギャングコンビが新聞一面を賑わし、サインください!とか銀行強盗中に言われたりして。ああ、アメリカだな~って思う。
メディアを賑わす2人を追いかける警察は、警察の威信をかけ、どんどん金と権力を使って追い詰める。

このどうしようもない気持ちの中、個人的に心を寄せたのは、2人のお母さんでした。

ボニーの母親 杏野このみ演じるエマ・パーカー
クライドの母親 沙羅アンナ演じるキャミー・バロウ

どんな事があっても(サツに追われていても、人殺しをしても)、娘、息子を信じて愛するさり気ない行動。
これこそ人として大切な感情ではないだろうか

私は親の気持ちになってこのボニー&クライドを必死に応援しました🏁。

幕開き早々 見逃さないで欲しい!

有名なラストシーンは、幕開きに来ます!(これをもう一回観ときたい)ババババ~ン🔫🔫🔫🔫。

幼いボニー(愛陽みち)が、有名になりたいと純粋に夢見て歌いながら登場します。
こんな愛らしくてしっかり夢を持っていたはずなのに、だからこそこの結末になったのか、世の中が悪いのか…、色々な感情が起こる。
幼いクライド(夢翔みわ)のカーボーイ姿も可愛い。

子供時代の2人は、お芝居の中にイイ感じで度々登場します👍。

様々な二重奏が心に響く

色々なキャスト同士、お互いの気持ちを込めながら心情を歌う。ワイルドホーンさん作曲ですから、ドラマティックであったり、とてもお洒落だったり。

ボニーと幼馴染のテッド(咲城けい)の二重奏、凄い良かったな~。
あと、ボニーとブランチ。女性同士の気持ち。

兄バックと弟クライドは、NOW ONでも話題となった、俺たちギャング!みたいな、車乗り回しているノリノリの楽しいナンバーは、劇中でも、そしてフィナーレの男的にも、そらがガンガン、ガンガン歌いますんで!(ヒューヒュー😙)

そして牧師さんの久城あす
まあそうでしょう、そうでしょう。このどっちともとれる、いい人かそうでないのか分からない、不思議な存在感。ゴスペル曲で何度か登場します。

アメリカ物で良くみられる、神に祈り清貧を守る生活でいいのか?という問い。『グレートギャツビー』でも思いました。混乱の世の中、待ってるだけじゃダメなんじゃないかと、そういう気分の中、生まれたボニー&クライド ギャング、なんですね。

フィナーレは名ナンバーで綴るオトナの魅力

ミュージカルのナンバーがアレンジされて、物語の延長のように観られます。大人っぽくジャジーな感じで、キャストがキラキラドレスで着飾って(お父さんもお母さんも)登場する様な感覚。

クラウドがソロで歌う曲は、雪組で以前上演された『凍てついた明日』の主題歌だそうです。

そうかー、ボニー&クライドといえば雪組なんだね。
初演は香寿たつき1998年、再演は凰稀かなめ2008年上演。2人とも違う組でトップさんになられた、雪組での出世作じゃないですかね。
そして時を経て15年ぶりに彩風咲奈、なんですね。感慨深い!憎い演出だったんだな~🤔。

最後にみなさん役の扮装に戻って、ボニクラの世界観で登場。ああ楽しかった♬となる瞬間でした。

一先ず以上です。改めてちゃんとフィナーレを観たい!!

この物語、再度観るつもりだから、他キャストの楽しいこだわりや、もっと多面的にこのアメリカの退廃的な時代に生きる人々を感じたいと思った。

更に熟成されているであろうボニー&クライドを、めちゃくちゃ楽しみにしています!(今度は鰻食べたい)

雪組御園座公演『BONNIE&CLYDE』(Blu-ray Disc)

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