『応天の門』ムラの千秋楽 月組の痛手…光月るう 千海華蘭他 7名の爽やかなサヨナラ




2023年3月6日。宝塚大劇場 月組の千秋楽ライブ配信を視聴しました。月組の7名がムラのサヨナラです。

組長 光月るうが退団する事により、退団者の紹介は、副組長の白雪さち花さんが読み上げます。

ここはもう、

白雪さち花 劇場です。

各々への想いが沢山あって、月組の稽古場、練習風景が目に浮かぶようでした。力強く、感こめ、月組への愛情が大変詰まったご紹介でした。他組とは違う趣があって、ああ、ライブ配信観て良かったって思いました。

月組の痛手である。

この言葉、本心だと思いました。そりゃそうですよ、一気に実力者がごそっと抜けるなんて。残る側の気持ちを考えると、しかも管理職クラスのメンバーにしてみたら…、切実かもなと思いました😢。

でも大丈夫。みんな乗り越えていますから。

蘭世惠翔
男役から娘役に転向を決めた時、勇気を出して決めたとありました。
『応天の門』では、高子の回想シーンや、お祭りの場面等で、愛らしく美しく存在していました。
美意識がとても高いと、さち花さんからご紹介、ありましたね。確かに!

花時舞香
しっかりとしたご挨拶でしたが、最後の退団者による一言コーナーでは、思わず涙が溢れてましたね。フォーエバー宝塚は涙腺崩壊の引き金、ですよね~。

結愛かれん
全然実感が湧かないと、感想がありました。私もそうです!踊ることが大好きなゆいかれんちゃん。月組のメンバーが大好き過ぎて涙😢してましたね。

清華 蘭
娘役の鏡!と紹介がありました。品のある月娘さん。娘役を愛し抜く!と、ワクワクした感じを受けました。愛あるこの空間を最後の日まで楽しんで欲しいと思いました。

朝霧 真
海乃美月と同期で、お芝居コーナー楽しかった!(スカイステージ)長身のギリに真紅のバラ👍。
試練が楽しかったと。稲葉先生の2015年作品といえばゴールデンジャズ。あのアフリカンダンスのオーディションに受かった事が、転機だったというお話、感慨深かったです(そうだったのかー)。

今回の『Deep Sea』で卒業を決めたのかなー、シミジミ。退団者の場面がある、海の底マントルの燃えるような大地のダンス。あの場面は、ジワジワ来ました。静かに皆と闘志を燃やしつつ、去って行くような。7名が揃った時、こちらも覚悟を持って凝視していました。

千海華蘭
ミモザのブーケで~おっしゃれ😍!3月はミモザの月です。

ちなみからん物語。からんちゃんも詩人のよう。色々な引出しがある真面目な方だそうで、紡ぎ出される言葉が面白くて深い。今までの印象深いお役のセリフが散りばめられたご紹介。
私はジンベエで涙😭。回転扉を出るときが来た。「みごと、みごと!」←「お上」

光月るう
88期生、るうさんで全員卒業だそうです。そっか~~88Kといえば、朝夏まなと、紅ゆずる。みーちーだい。沢山いる面白い?メンバー。

真っ白なバラの花束。グレートギャツビーを思い出します。
お花渡しはもちろん!元副組長 夏月都。この2人の並びに胸アツでした。

るみこさん!とお声がかかり、大階段から登場。なんか不思議な気分でした。いつもお名前を呼ぶ立場の方なのに。そうか、私にとって組長の退団って初めての経験だったのだと気づきました。(この後、スッシーさんもか…😭)

初観劇が月組のバロンの末裔。久世星佳ですね~。瀬奈じゅんのギャツビー、轟悠のオイディプス王、そして桜嵐記の晩年 楠木正時。
明るく強くたくましく。どんな事があっても、東京のラストデーまで、るみこさんに着いて行きます!という、さち花さんの決意表明がありました。

このコロナ禍を通し、色々なことが組運営の中ではあったかもしれません。私達お客の立場では分からぬことですが、普通の会社の組織を考えてみても、これだけのメンバーをまとめ、何かあった時の最終責任者である(であろう)事は、常に何か覚悟を持って事を決めるシーンが多いと思う。私も常に心に辞表を持って対応していた時がある。10年前位かな。その立場も、若手に譲る時が来る。

お芝居のテンポは以前観た時よりも良くなって、気づかなかった台詞の気づきも沢山ありました。
菅さんが一生懸命毒だしをする姿は、まるでJIN先生のようで、貴族に迎合せず口答えする姿は、まるで前田慶次😉(いや~似てるよね)。たまに懐かしい雪組時代が思い出され、ちょいちょい楽しかった😃。

ショーは深海の年に一度のバブルなカルナバル (ダイブ🌊!)。月組の良いとこ取りのショーだよね。
案外懐かしさも感じ、良き宝塚のオーソドックスなラテンショー(アフリカンダンス付)だった。月城かなとにオーソドックスは鉄板👌。

月組大劇場、完走できましたね!だんだん日常が戻りつつあり、皆で楽しく退団者を送り出せる環境が、前のように戻ってくるといいなーと思いました。
東京での観劇を楽しみにお待ちしています。もうそろそろお花見の時期でしょうね!

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