『カジノ・ロワイヤル』新人公演 キレッキレのアクション大路りせ&亜音有星 極上のエンタメを楽しんだ!




宙組 真風涼帆サヨナラ公演である『カジノ・ロワイヤル』小池先生オリジナル一本物を新人公演で演じる。これは本当に大変なことで、大変贅沢なことだと改めて思いました。

なんという偶然というかラッキーというか、劇場にて新人公演を観劇して参りました😆😆!!(『オーシャンズ11』こってぃ新人公演以来だ。なんという巡り合わせ😍)。

105期 大路りせ 初主演でボンド役初主演で小池先生オリジナル一本物
どんだけハードル高いの??

もぉ~楽しかった!!極上のエンターテイメント😆

宙組新人公演メンバーは、個性あふれる面々によって作り上げておりましたよっ😃😃。

良かったな―と思ったポイントは5つ!

1.一本物のこのカジノ・ロワイヤルの、是非観たい!あのシーンは残して欲しい!なーんて思っていた場面は全て編集で残してくれていた😀。

物語的にも破綻無く分かりやすい構成になっていて、本公演とどこが違うか、一瞬分からない位、自然だった。自然に演じていたっていうのが正しいかな。

ボンドの影が沢山登場するカッコいいオープニング、秘密基地古城でのジャン(波輝瑛斗)率いる訓練シーン(自然と拍手が沸きましたね)や、ドクトル・ツバイシュタインの場面(真白悠希のイラストに差し替えられていた😄)、銀橋での生お着換え&ティアラ隠し、そしてパラシュートの場面がきた時は、

やった~!パラシュートまでたどり着いたね~😹(泣き笑い)。

この場面のボンド&デルフィーヌ(美星帆那)とのラブラブ度合いにも感動してしまいました。

アナベル(愛未サラ)&ミシェル(泉堂 成)の銀橋での愛の告白→からの、刑事(陽彩風華)が逮捕も。

最後は、ボンドの銀橋ソロ曲は省き、「次の任務へ」向かうボンドという形で銀橋を渡り、出演者が主題歌と共に見送るという、これまた新人公演らしいエンディングにアレンジ。これも凄く良かった🙆、清々しい感じで。

銃が飛び出すアタッシュケースや、ナイフが飛び出る時計。拷問椅子やら、パラシュートやら。。
小道具が沢山出てくるこの作品、全てをやりこなす事だけでも大変😅、やり切ったね!

2.コーラスの素晴らしさ♬。お洒落で雰囲気のある音楽に乗せ、場面転換がドラマティックで本公演並みにワクワクした。これは宙組新人公演メンバー全員で作り出した賜物だと思います👍。

ニューベルアージュ!新しい時代!とか、回る♬回る~ルーレットとか、バカラの対決シーン等々。全てがコーラスと一体となって、極上のエンターテイメントだな~って改めて思った。

3.立ってるだけでジェントルマンな大路りせ
ご挨拶でもあったように、最後のゆりかさんのお役に挑戦できたこと、持ってる男役だなと思う!

初ヒロイン美星帆那とめちゃくちゃお稽古したんじゃないかと思うけど、ゆりかさんの持つ大人の余裕という感じが体現出来ていると思いました。それは彼女の持っている元々のエレガントさがベースにあるからかなーと。

トレンチコートが、お似合い😎。←これは武器ですな。

潤花ちゃんのように、強くてはっきりものを言うお姫様・美星帆那。
ヒッピー姿やミニスカートにロングブーツが可愛らしい。椅子に縛り付けられ(笑)、イルカの立ち泳ぎも素晴らしく、とにかくデルフィーヌというお役の難しさ、魅力、あらためて潤花ちゃんの凄さも、再認識しました。

2人のイルカソング。なんかシックリ来たんですよね~。素敵な歌だなーって思いました😊。

そして誰よりも、いつもよりもキレッキレだった、ル・シッフル役の亜音有星
もおお、最高👍👍!ル・シッフルの求心力。チームのチームワークが素晴らしかった。アナベル役の愛未サラは、本役さんよりもかなり強い(最高ね👍)。

4.ボンド&ル・シッフルの一騎打ちが一番の見どころ!

待ってました👏👏サーベル持って練習したと言っていた一騎打ちの立ち回りがキレッキレでめちゃくちゃ興奮!

大路りせ&亜音有星の一騎打ちが最高でした😍

新人公演あるあるだと思うんですよね。後にも先にも、もう1回しかない東京新公の立ち回り。150%の力を出し切って出来ちゃうんだと思います。神がかってました✨。

以前、雪組『星逢一夜』新人公演で見た、月城かなと&永久輝せあ、最後の一騎打ちの殺陣を、ふと思い出しました。スレスレで気迫が物凄くて、あの瞬間は本役越えだと思った。そんな奇跡が、新人公演には生まれるんですよね。

そしてミシェル役 泉堂 成。
彼女もまた、本役ずん並みの運動神経で、警察から逃げ回る立ち回りっぽいシーンがキレキレでカッコ良かった!ちょっと間が抜けたオトボケぶりがGOOD!客席の笑いを誘っていましたね。

5.個性的な出演者が沢山

フランス代表・ルネ 鳳城のあん。おしゃべりなフランス人っぽい感じで可愛かったし、アメリカ代表・ライター 琉稀みうさ は、まさにエネルギッシュ!って感じで凄くお似合いだった。
そしてイギリスのヴェスパー 山吹ひばりは、隠し切れない妖艶な美しさで輝いていました、さすがです。

スメルシュのイリヤは、風翔 夕。本役のこってぃの様な険しい表情で熱演。彼女はオペラ泥棒ですね。

2役をしていたM長官&ドクトル・ツバイシュタインの真白悠希。もう彼女の芸達者ぶりは、誰もが知る所。え、新公メンバーだったの?って思う位安定感あり。笑いの間も素晴らしい(どことなくキキちゃんに似てるよ)。

組長・寿つかさの最後のお役ゲオルギーは嵐之 真。彼女が芝居に入ると安定感が増す、みんなのパパでしたね。そのロマノフ家の家族が素敵♥長の期のご挨拶もあった有愛きいママと、美しきダメ男兄弟 聖 叶亜&奈央麗斗。

支配人ジェラールの梓 唯央は、技術官Qの👴役もこなし、カジノの場面良かったです。

この位にしておきましょうか。とにかくオペラ迷って、見逃してしまった点も沢山あったかも。108期生まで、しっかり目視しましたから、また本公演でも見つけてみたいと思います!

毎回思うけど、東京公演に向けて、だんだん作品に馴染んできて、どんどんハマって行く感覚が、このカジノ・ロワイヤルにもあります。面白かった~って客席からも声が上がるので、皆とても楽しんでいると思う。

まさに、極上のエンターテイメントなんじゃないかしら。

あと1回、劇場で観劇できるので、もうめちゃくちゃ楽しみです😆!

新人公演メンバーの皆さん、この大作を上演出来たこと、宙組ファンとして誇りに思います
また劇場でお会いしましょう!お疲れ様でした~🙆。

ランキングに参加しています。
ぜひクリックお願いします。
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村