『1789』星組 新人公演 稀惺かずとのパッションと民衆魂でロナン大熱演！詩ちづるオランプと良いカップル♬

2023年8月4日

星組『1789』東京での新人公演。一回きりの大切な公演で是非とも上演して欲しかったので、本当に良かったと思う😃。

『1789』は特に男役の登場人物が多くて、1本物だから上手く話をコンパクトにしなくちゃいけない。そして群衆芝居のコーラスも大切。一人一人全員の役割が大きいと改めて思いました。

そんな中で、初主演を務めた105期 稀惺かずと。最後のご挨拶では、不器用な自分が不安に押しつぶされたと、本音をポロリ😢。なんてカワイイ😊。でも舞台からはそんな事、微塵も感じなかったよ！

礼真琴ロナンの弟か！って思うほど、パッションと民衆魂が😃なんだか2人、似ているようでした。

とはいえ、まこっちゃんをなぞっているのではなく、もう既に彼女の個性が確立しているな～と思った。芝居や歌のセンスがある。見せ方、熱意の乗せ方、歌の持って行き方。先輩・礼真琴をじっくり観察した上での事だとは思いますが、彼女なりのロナンに対する解釈が、その一つ一つの表情、行動に出ていると思いました。

文句なく、この1789新公のセンターで輝いて✨、皆の先頭に立って引っ張っていましたね！

この1789で新公初主演とは、その意味の大きさはとても良く分かります。先輩 暁千星も経験した大作の主演。色々な人が今の星組に集まっていて、相当重荷だったかもしれないけど、彼女らしくしっかり作ってきた。素晴らしい👏👏。

さあ、新ヒーローのご登場🌟 これからが楽しみですね～！

そしてヒロインのオランプは詩ちづる。
本役 舞空瞳に負けない天使のような可愛さ、そしてしっかりした口調でアルトワさんを言い負かす強さ😊。流石2度目のヒロイン。本公演でも通用するよね👍！

ロナンとのラブシーン💕や2人のハモりが、とても良かったな～。同学年の恋人って感じで、同期同士だからの信頼関係が作られていて、容赦なくぶつかり合った銀橋での芝居は、スゴイ見所だったと思う😃！

稀惺かずとに抱かれる 詩ちづる

なんだか萌えましたね☺。最後のシーンは😢😢のちづるさん。そんなお顔も可愛い。本当に良いカップルでしたよ。

さて、貴族側から行きましょう。

アントワネット様は彼女しかいないでしょう、瑠璃花夏。
有沙瞳のお役は何度も経験していて、風格が更に増したようでした。あの衣装を着こなし、貴族らしい上品な身のこなし。そしてやっぱり感動で涙したのは、アクセルとのやり取り、最後の決意の歌ですね😭。素晴らしい！👏👏。

そのアクセル、フェルゼン役は108期 馳琉輝。登場シーンで、爽やかな風、吹きましたよね？？
まだ若く粗削りな所が燕感ありで、命にかけてもマリーを救いたいという思いは、画面越しまで伝わってきました。

ルイ16世も良かった！羽玲有華。”パレロワイヤル・パレ～♬”が美しかった！ポリニャック夫人 星咲希。
そんでもって、王の弟アルトワ伯 紘希柚葉。みんな103期なんだね！新公上級生みんなで貴族側を演じていた事にも面白さを感じます。

アルトワさん、あの存在感！誰よりも王に相応しい 神に近い存在でしたねっ⚡！ビジュアル半端ない。さすが、期待を裏切らなかった😆。頭良すぎて高圧的、見ててスカッとする。

秘密警察ラマール 世晴あさ との阿吽のやり取り、とってもパワフルで楽しい。アントワネットの大きなスカートの話は時間が無いっ(笑)！和波煌＆世奈未蘭 の警察2人が結構目立ってて面白かったよ。107期 同期同士なんだね😀。

オランプのパパ  ピュジェ中尉、彩紋ねお。彼女も105期なんだね。ロマンスグレーで素敵なパパでした😀。

そして民衆側。
デムーラン 御剣海。素敵だった！どことなくダイモンに似てない？武器を取れと指揮する壮大なナンバーの場面、皆の明るいお兄さんのようでした🌿。

共に戦う仲間は、ロベスピエール 凰陽さや華。本役 極美慎のようにスマートで上品さがあるね。誰のために踊らされているか♬のボディーパーカッションの場面はやっぱり感動的だった😆。とてもハードな場面。これを毎日上演している本公演の上級生たちは、やっぱり凄いんだな～と改めて思ったりもした。

ダントン 碧音斗和。野性味あふれる男らしいダントンで、この3人3様の革命家達にロナンがプラスされ、全く違う個性の4人で 俺たちは兄弟だ♬と歌うシーンは、凄く面白いというか、これこそ民衆らしいなぁと思いました😉。

娘役は夜の太陽、妹のソレーヌちゃん鳳花るりな。とても個性的というか、存在感のある娘役で、ほのかちゃん同様地声で難しい曲に挑戦していましたね。最後は友達になった、デムーランの恋人リュシル 乙華菜乃。娘の役が数少ない中、この歌うまの可愛い2人が抜擢されておりました。

忘れちゃいけない、超愛らしかったシャルロット 綾音美蘭。彼女なりのシャルロットを作っていて、変顔や膨れっ面とか、ちょっと可愛すぎなんですけど～劇場オペラで見たかったです。

そして最後に、いつも最後にお伝えするのは個人的にツボだった人。

ペイロール！大希颯。

堂々たるご登場！ビジュアルはまゆぽんのようで、あの太い発声は何となくマギーさんぽい感じもした。凄いな。他の人々とは一線を画す、聖なる黒い存在。
王に忠誠を尽くす軍人という立場であり、王族と対峙する所とか、正義感を感じた。イイね😍。

2015年月組初演の新人公演は、今も現役で頑張っているスターが演じていたんだなぁと、ふと思い出しました。
ありちゃんロナンの若々しさ、アーサ アルトワの妖艶で説明台詞の上手さ、るねちゃん、れんこん、春海ゆう3人の革命家、そしてまゆぽんのペイロール、ですね。ルイ16世は佳城葵だった！

星組も新人公演が無事に上演され、ライブ配信で一緒に感動し涙を流し、共有出来たこの時間に感謝だなと思いました😆。

本公演 東京での観劇はこの調子だと難しい…初めて1789を観た方から大興奮だったお声を聞きました。最後のチャンス、ライブは映画館で観たい！

大千秋楽まで待ってます🙆！