花乃まりあ&ブルゾンちえみ健闘!KERA『フローズン・ビーチ』感想




日比谷シアタークリエで、7月31日から8月11日まで上演されている『フローズン・ビーチ』。

不思議な不思議なお話。日本人女性4人が、なぜかカリブ海の豪邸に集まって、殺しあおうとする…。

1987年に事は起こり、1995年、2003年と4人が年月を経て、また集まって、どうなっちゃうのか?その時代の日本の背景を取り入れ、ああバブルか~とか、オウム真理教!?とか、温暖化で地盤沈下、、とか。目まぐるしく展開されていく。

花組元トップ娘役の花乃まりあ かのちゃん目当てに行ってきました。

なんと、なんと、かいちゃんが来てたのか~😆

宙組時代の七海ひろきと花乃まりあは、バウホール公演WMWや、『風と共に去りぬ』の新人公演での絡みがあったもんね、宙組最高!!

今回の「フローズンビーチ」は、宙組時代の、おきゃんでぶっ飛んだかのちゃんが、いきていたと思います。

なかなか際どい設定だったし、セリフの内容も、反すみれコード満載で😅。でもかのちゃんが言うと、可愛くてさらっとしてる。今風の女の子って感じが凄く良く出ていて、あまり役者役者してない感じがした。
萌&愛 双子の姉妹1人2役で、いきなりの大仕事。実質この物語の主役だと思います。

良い作品に出会えてよかったね~。ピンチヒッターということでお稽古期間が短く大変だったと思うけど、凄い楽しかった!かのちゃんのおかげで、この作品を観る機会に出会いました。

そして初めての舞台である、ブルゾンちえみさん。お誕生日、おめでとうございます~🎂🎉

市子役が、当て書きか!って思うくらい、不思議な役だった。まだ舞台演技として素人っぽさが残っていたけど、わざとなのか地なのか、上手く4人の中の個性としてハマっていた。マスコット的な立ち位置ね。

大ベテランの鈴木杏、シルビア・クラブのお二人は、やっぱり上手いですねー。しっかりと難しい怒涛のセリフ回し、笑い、バランスよく面白くしている。

とくに、シルビアさんはミュージカルの人というイメージだったけど、

お笑い、最高ね!お色気路線で。

このドタバタ4人劇のシナリオの中には、色々な問題とか社会の闇などもちょいちょい盛り込まれていて、つまりよくできている本なんだな~と思い、とても楽しく拝見しました。

客席もほぼ満席。最後は拍手喝采で、だれでも楽しめる、女性同士とかカップルとか、おススメできるなー。テンポよくって笑えるし、休憩なしの約2時間30分。

こういった、現代風・小劇場っぽい作品に、かのちゃんはあってると思いました。
また何かの作品に出演されることを楽しみにしています!

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