I AM FROM AUSTRIAは何回も観た方が良さそうだ。感想1

2019年10月7日




月組公演、オーストリア友好150周年を記念した、オーストリアで生まれたオーストリア人のためのミュージカル『I AM FROM AUSTRIA』を、日本で、宝塚の女性だけで演じるという、若干奇妙な企画だったかもしれない。

でも「エリザベート」の大成功で、オーストリアのスタッフは宝塚を何度も観ているし、日本人のファンに受け入れてもらえるだろうと確信があっての打診だったらしい。

まるで美空ひばり「川の流れのように」みたいな曲で、オーストラリア人なら誰でも知っている歌謡曲をちりばめたミュージカルだそう。

さて、2公演連続で観てきました。

1回では半分位しか理解できないと思う。

2回目でセリフや観るポイントが段々分かってきた。これは複数回観たほうが楽しい。

そして、どんどんこのミュージカルが好きになりそう(確信)。

私は、I AM FROM AUSTRIA、めちゃくちゃハマるような気がする。

ジワジワと来てます。。。。

頭の中は美園さくら演じるエマのI AM FROM AUSTRIA♪リピート。いい歌だ~。素晴らしい歌唱力。今回、さくらちゃんが歌で聞かせてくれましたね、まさにミュージカル女優として本領発揮。彼女の実力無しでは語れません。

珠城りょうは、

え、私服ですか😆?

って位、リラックスした素の感じがステキで。ずいぶん痩せたよね~、ますますカッコよくなるたまきち。大作のプレッシャーでしょうか。月組のフランツヨーゼフ!そんなお坊ちゃまキャラがたまらなく魅力です。

そして、月城かなと。復活~~!!

まさにパワーアップして戻ってきた。2番手としての真ん中感もあったし、特にショーではダンスもキラキラでした。真っ赤な2番手羽、ひときわ大きく見えました(涙)。

1本物だからじっくりお話が展開されて、ナンバーも多く、私は堪能できました。もしかすると歌のところで間延びしちゃう感があるかもしれないけど、私はそれでよかった。最近のお芝居は展開が早く短時間にまとめないといけないってのが多いので。。

出演者みんなにフューチャーしたシーンがあって、全員が主役みたいな所が良かったな。海ちゃん&ちなつの夫婦の掛け合い、銀橋渡りも余韻があって。

一番大変だったのは、暁千星 ありちゃんだったよね!!
外国人でムキムキサッカー選手を演じるなんて。。。良く頑張っていた!一番笑いを取っていたよ~。

現代が舞台で今まさに問題となっている万国共通のテーマが突きつけられている。

これ、案外深いぞ🤔🤔。

スマホ、パパラッチ、ホームレス、コンプライアンス、恐喝(笑)。

ちょっと色々思い出しながら、現代の私たちへの問いかけも探ってみたいと思う。

後日キャストの感想等、書きます。

次は東京で何回観ようかな?

これはチケット足そうと思います。後悔しないように、心を色々なシーンで動かしてみたいと思います。

しかも東京は冬、クリスマスのシーズンとってもピッタリくるぞ。

新作ミュージカルって、ワクワクドキドキで、キャストが成長するように、観客も頭と心を動かしてたくさん何かを感じて成長したい。そこが面白いのよね!

新しい月組、新しい風がガンガン吹いている。楽しませてくれて、ありがとう。まだまだこれからも進化するのかな❤

東京で待ってます🙋

I AM FROM AUSTRIA 初日の模様がめちゃ楽しそうで期待大!

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