永久輝せあ 最後の雪組(涙)『はばたけ黄金の翼よ』主なキャスト感想3
ボルツァーノって響きが、いいよね。
ボルツァーノのひとたち
ジュリオ・デル・カンポ:永久輝せあ
敵国の領主で、心が優しくて若干政治の世界に疑問を持ちながら、わが国のために奮闘する若き王子という印象。無我夢中でヴィットリオに体当たりしているような、そんなイメージがぴったり。これまた「ドン・ジュアン」を思い出した~。
とにかく王子様スタイルがピカ一👆!
カンポ家は金髪で美しい家系なのかしら。拷問はジワジワと苦しめて殺すんだと自ら手を上げる所、なんだかゾワゾワしましたね。
国を想う気持ちはヴィットリオも同じ。最後はいい終わりだったと思います。
雪組出演が最後となった全国ツアー。はぁ、手放した獲物は大きい。
ひとこはもっと洗練されて立派になっちゃうんだろうなー。寂しい気持ちがこみ上げてきちゃいました😭。
ビアンカ:彩 みちる
みちるちゃんとひとこのコンビ、これで見納めか~。
お父様のグリエルモ伯爵に操られていられながら、心からジュリオを愛し最後は結婚できるのかな。最終的には一番平和な2人です。みちるちゃんには平和な娘が似合います。
グリエルモ伯爵:久城 あす
初演は尚すみれ。めっちゃ怖くて、絶対悪い人だとわかったけど、今回ははじめは知将として才能ある部下だったが、最終的にはこの人が一番悪かった。案外さらっと演出されていたが、そのくらいの方が全体のバランスとしてはいいのかな。
相変わらずいい声、最後のぶっ倒れ方が、悪役らしく最高でした👍。
教皇側のひとたち
教皇:奏乃はると
第3者を間に入れて国の間を取り持つ。これって「ロミオとジュリエット」の大公の役割よね。
中世イタリアは小国の集まりでまだ統一されていなかったから、日本の戦国時代でいう所の公家?天皇家の位置づけかなあ。
組長がぴったり。体も大きいし威厳もある。酒場ではダメ親爺入ってましたけどね(笑)。
パオロ:透真かずき
リーシャ先輩って、あのベレー帽のような帽子がとても良く似合う。髪型がステキでした。どこにいてもキラっとしている。ステキなイタリア人。
チェーザレ:橘 幸
タッチーもそう。あのお帽子が似合う。タッチーの中世的なキャラクターが、この時代に居そうだなーとちょっと他と違う個性を感じました。
軍人として下級生で良く目立っていたのが、星加梨杏君や、日和春磨君かな。どんどん成長して大きな役をゲット出来ているみたいで嬉しいです。
娘役では、有栖妃華が歌姫としても良く登場していた。彼女、綺麗ですね。102期生。新人公演ヒロインを1度はゲットして欲しいものです。小柄で歌が上手くて、もっと活躍を期待します。
↓こんなん見つけました!
個人的に思い入れのある作品だったので、まずは再演に選んでくれたことが嬉しかった。
贅沢を言えば大劇場バージョンが観たい!大人数で楽曲の素晴らしさをもっと堪能したい。主演は誰が良いか、人を選びますね。難しいね、やっぱり。
だいきほがトップで良かった🙌!
次は全ツバージョンのショー『Music Revolution!』についても書きたいなと。