礼真琴&舞空瞳 名コンビの予感『ロックオペラ・モーツァルト』LV感想




やっとこさっとこ、『ロックオペラ・モーツァルト』をライブビューイングで観劇する事が叶いました!礼真琴の開演アナウンスにジ~ン😢と来るものがありました。

ドーヴ・アチアさんが手がけたフレンチミュージカルは色々宝塚版で観てきました。1789とかアーサー王とかCASANOVAね。このモーツァルトは、ロックコンサート的な要素がかなり多く、もちろんモーツァルトの半生、映画「アマデウス」の最後の部分と近い内容で展開していましたが、舞台上ではモーツァルトとサリエリの2大スターの歌の魅力が大きいのかなと思います。

礼真琴の音域の高い素晴らしい歌声を堪能でき、お衣装は現代的なアレンジでとっても良く似合っていて(特にポスターの赤いスーツ)、明るくて自由奔放な礼真琴を堪能できました😄。

相反する嫉妬に燃えるサリエリ役・凪七瑠海は、あんなに嫉妬してたら人相が変わっちゃうよっ!って心配になる位、熱が籠っていい雰囲気が出ておりましたよ。

そして沢山の役柄に素敵なナンバーが用意されていて、星組の歌うまさんが本領発揮!されていて、それも楽しませてもらったかなー。いっぱい出てくる出てくる。

セクシー大司教様の輝咲玲央様。
美声を余すところなくとどろかせてくれた、白妙なつさんと夢妃杏瑠ちゃん。

美しすぎるコンスタンティンの母・音波みのり。
そして1幕では悪女として描かれていたアロイジア役の小桜ほのかちゃん。物凄く良かったよ!歌が素晴らしいし、美しかった。

立ち姿が本当に美しい、極美慎のジュースマイヤ。歌もうまいし、セリフも聞きやすい。フムフム、彼も今後の星組の戦力となりますね、確実に。

レオポルド役の悠真倫さんや、ナンネール姉さん役の桜庭舞も大活躍でしたね。

一言でいうと、完成度が高い!

礼真琴の星組はこうなるんだね、ウルウル。全員凄い上手だったな。で、

はい、私のMVP賞舞空瞳ちゃんです😍。

なんなんですか、102期生にしてあの完成度。娘役としてもう完全に出来上がっているようで、安心して見ていられるし、なんといっても可愛い。お披露目によくある、手に汗握るハラハラドキドキはすでに無く、ノーストレスに芝居に集中できる逸材。

常にまこっちゃんを斜め後ろから見届けている所とか、しっかり女房役として存在している。尊敬する眼差し、フォローするところはしっかりフォローし、もう完璧なんですよぉ。

この二人、名コンビになると思います。何でもできるまこっちゃん、というイメージですが、案外繊細で悩める乙女かもしれない。そこをしっかり支えてくれそうなスーパー娘役の登場ですね、こりゃ😆。

なので今後の演目は、2人で似合う、2人の雰囲気が良い作品が見たい。まこっちゃんには、ひっとんしかいない。そうしてしまって良いと思います。思う存分暴れまわれば、それを温かく見守る可愛らしいひっとんがいる。案外ほっこりする2人、そう来たかーって思いました。

正直ですね、私あんまりフレンチミュージカルって得意じゃないんですよ😓。あらすじが若干雑でしょ?ええ、あれ?もうお友達になっちゃうの?とか、微妙。。とか思ってる間に歌が始まっちゃうみたいな。ロックオペラ・モーツァルトは若干そんな感想を持ってしまいました。(1789は好きですが)

それは置いておいて、全体的に完成度が高く、映画館に男性ファンが多いなーという感想で、幅広いファンを獲得している、今後も獲得していくであろう新生・星組を感じました。

最後のショーは、まこっちゃんのキレキレのダンスシーン、待ってました!ダンサーの漣レイラ、ひろ香祐、朝水りょう、そして下級生たちもガンガン踊ってたよね!
そしてあれだけ動いてのデュエット&リフトで締めた2人。素晴らしいです✨。

かちゃのフィナーレも、あの銀髪‼️超ステキで思わず映画館で声上げた。

今日12月15日で千秋楽。大成功のお披露目公演&こけら落としだったでしょうね!

私はこの作品を見て、早くもバウ組と合流した大劇場のオリジナルお披露目作品の方も、俄然楽しみで仕方ありません。謝先生が2人のために作るお芝居ですから、もっともっと期待していいですよね?

そして紫藤りゅうは、宙組に異動となります。
紫藤りゅうの役どころは、権力になびく国立劇場の支配人ローゼンベルグ。老け役でサリエリとモーツァルトの間で、政治的に動く人。髭に眼鏡の姿は一瞬誰だか分からなかった!専科のかちゃとの濃いお芝居、良かったと思います。

フィナーレの男では、極美慎と2人でピンクのシャツでパリのダンサーを熱演。ああ、美しい2人でした~。このコンビ、中々良かったよ。これが最後なのは寂しいけど、来年からの宙組とのコラボレーションも楽しみです💜。

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