『赤と黒』感想3 月組の名役者たちとTHEフィナーレで宝塚を満喫




『赤と黒』名古屋御園座で絶賛上演中ですが、月組の名役者たちが光りました💖。本当に安定感がありますよね🤔、芝居の月組だわ。

1幕目。さくらちゃんの旦那様で、田舎の貴族のレナール役は輝月ゆうま。まゆぽんが演じれば安心。見栄っ張りで個性が濃い田舎貴族のおじ様キャラ。面白い心情を歌ったソロもあります!

そのライバルである貴族ヴァルノは千海華蘭。品があって、ちょっと皮肉でまさに貴族らしいなと。

レナール婦人のお友達、デルヴィール夫人の晴音アキ。この、貴族のお友達、取り巻き演技というのが、宝塚伝統ですよ~。ネチッこくてイイ!観ていてニマニマしちゃいました😊。

そして忘れてはいけない!3人の息子達。夏風季々白河りり、美海そら。特に長男の夏風季々ちゃんは、利発そうで本当に可愛らしい。

お手伝いのエルザは、104期のきよら羽龍。演技が上手でとてもセリフも聞きやすい。若さが溢れている。
彼女もそろそろ新人公演主演が来てもいい頃ね。別箱の芝居では常に抜擢されていますし。

2幕目はパリの社交界。華やか~~。

社交界の貴族たち。ノルベール伯爵の夢奈瑠音と、クロワズノワ侯爵 蓮つかさ。マチルドの兄と婚約者。若くて麗しく地位も財産もある男たちの会話は、なんとも優雅なんですよ~。
これもまた宝塚芝居の伝統。特にれんこんは、なんかまた違う芝居のアプローチかなと。黒髪が新鮮でした。

貴族のお仲間として目を見張るものがある礼華はる。月城かなとと合わせて4人でコミカルに歌うシーンが目福、楽しい。あー、また観たいわ。

社交界の女性たち、私の一押しは・・・

結愛かれんちゃん!色っぽい~~😍。

不倫しちゃいそうな後ろ姿、うなじ、長し目。何時そんな技を覚えたのっ!かれんちゃんの大人っぽい女の役も観てみたいです。きっとハマるはず。
とにかく存在がR18でした。

他にも司祭様の颯希有翔や、貴族側だったか、、忘れちゃったけど大楠てらの大きな存在感は常に目を見張るものがありました。

月組バージョン『赤と黒』フィナーレ。セットもお衣装も赤と黒。特に背景の電飾セットが赤!黒!パキっとしてて眩しい✨。男役は大きくて迫力があり、娘役もスパニッシュ系でかなり踊ります。デュエットダンスも、リフトもしっかり付いております。

最後、エトワール的存在として、前回『I AM FROM AUSTRIA』新人公演で主演娘だった白河りりちゃんが美声を披露してくれました。

盛りだくさんで、御園座のお客様もきっと喜んでいらっしゃるでしょう。もちろん私たちも。たま様のシャツいちも、堪能させていただきました。感謝🙏。

最近、柴田先生作品の再演に対して、自分なりに色々考えを巡らせていたのだけど、なるほど!と気付いた事がありました。

それは、元月組の男役スター・月船さららさんの小劇場舞台『少女仮面』を先日観て実感した事があります。
また後日記事を書きます🙋(そんな大したことじゃないんだけどね)。

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