『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』生放送 感想 主演5名のパワーバランスの凄さ




先週の雪組千秋楽スカイステージ生放送の感想を!

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のストーリーが面白かった。

アメリカのあの時代のユダヤ系移民の有様、成り立ちの縮図みたいなものを、闇の世界と、エンターテイメントの世界、そして労働者の世界と、色々なシーンを見せてもらった。大変興味深かったです。

ユダヤ人移民のヌードルス(望海風斗)達。皆が集まるダイナーの息子ファット・モーとその横でバレエのレッスンを受けているデボラ(真彩希帆)達。

新天地・アメリカで成功するには、男は頭を使って稼ぎ(闇商売も含む)、女は歌や踊りを学んで稼ぐ。なるほど、ユダヤ人女性はきっと美しい人が多かったと思う👸。

そこに「禁酒法🍾」という悪名高い法律ができる事で、闇の世界が暗躍する事になる。ビジネスチャンスをみすみす逃すわけがない。まさにアメリカンドリームのために、ヌードルスやマックス(彩風咲奈)、インフェルノのキャロル(朝美絢)、皆が活躍したわけですね~。

デボラは正攻法で実力でスターになっていく。でも敏腕プロデューサーに売り込んだり、色々あったんだろうが、全て受け止め自分の意思で歩んでいく。

一番怖いのは、トラック会社の組合委員長ジミー(彩凪翔)の策士ぶり。正しいやり方のふりをして、労働階級の一般市民を味方につけ、マックスの弱みに付け込み、裏の取引を上手く利用してのし上がる政治家。おかげでマックスは人生をやり直すが、最期は自殺に追い込まれた。

一途にマックス一筋だったキャロルは、精神を病んで記憶喪失となる。サナトリウムで人生を孤独に過ごす。

ヌードルスは悪に手を染めながらも、デボラ一筋に日の当たる世界で生活する事を忘れず、晩年は人知れず田舎で過ごして生きていく。

ポスターに掲載された主演の5名達、各々の人生を生きてきた結果が興味深いなと思いましたし、それぞれ役者の個性が大変活かされていて、映画のストーリーと主演メンバーの個性を織り交ぜた手腕、さすがの小池修一郎!だなと思いました。

1人でもパワー不足になると、この物語のバランスは崩れてしまう。強烈な個性が拮抗した、緊張感あるお芝居だったのではないかなと。

ヌードルス:望海風斗

はい、一番のパワーの源泉であるダイモン。決して悪い奴ではない、人を庇ったり愛する人のために動いたり、とっても良い人じゃないか!

まさに人情の人。

ちょっとやり過ぎだったり🌹🌹、ギラギラし過ぎだったり不器用なだけで、本当はヌードルスと一緒にいる事が幸せになるような気がした。晩年平和に生きているのが彼のみ、ではないかと。

ダイモンにとって男役の集大成であったと思うこのお役。スーツの着こなし、男役を引き連れるボス感に、大変余裕を感じ楽しめました😃。

デボラ:真彩希帆

ちびっこのバレエ教室シーンからもうシャンとして、夢を実現するために努力する、

有言実行の女。

きいちゃん、強い。カッコいいし、はっきりと自分の気持ちを伝える。嫌われても、利用しても、自分の目的のために努力して実行する。

大階段を使ったピンクのレビューシーンは圧巻の衣装😆!!

そういえば98期初舞台「華やかなりし日々」で野々すみ花がフォーリーズのスターとなって大階段の大レビューシーンがあったな~、と思いだしました。あれから8年経ったんだね。

マックス:彩風咲奈

細くてカミソリのような男。神経質で喧嘩っ早く、山っ気が強くて。

咲ちゃんが本当に怖くて、魅力的で、カッコ良かった😍。晩年のマックスは一瞬違う人に見えた、さすがですね。

咲ちゃんのパワーも凄いものがありました。もう1.5番手位の風格でした。

キャロル:朝美絢

いや~~~、
やはりアーサがMVP賞です、個人的に!

アーサも一人で歌うシーンが沢山あって、目福過ぎた。

アーサが尊敬する元月組トップスター霧矢大夢みたいな存在感で、胸アツでしたよ。キリやんとの違いは、アーサは何処か危なげな所。女としてか弱い所がちゃんと見えるところかな。

このまま女役で「ガイズ・アンド・ドールズ」のアデレイドとか、「風と共に去りぬ」のスカーレットとか、「ミー・アンド・マイガール」のジャッキーとか、まだまだあるかな~、観てみたいと思ってしまいました。

アーサの体当たりなラブラブパワーもまた、この物語のパワーバランスの1ピースとなっていました。観れて本当に良かったよ。

ジミー:彩凪翔

そしてそして、翔ちゃん!!特に晩年の翔ちゃんに胸ドキュンでした💚。

あんな悪(ワル)いない、ヒドスギル。

彼はユダヤ人仲間ではなくアメリカ人。一枚上手なのかな。

老け役の翔ちゃんがセクシー過ぎて…、物語の最後が強烈インパクトでした。余り動きのない所が怖かった。

こういう人が政治を、国を牛耳ってるんだなって寒気がしました。

以上、主要メンバーについて思いついた感想を書きました。

組子が色々な役で出てくるパターンも多く、劇場で観れたら、ギャングスターの男たちや、インフェルノの踊り子たち、他にも沢山楽しめたのかなー。

でも生放送でも十分作品のレベルの高さを実感しました。まさに充実した1本物ミュージカルであったと思います。

男性目線でも面白い作品だったよね、男のロマンを感じられるお芝居としても面白さも感じました。

レスリーキー氏のポスターがアップされた時から、本当にワクワクしていましたが、ポスター通りの美しくパワフルな作品だったのではないでしょうか。

素晴らしかったです。
スカイステージさん、ありがとうございました!

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