『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』キャスト 感想3 楽しく美しく 宝塚版で観れてよかった~




続きのキャスト感想を。

ジェニー・マルドゥーン:音 くり寿

心躍るオープニングのダンスナンバーから、かなり派手めな攻めてるメークの女の子、音くり寿。

ああ、花娘先輩・仙名彩世を思い出しますね~。サービス精神旺盛な盛り上げ担当。娘力満載。

やりすぎ感ギリギリ手前、寸止めで品を忘れず楽しませてくれる演技は、本当に楽しい。彼女が舞台上にいると安心します。(同期・風間柚乃もそんな感じ)

他沢山の花娘たちが出演しており、皆可愛く、ガールズコーラス🎵が特に最高!良かったなと思いました。

デューク・マホーニー:飛龍 つかさ

あきらとのバディは2回目。この2人はセットだわ😄。

デュークは終始目をまん丸にして、驚いたり困ったり嘆いたり。なんだか一人だけ素人👦さんが舞台上に立たされている感がたまらない。彼女は3枚目続きではありますが…、また前とは違う異才を放っていた人物像だったと思います。

ジェニーに送るお手紙を書くシーンは、本当に可愛くて、こっちまでドギマギしてしまう微笑ましい大笑い😆シーンでした!

マックス上院議員:和海 しょう

今旬なアメリカの上院議員、ひとこ演じるアイリーンのお父さん。

なんでしょう、議員と聞いただけで、この嘘くさいキャラ😅。学年の割に老け役だったとは思いますが、常に堂々としていて存在感があったと思います!

ジミーは実は自分の息子。ミリセント・ウインターは元かの。はぁ?
もう一人の息子が出来たと喜んでいたり、上院議員なんて誰でもなれるよ、っていうブラックジョークとか。大人コメディーを見せてもらいました🙋。皮肉たっぷり、大変面白かったです。

エストニア公爵夫人:鞠花 ゆめ

いや~、エストニア叔母様、最高!

叔母様言うにはお若くて綺麗すぎるんだけど、大変お上品で、品行方正を指導する立場の、アメリカの母みたいな。まあ、お酒の力で自我が目覚めて、あきら演じるクッキーとケンカしながらも惹かれあってしまう、お約束っぽい展開😋😉。

クッキーとのワルツの3拍子VSクレッシェンドの4拍子、だったか、知性溢れるケンカのナンバーが面白く、ブロードウェイっぽかった。

クッキーよ、あなたは守備範囲が広いなあ、なんて思ったり。御馳走さまでした💓!

ベリー署長:汝鳥 伶

ホテルの支配人から、今回は警察署長さん。
メイドコスプレが趣味な、署長さん。あれには笑った(やばいっしょ)😂。

一人、人間らしいコメントをボソっと言ってくれるのが面白い存在でした。密輸取締りよりも、結婚初夜の方が長い人生にとっては大切な事。確かにそうだ。

素直な心で見れば、アイリーンのダンスは、素晴らしい芸術作品💃、なのだ。こちらもお二人お幸せに~💕!

ミリセント・ウィンター:五峰 亜季

公式HPキャスト表を見て、いつ出てくるの?え、もう出てきたの?って心配していた位、最後の最後にジャジャジャジャーン!って登場👏👏。

ジミーのお母さんは、そんじょそこらの金持ちとは違うでー。なんと密輸組織のボスだったというお話。稼業についてジミーには刺激が強くて?話せていなかった。

マックスに対して、
「禁酒法なんていうくだらない法律、やめちゃいなさいよ!」

そうだそうだ!そしたら裏商売から表の商売に更に発展しちゃうよね。この展開にスカっ!としました。

時代設定に合わせたドレスやアクセサリーが素敵。いつもカッコいい女性を演じられていて、とても楽しみにしています。

五峰亜季さんのバイオグラフィーをみたら、初舞台が1986年3月「レビュー交響楽」。

峰さを理のレビュー交響楽だったんですね😃。私、舞台観に行きました。懐かしいなぁ😢。”それがレビュー、わが命…♬” アメリカのミュージカルプロデューサー、ジーグフェルドの物語でしたね。

以上、ここまで。

 

宝塚版ミュージカルが楽しい

やっぱり宝塚版でブロードウェイ作品を観れる事は、私達にとって大変幸せな事です。

歌の素晴らしさ、お話の面白さだけでなく、出演者の美しさ✨、レビューのようなシーンも宝塚としては得意分野なので、あれもこれも幸福感が半端ない!(もちろん、日本語上演というのも嬉しい)

まだまだ世の中には色んな作品があると思いますので、これからも是非続けていって欲しいと願います🙆。

花組の皆さん、原田先生、ありがとうございました~!!

 

 

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