『アウグストゥス』感想3 主なキャスト 瀬戸かずや 過去最高にカッコいいです(涙)。




花組アウグストゥス感想の続きを。

席に座わり、劇場の明かりが消え、オーケストラの音合わせの音が胸アツでした😍
これから始まるぞというワクワクする瞬間が大好きで、昔から良く私の夢の中にも出てきます。2階の後ろの方でも、1階の良い席でも、どの席でも同じ。

生のオーケストラが復活したんだなと、ひときわ演奏が素晴らしいなと感じました👏👏。

ガイウス・オクタヴィウス:柚香 光

名前はオクタヴィウス。約束された若者。常に自分の心の声を大切に、思いやりを持って相手に対峙する。

人として、そうすべきだろう!って事をする人。

簡単そうで難しい。政治家の中で出来ない人が沢山いる。まあそれが政治。逆にできる人がいるのか?

カエサルが殺され、ローマは内乱が繰り返され、大将としては絶体絶命!仲間でありライバルであったアントニウスとの一騎打ちを勝ち取り、本物の皇帝になって行ったのでしょうね。

名実ともにトップスターとなるための日々の戦いが、このお芝居に感じられ、で、物語と同じように、柚香光の立場と責任感と色々相まって見ている側が引き込まれてくるのだと思います。

なんて難しい事は抜きに、いつもながら銀髪のクリクリヘアーがお似合いだこと😍😍。戦って乱れ、倒され乱れ、ちっきしょう!って歯を食いしばっては乱れ。はい、ステキです(笑)。

マルクス・アントニウス:瀬戸 かずや

瀬戸かずやの最後のお芝居😭。

もうね、過去最高のカッコ良さですよっっ、奥さん😆。

私イチですね、あきらの役の中で。黒い役がやっぱり似合うんだ(こりゃ)。
黒いロングヘアをなびかせ、俺は地面を這いつくばってここまで来たんだぁ!美人が大好き!金持ちになりたいぃ~、成り上がり者の大将みたいな感じが最高です✨。

宝塚ではキラキラトップスターと戦うヒール役が必要で、もう楽しんでやってらっしゃいますよね?勢い余ってオケボックスに落っこちそう。

今回は専科の凪七瑠海が相手役として、しかもクレオパトラですよ。あのスタイルがここで活かされましたね~。2人が並ぶと、ラダメス&アムネリス様。しかももっと濃厚なヤツ。時代物は楽しいなあーと思いました。

クレオパトラ7世:凪七 瑠海

その、クレオパトラ様のかちゃ。
ナイス・スタイル😉👍Good jobです。

第一声がとても落ち着きのある喋りで、女役と言えどもやっぱり専科さんだなと、安定してるなーと思います。

なんか面白かったですよね?お着換えシーンの一幕は、紫のネオンがギラギラして、おっとビックリ鬘だったのね😱的なシーン。余裕を感じられます。

印象的だったのは、アントニウスが劣勢だと判り、エジプトは引き上げると判断するところ。アポロドラスの和海しょうがいい味出しているんですよ。クレオパトラ様に任せられないよね!しかし彼女は最後はアントニウスと一緒に死ぬことを選びます。国よりも恋を選びました。

ブルートゥス:永久輝 せあ

ひとこ率いる元ポンペイウス派の皆さんが、マントを翻し政治談話、密談を交わすシーンは、

まるで絵画のように美しかったです😍

花組・精鋭男役勢ぞろい。キケロの組長さん(短髪が魅力的😊)筆頭に、優波慧、飛龍つかさ、帆純まひろ、聖乃あすか、希波らいと

特にひとこは、終始眼差しが鋭い。そうですよね、裏切る訳ですから。何か裏がありそうな存在感。笑わないひとこ、久しぶりに見たような気がします(個人的には、るろ剣の本公演以来)。

ポンペイア:華 優希

敵方ポンペイウスの娘。父の仇を討つため、凱旋祝賀会に殴り込みっ!

そんな、、無理だよ。ちょっとはいからさんポイ、負けん気の強い娘ですが、とっても美しくて素敵な娘さん。オクタヴィウスが一目ぼれしちゃう位の美しさです。

やはりこういう役どころは、はなちゃんが大変得意とするところ。
意志の強さを感じさせる美しい女性です。

大神官の華雅りりかが登場するシーンが、神がかっているというか、不思議ななんとも言えない場面だったと思います。

あなたには見えましたか?

ちょっと最後はウルっと来ました😢。
はなちゃんの最後のお役、芝居のラストに印象的でじわっと心に残る、ポンペイアだったと思います!

ガイウス・ユリウス・カエサル:夏美 よう

元花組のお父様ですね、夏美さんカエサル。
色気があって、何か腹に黒い物を持っているような…、歴史の大物を演じられることが多いですよね。

有名な暗殺の場面は、大袈裟ではなく、静かにドラマティックだったなと、思います。

アグリッパ:水美 舞斗

こちらはオクタヴィウスのお友達。今回はちょっと癒し的存在。
知性よりも腕力💪💪。爽やかな笑顔。戦うシーンは、れいちゃんを救い、剣を振るいます。

笑顔がいつも、眩しいですね✨キラキラ

オクタヴィア:音 くり寿

オクタヴィウスの妹で、アントニウスの婚約者。
とても清らかで日陰の存在。ちょっと可哀そうな役回りでしたが、宝塚の娘2番手的な立場をしっかり務めていらっしゃいました。美声も聞かせてもらいました。

最後に自分は愛されていたのか…、
確認するオクタヴィウスとの兄妹のやり取りは、切なかったですね😢。

あなたに罪は無いのよ!
アグリッパ君と一緒になったらどうかしら?(お似合いだと思う)。

以上、キャストの感想まで。
東京でまた会えるといいなと。芝居がどのくらい進化しているのか!楽しみにしています💁

最後に1つ、やっぱり組子全員で出演出来たらよかったな…と。特にこの芝居に関して言えば、ローマ市民がぐわっと大勢舞台に立つような場面があったらもっと迫力が出るのにと思いました。

東京でもA、B別れる事になって、ちょっとそこが残念。しかたないかー。

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