『ロミオとジュリエット』感想3 東京でもBバージョン 涙溢れる愛と許し
星組『ロミオとジュリエット』東京でも絶賛公演中!行ってまいりました。
ご縁あって、またもやBバージョン。いつになったらAが観れるのかしら…千秋楽ビューイングかなぁ。
あー、早く劇場でマスク外して、沢山笑って泣いて、わーっ👏👏👋て言いたい😃。
この星組『ロミオとジュリエット』を観劇して、黙っている事なんて出来ないよ!そんな風に思いました。
とっても楽しくて、素晴らしくて、感動して泣きました。
フィナーレはめちゃくちゃブラボーでした💕。
2階席からの観劇で、舞台全体を見る事ができて、また一味違う感じ。赤と青のメンバー達のフォーメーションやダンス、こだわりの髪型等に惹かれ、一致団結した群舞は歌も踊りも素晴らしい。
ロミオとジュリエットという作品の力を感じました。
今回特に強く感じたのは、愛です。
なんだか月並みなのですが、愛を感じて涙することが多かった。
一つ目は、ロミオとジュリエットが初めて出会う仮面舞踏会のシーン。天使の歌が聞こえてくる♬
何でしょう、なぜか涙が出てくるとジュリエットが歌いますが、こっちもそうです。なぜか涙が溢れます。これが愛、なんでしょうねええ・・・。
二つ目は、いつものことながら、乳母の愛。くらっちのソロ。
また号泣してしまいました😊。あんなに小さな身体で、劇場一杯に愛を歌い、思いを伝える瞬間は、客席も一体となった感じでした。
三つ目は、ラストのシーン。赤と青のメンバーが手を取り合い和解するシーン。
許しあい、苦みあう事を止めた時、”死”の愛ちゃんは、もがき苦しみます。人々の闇や苦悩を糧に生きる悪魔のような”死”にとって、市井の人々の覚醒を一番嫌います。
そう、両家の因縁の争いは、”死”の思う壺なんです。隣人を愛し許し、もう二度と争う事はしないと気づいたときに、やっと”死”が身を引き、平和が訪れるのかなと思いました。
”愛”の希沙薫の表情も、とっても良い。あなたの愛のおかげヨ!
そして宝塚には必ずフィナーレ✨があります!これこそ、四つ目の愛!宝塚から私達へのキラキラのご褒美。
さすがにフィナーレでは泣きはしなかったけど、せおっち登場で、スイッチON!来た来た~。2階席からの眺めは、男役と女役のフォーメーションが良く見えて、銀橋を使って、大階段も使って、立体的にあっちこっちに見どころがありました!
客席からすすり泣きが沢山聞こえてきて(特にマーキューシオご臨終の瞬間とか)、辛く悲しい涙ももちろんありますが、どれもひっくるめて、私達客席の皆さんは心の浄化がされているかと思います😭。
なーんてことをツラツラ思いながら、ロミジュリを楽しみました!
何度も言いますが、私にとってこの星組ロミジュリは、最高傑作ですぅ!
今度こそ、今度こそAバージョンを!観たい。