稲垣吾郎主演 舞台「サンソン」ライブ配信感想 死刑執行人から見た革命




やっと観れた😀待ちに待った「サンソン」だった。

年末の稲垣吾郎主演のベートーベンの舞台が気に入って、この「サンソン」もチケットをゲットして観に行く気満々だった。

待望のライブ配信

しかし、例の発令によって東京公演は途中で中止。横浜KAATのチケットは即ソールドアウトで、どう頑張っても観れないと思っていたところ、千秋楽にライブ配信を英断してくれた。

確かに劇場で観るものと配信の違いはあれど、ここまで待望の配信決定は無かったのではないだろうか。翌日の3時まで見逃し配信の期間も設けてくれて、私は夜な夜な、ギリギリセーフで観る事ができました😃。

キャスト皆さんの白熱した舞台。ライティングやカメラワークに躍動感があって、相当アツイ舞台だったと伝わってきました!

簡単なあらすじと感想

「ムッシュ・ド・パリ」と敬意を表して市民から愛された、死刑執行の家系に生まれたシャルル―アンリ・サンソン(稲垣吾郎)。フランス国王の為、国の法律に則って公正に裁きを加える事をモットーに、常にスパッ!と罪人の首を斬り落とせるよう、体を鍛え、心を整えてこの執行業務に従事している。

なんだかサムライみたいな境地ですよね。人によっては蔑まれる仕事であるかもしれないが、軍人でなくても国の為に人を殺す仕事を誇りに思っている。

だが、人を殺すことは結構大変。サンソンは、なるべく死の苦しみを和らげたいと考えているし、出来れば拷問や死刑はこの世から亡くしたいと思っている。

丁度同じような考えのあったギヨタン氏(田山涼成)(彼の名前を取ってギロチンと呼ばれる)と、国王となったルイ16世(中村橋之助)の理解も得られて、機械仕掛けの断頭台の制作を任される。

貴族は皆罪人だ!国王制度自体が悪だと、フランスは革命が起こる事で、死刑囚の数がどんどん増えていく。ロベスピエール(榎木孝明)が進める恐怖政治。サンソンは公正な裁きとは何なのか、世の中の動きを見つめながら、自問自答する。

国王一家がバレンヌに逃亡した事が明るみとなり、遂にルイ16世の処刑が決まってしまう。サンソンはどうにか逃がせないかと、酒場で出会ったコルシカの軍人ブオナパルテへある計画を願うが、ルイ16世は800年続いた王政の責任を背負って処刑される事を選ぶ。

さ、次は誰を殺すのか?王妃の次は、ロベスピエールにサンジュスト。結局、皆殺されてしまった。

この混乱に乗じてブオナパルテは軍隊をパリに派遣。皇帝ナポレオンを市民は国民投票で決定する。結局国王を排除したところで、また今度は皇帝を求める市民に対し、サンソンは世の中の動きの変化を見つめる。

3000人を殺してきたサンソン。
「ギロチン」を作ってしまったが為に、逆に沢山の人を殺してしまったのではないのか?

王政復古の動きの流れの中で、サンソンは革命が否定してきたものを作り直すと、神殿の復活に尽力することにする。

王政も貴族も、名前を変えて今も生きている

人の歴史は繰り返される。王政も貴族も、現代に名前を変えて存在している。

フランス革命の流れが大変分かりやすかった。(宝塚で何度も観てるし😊)そして今の時代の流れも、掴めるのではないかなって思いました。

時代の変わり目の瞬間、瞬間に感じるパッションは大切だけど、長いスパンで世の動きを見た時に、もっと慎重に賢い判断、妥協案等見いだせると良いし、やはりサンソンのように、自分の経験値から導き出せる答えが、その時の自分にとっての正解なのかなと。

ということは、毎日自分の経験値を溜める、現実に実直に向き合う事が大切。

時代や立場は変われど、フランス革命時のサンソンを通して何かを感じれる、そんなことを思いました。

白井晃、中島かずき、そして「FLYING SAPA」の音楽が素敵だった三宅純さんの音楽。大変贅沢な硬派でエネルギッシュな舞台でした👏👏。

舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-

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Posted by キラキラ