『モアー・ダンディズム!』感想1 礼真琴と真矢みきの共通点 やんちゃしちゃいなよっ!




スカイステージで真矢みき版・元祖『ダンディズム』を改めて見る事が出来て、色々比較も出来るし面白かったです😀。

あの頃のメンバーがスターさん揃い。そして踊れる人が多い。前、その前のトップスターさんの影響かと思いますが、その華やかな組子の前に登場する、どんな個性も平伏すトップスター・真矢みき。

「1カメ📹さぁ~ん、2カメ📹さーん」って覚えてます😆!!
懐かしいな~。断片的だったみきのダンディズムを通しで楽しんだ。

岡田レビューの中で”ダンディズム”シリーズは、都会的でカッコよく、個性的なトップさんへの当て書きのようなショー。衣装はパキ!っとして、シンプル且つ大胆✨。

ダンディズムを感じる男優の顔が出てきて、ハンフリー・ボガードとか、クラーク・ゲーブル等、最後にドーン、真矢みきが宝塚のダンディズムNO.1みたいな振りだったと思います。

あの頃、それはイコール個性的で、誰よりも男役って、男って何だろうって考え突き詰め楽しんだ、真矢みきへの賞賛だったと思います。

さて令和になって、宝塚も色々トレンドがグルグル回るんだと思います。それはファッションも同じで、リバイバルで蘇る、再認識する良さみたいな物があります。宝塚は100年以上の作品の歴史があるので、何時でも振り返る歴史がある。
楽しすぎる、本当にファンとしてはこれほど楽しい事はない。

星組の『モアー・ダンディズム!』。あのゾクゾク、ワクワクするオープニング🌠。

色合いが全く一緒!緑、オレンジ、青、黄色。統一された原色の衣装を身にまとう男役、娘役。私は緑!あなたは黄色、みたいに初演を感じながら観る事もできます。

そしてリフトで登場は、真っ赤なスーツにハットのトップスター・礼真琴!

ああ、真矢みきっぽい‼

確かにそう思いました。案外、誰よりも、真矢みき路線だと思われた。なるほどねー🤔。

トップ娘はピンク色のスーツ。初演は純名里沙。もー、懐かしい~!!本当に可愛くて歌うまさんで。
みきとのコンビは、美男美女でアイドルっぽいコンビだった。

舞空瞳のザ・ダンディ~♬も、高音パートが美しく響き、華やかで素晴らしい。令和のアイドル・ひっとん😊。

そして名場面「キャリオカ」✨
ここも楽しかった~♬来た来た~~!って感じでした😆。

キラキラ燕尾の紳士にピンクのドレスをヒラヒラさせた淑女たち。小粋にカッコよく踊ります。宝塚の数あるショーの中でも名シーンですよね。

センター礼真琴の茶目っ気、というか、やんちゃなダンスが観られるポイントだと思います。

男役が勢ぞろいする所は、本当に圧巻!燕尾姿の星組子みんなのお顔がステキです。個性的で、一人一人思わずオペラで指さし確認しちゃいました。いい顔しておりますっ!

はい、そしてそしてもう一つ大事な場面!「ハード・ボイルド」🌟ですっ(キャー)

男役2人のアルゼンチンタンゴのシーン。瀬央ゆりや&綺城ひか理。

いや~、名場面。カッコイイ!客席にもちょっとした緊張感が走りますね。両サイドの男女ペアのタンゴシーンも見どころ。大人な雰囲気なライティングもイイです。

そしてあの大きなストライプのスーツにハット。
前奏が流れるだけで、あの男役といえば~の振りを思い出す、羽山先生の振り。

歌の歌詞。宝塚レビューで、ああいうポップスみたいな主題歌が歌われるのは、珍しかったと思うんですよね。みきだからかなーと思っていました。星組の先輩達が歌い継ぎ、令和では礼真琴が歌い継ぎます。それがなんか胸アツでした。

みきは、舞台上でのやんちゃな場面がお楽しみで、カッコつけて、カッコつけすぎて面白い所とかもあって。

まこっちゃんも、もっともっと、
やんちゃしちゃいなよっ!(なんて😄)

そんなシーンが垣間見れると、客席も楽しくてノッてきますよね😃。
客席全方位に目線を、身体を向け、有り余るパワーと茶目っ気が生きるナンバーが沢山あります。

元祖『ダンディズム』を引き継いだ『モアー・ダンディズム』の名場面について、胸アツ気味の感想でした。

愛月ひかるのための、ロイヤルで白軍服が超似合う、娘役達も可愛いクラッシックな場面も印象的でした。また次の機会に感想を書きます🙋。

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