愛月ひかるディナーショー『All for Love』ライブ配信感想 最後は涙涙 言葉にならない~!
愛月ひかるの宝塚ホテル最後のディナーショー19:45の部を、ライブ配信で視聴させて頂きました🙋。
宝塚 愛さんあっての 宝塚
(by 蒼舞咲歩😁)
私にとっては宙組の愛月ひかるの思い出が大多数なのですが、愛ちゃん自身がファン時代に見ていた星組作品というものが沢山あるんだなーと、今回思いました。そういう意味では、宙組、星組どちらのファンも大満足できるラインナップだったと思います。
ムラ千秋楽で泣かなかったのに、DS出演者 ひろ香 祐、音咲いつき、小桜ほのか、蒼舞咲歩の最後のコメントに、思わず言葉にならない思いが募りすぎて…愛ちゃんが一番涙している状況。涙・涙のラストにもらい泣き😭。
愛がちゃんと届いている証拠ですっ!とっても良かったな~って心から思いました。
オープニングは、みんな大好き!『不滅の棘』エロールのカッコいい白いファーのナンバーより。
本当にこれがマジでカッコいい😎。引き算のお芝居と話がありましたが、本当に愛ちゃんの素のカッコ良さが際立っていた作品でした。
<宙組をめぐる旅>
宙組時代の懐かしい曲が続きます。ショー『Passion 愛の旅』から早々に『NICE GUY!!』AIの法則😆。
最近、ナイスガイは変則的に(著作権大丈夫なの?)”●●の法則” と出演者に合わせて展開されていて面白いです。これ、ドンドン流行らせてほしい~。
『HOT EYES!!』も出てきました!こっちは1人カラオケ状態となります!
『銀河英雄伝説』『ダンシング・フォー・ユー』そしてお着換えタイムに、星組で次回公演が決まっている『王家に捧ぐ歌』のコーラスで締めくくります。
<新人公演、主演作品の主題歌>
『誰がために鐘は鳴る』 『美しき生涯』は、茶々の役を音咲いつきが担当。
そして来ました『華やかなりし日々』!大空祐飛 退団公演の作品だから、歌詞がそのまま愛ちゃんにもオーバーラップして。サヨナラなんだけど明るい曲、あの頃を思い出しました。
愛ちゃんの紺色のスーツが、堪らなくカッコいい。シンプルスーツが似合うのが、愛ちゃん男役の神髄かと思います。
『モンテ・クリスト伯』懐かしい!!個人的に好きな作品で、本公演でエドモン(凰稀かなめ)の子供役だった愛ちゃんが、凄く良かったんですよね。決闘シーンで私は泣けた思い出があります。主題歌もいい歌でした。
『SANCTUARY』そして『不滅の棘』フリーダ♬の曲となりました。この曲は出演者のみんなも大好きで、私も大好きです。
愛ちゃん演じる役でお気に入りは?
蒼舞:ロミジュリの死、マノンのロドリゴ 小桜:不滅のエロール 音咲:エルアルコンのルミナス ヒーロー:黒い瞳のプガチョフ!
プガチョフは本当に、私も大好きです😃。大将!馬車の名シーンですよ。雪がシンシンと降る中、ニコライと馬車の中で口論(掛け合いの歌)となる、男同士のぶつかり合いが美しいのです。
そこで、ひろ香祐の物まねが大爆笑だった😸。モア・ダンディズムの振りについて、初代ダンディズムの方々や、愛ちゃんの獲物を掴むあの振り!!めっちゃ受けたんだけど~。
ヒーロー、私にとって星組といえばあなたです!
<愛ちゃんの夢叶える特集>
星組 『花の業平』の大ファンなんですね!(渋いー)。
薄紫の打掛のようなものを羽織って、セリフまで決めて、そのまま公演できちゃう?ぐらい台詞と歌が頭に入っている模様。小桜ほのかも出演。この公演、私も観に行った記憶がある(忘れちゃった・・)
<思い出深いリクエスト特集>
来ましたね~😃『エリザベート』トートで愛と死の輪舞。確かに、ロミジュリの死ができれば、トートだって素敵なはず!ビジュアル系トートが観れたかもな~。歌もとても良かった。
そして知らなかった~『ロミオとジュリエット』代役の小桜ほのかちゃんジュリエット、愛ちゃんロミオでデュエットを歌ってくれました😍😍。めちゃ素敵だったー。イイじゃないですか~👏👏。このバージョンも観たかったなぁ。
ほのかちゃんが、稽古中にドーーンって本気でぶつかってしまったエピソードもありましたね。
『風と共に去りぬ』レット・バトラー。そうかー、新人公演の主演は、りくだったんだよね。愛ちゃんバトラー、最高だったよ!!ピッタリ。今の愛ちゃんだからこそ、お似合いなのかもしれないな。
『華麗なるギャツビー』朝日の昇る前に♬初演 杜けあきが歌った名曲ですね、素晴らしかった!
どれもこれも、THE宝塚の男役ばかりで、全てお似合いなんですよ!さすが愛ちゃん。
<星・宙ショーメドレー>
『ネオ・エゴイスト』『ミラキャット』『夢は世界を翔けめぐる』←この歌は大好き!稔幸時代がスマッシュヒットなのかな?
私も好きです『Amour de 99! 』『ベルサイユのばら』黒燕尾の赤いバラを持ったナンバー、そしてフォーエバー宝塚でほのかちゃんと踊るデュエットダンス!ソロのいつきさんのダ・ダ・ダ~♬が最高!リフトもバッチリ。
舞台が暗転。給水時間を少しとって、愛ちゃんのシルエットが浮かぶ。シンプルな黒燕尾の愛ちゃんが歌うその曲は…、星組の大先輩 峰さを理の代表曲『ザ・レビューⅢ』愛の旅立ち♬。
星組の愛月ひかるとして卒業するにあたり、この歌を最後に持ってきた事に涙涙😭。ああニクイ構成!
恵まれた容姿に個性的な役が得意な愛ちゃんだけど、このディナーショーを観て思ったのは、根っからの宝塚好きな、超正統派男役なんだなと。星組の大先輩、峰さを理や、紫苑ゆう、稔幸等、まさに正統派男役で、朗々とした歌唱が素晴らしいトップスターだった。
愛ちゃんが挑戦する歌の数々は、その先輩方の思いを受け継ぎ、先輩方を彷彿とさせる正統派・星組男役だった。
アンコール曲は、その紫苑ゆうがロマンチックコンサートで歌った「熱愛のボレロ」♬ということで、まさに集大成!
その熱唱に、見ているこちらも胸が一杯となり、まさに言葉にならない状態😭。
宝塚の歌はみな愛に溢れていて、それを一生懸命歌う歌手の愛が、私達の心を揺さぶってきた。
最後の愛ちゃんの涙を見て、ああ、この愛は全ての人に届いているんだ、それを実感してブーメランのように愛ちゃんの涙を誘ったのだと思います。
MC中、えくぼが可愛い素の愛ちゃんは、先輩・北翔海莉を思い出す瞬間がチラホラ。ああ、同じく宙組から専科→星組へと、同じ道を辿っていたなーと感慨深い気持ちになりました。
蒼舞咲歩くんが、『VERDAD!!』のお稽古中、ガンガンアピールしていた事が印象的で、愛ちゃんから今回のDSに選ばれたというエピソードも面白かったですね。家族全員で大喜びだったそうで。(亜音君もかな?)
まさにお名前にある「愛」に溢れた、正統派星組男役としての集大成を、ディナーショーで魅せてくれました!全部宝塚の曲!でしたね。根っからの宝塚好きだからこそ。
もうすぐ東京公演が待っています。
愛ちゃん曰く、男役に完成はない。言葉で語れることは少ない。現場で俺を見ろ!って事で😆。
さあ、12月26日のラストデーまで、存分に楽しんで欲しいと思います!
ありがとう、愛ちゃん。