鷹翔千空『夢現の先に』感想1 不器用な僕 花屋の彼女 そして夢の彼と現世で再会(モフモフ)

2023年1月22日




宙組 鷹翔千空 バウ初主演作品で、生駒怜子先生のデビュー作『夢現(ゆめうつつ)の先に』を、8割程ライブ配信視聴しました🙋(仕事しながら)。

モッフ・モフ~♬🐏🐏🐏🐏🐏🐏

超テンション高い!(澄風なぎ 始めとする)可愛い羊たち。ベッドに並んだ羊の縫ぐるみにぞっとした。お母さん(花菱りず)が増やしていくんだね🤔。

なーんだろう、絵本の中から飛び出してきたような元気な羊たち(モフモフ)、真っ白な夢の住人、可愛いお花屋さん。

全てが愛おしい🐏そんな感じの現代劇で、最後に羊のメロ(泉堂 成)に泣かされたな😢~。
血液の管が体中絡み合っているスーツを着た夢の彼(亜音有星)が、そんな10年間を夢の住人として過ごしていたのかと、驚きと共に、鷹翔演じる”僕”との不思議な縁を感じ、感動の涙でした😭。

不器用で真っ直ぐな主演のこってぃと、子供がそのまま大きくなっちゃったようなキョロちゃん。
この2人が、がんじがらめになりながらも一生懸命生きていく 男子の友情✨ とても愛おしいと思いました。カルト・ワインは、必死に生きたずん・もえの尊い友情だったなー。

個人的には、ジブリ映画トトロを見て号泣した学生の頃の気分かな?小学低学年の時、出し物劇で初めて役を貰ったのは”雪の精・その他大勢❄”だった。白タイツにトックリセーター(まるでモフモフ😊そんな事を思い出した。

そして物語には圧倒的なヒロインが必要でして、まるでアニメから飛び出してきたようなハツラツとした彼女(山吹ひばり)。僕よりも積極的で、自分の意見をしっかり伝えて、本当に素敵なお花屋の彼女。

こってぃとブッキーのカップル、見ていてとても可愛い。借りた傘を1カ月も返せない僕と、直ぐにお友達になれる彼女。街灯の下、2人でダンスするシーンはまるで「ラ・ラ・ランド」。

あ~、こんなに可愛い作品は、そうだなー「PUCK」とか「ほんものの魔法使い」とか(ん?アーサ😯)。素敵な物語を見せてもらいました。私はこういうの、弱いんですよ😋。

気構えて配信を観ていたけど、そんな自分がちっぽけに感じて来ました。
一生懸命に毎日生きて居る若者、幼い頃の辛い事とか、色々あるけど、夢の自分(もう一つの世界)と夢の住人も総動員して、今目の前にある事に向き合って一生懸命生きれたら、扉はどんどん開いてきて、気づいたら、大切な友達の扉を開くキッカケにもなっていた。

そんなお話なのでしょうか。

お衣装は現代的で、悪夢から逃れようとする”僕”は、コンテンポラリーダンスっぽくて、お洒落で無駄な物を削ぎ落したような演出。
こってぃは、初主演ながら難易度高そうなダンスに挑戦し、歌も沢山!上手だね~。そしてかなり客席から笑い声が聞こえてきました、オトボケ・キャラ😁はお得意のようです(笑)。ご挨拶もしっかり、どんな状況でも上手くまとめてくれそうな安心感がある。

豪華な宝塚らしいフィナーレ(モフモフ・ジャジーアレンジ)は、手拍子したくなる感じ?こっからみんながスタートするんだよなーと思いながら、若手の登場にウキウキして楽しみました。

150%キザっていた、こってぃ。

”僕”とは違う、キメキメの目線(真風さんっぽかったよ👌)、主演男役としてセンター姿にドキドキです。キョロちゃんとのワンツートップは、もうムギュって感じで😅新しい風を感じました~。

そしてデュエットダンスは、ブッキーと。水色のお衣装の2人。やっぱり私は怜美うららを思い出すんですよ。
丁寧に2人で向き合ったデュエットダンス。ああ、歴史作ってるなと。この公演で退団しちゃう朝木陽彩の影ソロ(だよね?)に、一気に涙腺崩壊😭ウルウル。

走馬灯のように、様々な過去宙組のバウ公演を思い出していました。
・・・た、た、楽しいっ😆!

ファンタジー溢れる、バウ・ドリーミング。あんな楽しい夢に、毎晩行けたらいいな。でも私は、あんなに辛い悪夢はほとんど見たことが無いので…、楽しい夢にも行く必要ないのかなぁ。

今日は千秋楽の予定だったけど、21日まで延長する運びとなりました~(モフモフ🎉)!まだまだこの夢現の世界は終わらない。宙組の若者達が、テンション高く!元気に生き切ってくれたらいいなと願っています🙆!

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