『ダル・レークの恋』感想1 月城かなとにクラクラッチマン♥インド貴族の誠の物語に浸れます。




月組『ダル・レークの恋』ライブ配信を視聴いたしました🤗。沢山の宝塚作品を観る事が出来て幸せです。

「クラクラッチマン」がトレンド入り🐤してるの?笑った😆。

投げキッス💋からの、くらくらッチマン。
このあたり、雪組の元先輩、早霧せいな&望海風斗のかほりがいたします。いい流れです😆、月城さん。

ダル湖に行ってみた~い。インドの美しい景色やマハラジャの様子、出演者の上級国民達のお召し物、ジュエリーが美しかったわ✨。もちろん主演の月城かなと&海乃美月の美・コンビも目福、最高!

これはファンの皆さんはもちろん、往年の宝塚を愛すファンだけでなく、お若い方でも、なんだか新鮮に感じるTHE 宝塚作品だったのではないでしょうか。じっくりと優雅な時間を過ごさせて頂きました。

菊田先生語りと、私個人的な見どころを。

菊田一夫先生の描いた誠の物語

星組で上演されたエルベに近い物がありましたね。

1953年の作品ですか。
身分の差は、今はあまり目には見えないけど、見えない所で確実に現実にあるもの。

元々持って生まれた者の気持ち、そしてそれを捨てる者の気持ち。下賤の民には分かりはしまい。

でもお芝居や物語を通して、地位や名誉に頼る事しか生きる目的の無い、上級国民の気持ちが、下賤の私達にも理解できてきますね。

名誉を守るために、簡単に詐欺師に引っかかったり、詐欺師でない本当の味方を裏切ったり。

なんて弱い生き物なんだろうと思いました。

新聞記者の噂ばかりを気にし、常におびえていながら、威厳を保つことを忘れてはいけない。

ラッチマンはそんな自分の境遇を理解しており、自ら身分を捨てて無頼漢の生き方を選択する。本当の愛を知らずに。

そこでカマラに出会い、ダルレークでの一夜の恋を、取引で勝ち取ります。心理戦ですね。

身分を偽り、騙して、脅して奪います。それが本当の恋だから…。

うわわわわ、なんかすごおい😍😍😍。
ラッチマンの心は自由で、強い。

これが、菊田ワールドなんでしょうか。カッコイイ…。

あの濃厚なラブシーンが繰り広げられる理由が、分かるわけです。
普通のお坊ちゃま&お嬢ちゃまの一夜とはわけが違う。

上っ面のインドマハラジャの世界が描かれているからこそ、誠の人間、誠の恋が見え隠れし、両者の駆け引きがじんわりと描かれた、宝塚的良作だと思いました。

ま、私の見方がちょっとひねくれているかな😅。

ラッチマンの境地に惚れ惚れ😊、浸っちゃいます。自分の持つ地位や名誉をはぎ取って、生身の自分を愛して欲しいという欲望が湧きあがる。それを体現できるのが、月城かなと✨なのでしょう。

ダル・レークの恋 簡単なあらすじ

※ネタバレあり。

インド北部のマハラジャの娘・カマラ(海乃美月)は、平民の騎兵大尉ラッチマン(月城かなと)に恋をしている。女官長になるため、ラッチマンとの恋をあきらめるよう、祖母インディラ(梨花ますみ)にたしなめられる。

そこにパリから警察が来る。前科12もあるラジェンドラという詐欺師がここにいると通報され、ラッチマンがそうだと騒ぎになる。マハラジャの秘密、特にカマラとの恋について新聞記者にバラされては困ると、お金で解決を促すが、ラッチマンは取引としてカマラが欲しいという。

ダル湖で一夜を過ごす2人は、地元のお祭りに参加し、農民と交わり、一瞬でもカップルとして楽しい1日を過ごす。(ここで本当に結婚しておけば良かったのに…)しかし、カマラは実家に戻る。

そこにパリから祖父チャンドラ(千海華蘭)が戻ってくる。妹リタ(きよら羽龍)が彼氏ペペル(暁千星)を連れて。このペペルが実は本物の詐欺師ラジェンドラ。7年前パリで、チャンドラを助けるため、ラッチマンとダイスの決闘で負けた腹いせに、リタを横取りにする計画だった。

ラッチマンによってペペルを逮捕させ、ラッチマンは実は貴族マハラジャの息子だったと真実が判明する。カマラの家族は手のひら返し。逆にカマラと結婚して欲しいと願うが、ラッチマンは全ての顛末のお詫びに、そして約束通り姿を消します。(カッコいい👍)

パリ。カマラはラッチマンを忘れられず、誠の愛のためにパリまで探しに来るが、2人は出会うことは無かった。

菊田先生の台詞の美しさ

セリフがとっても美しかったですよね。

例え話が、今の日常では使わないような表現を使われる。昭和歌謡曲の歌詞が素晴らしいのと同じように。言葉一つ一つが丁寧に綴られている。

2人の恋は、鉄と磁石のよう。離れられない。

女は棘だらけ、棘で殺しなさい。

来るんですか、来ないんですか(←これなのね、有名なセリフって)

卑しいことをしなさい(ワオ)名誉のための殉職

自由に生きる勇気

そう、ホンワカして印象的だった「あつあつ」の言葉の意味。平民しかわからないのかしら、悲しいこと。

こういった脚本は、やはり大事に受け継いで欲しいですね。

インドの世界へ

具体的にインドの各地方の名前が出てきて、マハラジャの世界とは何ぞやとか、あっちの方が家より格が高いとか、色々面白いです。

そしてなんとっても女性たちの麗しいサリー姿、宝石の数々。男性たちのターバン姿の美しさ。

インドの方々は東西の血が混じっていて、お顔、姿、スタイルが本当に美しく完璧ですよね。昔からマハラジャ王は超ド級のお金持ちというイメージがあり、カルティエの上顧客で、オリジナルで作られたマハラジャ用の宝石を見たことがあるけど、本当にジャラジャラ凄いんですよ。

海ちゃんはもちろん、みとさん、都さん、おだちん、そしてからんちゃんも、本当に素晴らしいインド風扮装に圧巻でした!モディ首相が来たかと思いました😄。

そして、ダンスです、ダンス!
ショー・クルンテープが記憶に新しいですが、インド風の音楽に異国情緒あふれるダンスナンバーの数々。そしてダル湖の水面の水の精達が印象的です。リフト多め。

月の光が美しいですね~、月組だけに。

そしてパリの世界へ

はーい、宝塚といえば、パリ。
パリへようこそ!

これがあると、ああ宝塚だわ。今も昔も、パリの酒場で事件が起こります😎。

インドは英国植民地ですが、パリにも沢山いたのかなあ。社交界という事でもお金持ちのインド人がいたのかな。きっと大変にモテたでしょうね~♥。

ペペルはパリのダンサーで、まあ詐欺師なのですが、インドとパリのハーフ。ありちゃんのダンスナンバーが沢山あり、ショー要素も高いです。パリのジゴロ達のスーツ祭りもございます。

見どころは(ガイズアンドドールズかと思った!)サイコロゲームのダンスナンバーですっ!

豪華フィナーレからのメッセージ

100期以下、風間柚乃センターの、下級生みんなの見せ場がある、インド・ボリウッド映画の最後のダンスのようなフィナーレは、涙腺が緩んでしまいました😢。まるでラインダンスで泣けてくるように。

こういう先生の演出はありがたいですね。
谷先生ありがとう~!大変感動しました、みんなのパワーを頂きました。

そしてデュエットが、なんとれいこ、うみ、ありちゃんのトリデンテだったわけです。真っ白のお衣装。

こ、こ、これは、次の月組新体制のサインであることを願うばかりです🙏。

バシッと決まっている。前を向く3人の目力に、未来を感じました✨。

月城かなとの色気

今更私が言わなくても、皆分かってるわいって感じですが。

公演延期を乗り越え、客席人数の制限などもあり、色々大変だったと思いますが、とっても安定感のある、さすがの月組のお芝居だったと、思います。

センターの月城かなとが、ものすごーく安定感があり、落ち着いて楽しめます。

いや、美しすぎて落ち着いて観れないかも(笑)。私初めて観ました、ターバンって、ああやって脱ぐんですね…😍。

色気駄々洩れで、困ります。
いや、イイんです、それで。

28日(日)明日が東京千秋楽。そして3月に梅田で公演が役替わりであります。
こっちも観たいな~、ライブ配信無理かなぁぁぁ。

主なキャストの感想が書ければ後日🙋。

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