『ダル・レークの恋』主なキャスト感想2 月城かなと&海乃美月の第二章
赤坂ACTシアターのライブ配信を観て、主な感想を忘れないうちに…。
だって私、その夜の夢に、出てきました(笑)。ラッチマンの事を考えていたら、昔の彼氏が夢に出てきました😅(なんなんだー!)。
ラッチマン:月城 かなと
ラッチマンという男を、ここまで素敵な男性像に仕上げてくる月城かなとに、拍手です👏👏。
私は、まりこさん、せなちゃんのダル・レークは観ていませんし、お話も初めて見たので比較ができませんが、このお役は難しいですよね?かなーり。
理屈抜きで、きっと私はラッチマンに惚れてしまったようです…。
今回のMVP賞です😍!
まるでやくざ?のように恫喝するときの目。
愛するカマラを奪い取ろうとする野獣のような目。そして時折見せる優しい目。
もちろん月城さんの色気、演出の美しさも相まってですが、その目が、美しいセリフと共に私達に説得力を持って、色々な背景も含めて語りかけてきます。こういった奥行きのある作品はピッタリですね。
歌も良かったですね~、セルフビブラートがかかっていて、音量もイイ👍。
今後、正塚先生のハードボイルドとかも興味ありますねー。
あ、雪組「ケイレブ・ハント」を思い出しました。あの頃から比べると、凄味がぐっと増してるね!
宝塚の演目の幅が広がるな~とワクワクします。
カマラ:海乃 美月
97期 海ちゃんは月組のお姫様として長い間君臨している、かぐや姫です。
そして今回はマハラジャのお姫様。
非常に品があって、美しゅうございました😀。
いつも初々しく、か弱い女性、強い女性、少女、妻、母、自由自在に変化する実力の持ち主。ダンスの実力もある。その実績を持って、満を持してこの大役・カマラを演じられていたかと思います。
余裕すら感じますが、常に若々しく、初々しい所が、宝塚娘役として大切な要素。それを海ちゃんはずーっと持ち続けていると、いつも思っています。
バリエーション豊富で、どんなお役が来ても大丈夫!今、最強の娘役かもしれませんね🤔。
海ちゃんだから演じられる、演じて欲しい大役が、まだまだ沢山あるはずです。見たいみたい!
れいこ&うみちゃんのコンビ作品は、幾つか思い出されますが、私の中では「THE LAST PARTY」が第一章。そしてこの「ダル・レークの恋」が第二章目という感じです。
どちらも不器用で、辛い事が多いけど、2人の気持ちは痛いほど通じ合っている。なんてドラマティック!
私個人的に、お二人のお芝居にのめり込んでしまうみたいです😊。
ペペル:暁 千星
ペペルって、大空祐飛さんが演じた役だったんですね😊。
ラッチマンの宿敵として登場。ちょっとチンピラっぽい所とか、クラブの踊り子としてチャラさ満載な所など、2番手としてなかなか美味しい立ち位置であったのではないかと。
ショー的な要素も多く、異国情緒あふれるダンスナンバーは、やっぱりありちゃんの見どころです。最高でした!!
リタ役のきよら羽龍ちゃんとのコンビが、とってもお似合いだったなー。
どんどん引き出し、増やしてくださいね!
クリスナ:風間 柚乃
カマラの従兄で、一番の理解者かな。次の当主の落ち着きがあります。
副組長・都さんと夫婦です。余り見かけないレアな関係性だったので、ちょっと驚きだったけど😅、すごくしっくり来てて、大変良かった。
あの大きな貴族の衣装も着こなしていて、大物感が流石・おだちんだなと、思いました。
梅田ではペペルのお役に役替わりですね。あー、それもまた興味ある!
アルマ:夏月 都
おだちんの奥様で、カマラの従姉。
小姑っぽくて、世間体ばかり気にする女性。分かります、こういう方がいるから、家が保たれるのでしょう。
ちょこまかしてて、大叔母様のみとさんとの掛け合いとか、面白かったです。
親戚の叔母とか、いや、自分がこんな立場なのかも?と、思って観てました😋。
インディラ:梨花 ますみ
みとさんの威厳。女亭主感がたまらなくイイ👍。
ゾクゾク来たのは、ラッチマンをお金💰で取引を持ち掛けるところかな。
あの時点で、新聞記者にゴシップを流されては困る、という思考回路に発展するところが、凡人には考えられないです(笑)。
宝石の数々、一番凄かったです!堪能させて頂きました。
チャンドラ:千海 華蘭
お爺ちゃ~ん👴。
ヤバい😆、出てきた瞬間、インドの首相かと思いました。さすがのからんちゃん。
あのお芝居の中で一番偉い人ですからね(笑)。カワイイ。扮装に関しては、物凄く研究されてるなーと思いました!アッパレです。
一旦ここまで。
若手も沢山活躍していたなという感想を、次回書きたいと思います🙋。