『Cool Beast!!』感想 古の魂の舞に浄化される歌声。そして永久輝せあ。




東京宝塚劇場で花組公演を観てまいりました!6月なのにもう夏🌅!?暑い暑い。Beast(獣)さん達は、さぞ暑いだろう💦

舞台はアフリカかなあ。古(いにしえ)の野生の動物たちが騒ぎ出す、キャスト各々の個性あふれる魂の踊りを堪能できるこのショー、まさにクールなビーストたち!

オープニングは白い精霊達が、野生の獣たちの魂を呼び起こす儀式とでも言いましょうか。

みんな、起きろー。黒に金ラメのギラギラとした花組のビースト達が登場!黒塗りラテンショーの始まりです(ワクワク🤗)。

舞人が飛び上がってきたぁ、まさに花組野獣NO.1のマイティーに胸が高鳴り、テンションMAXになります!!

特筆すべきは、トップスター柚香光の個性溢れる野性味。

スタンスの取り方からして、人間じゃあありませんね(笑)。這いつくばってるし…。真っ赤なチーターでしょうか。普通ではちょっと恥ずかしいんじゃないのかな?と思うほど乗りうつっていて、カッコつけるんじゃなくて、ビーストになりきっている所が、素晴らしいです。

何処で習ってきたの🤔?
って思うほど、宝塚では唯一無二のダンサーだと思います。

専科の美穂圭子さんと、お芝居から引き続き凪七瑠海の2人が出演されています。

久しぶりに聞く、美穂さんの清らかで浄化されるような歌声✨。

れいちゃんとはなちゃん、裸足でのデュエットダンスシーンはとても神秘的。本当に、舞台上の温度が5℃位涼しくなったかのよう。

これまた憑依的な赤いれいちゃんのダンスに、美しい花の精のはなちゃんが、美女と野獣感がしっかり出ていて、美穂さんの歌声も相まって神秘的なシーンです。

次は、瀬戸かずやのさすらい人。退団する同期・冴月瑠那とのダンスもあり。ここでは、花組の歌姫・音くり寿の素敵なお帽子に、これまた澄み渡る歌声が、体感マイナス5℃になる感じ。

美穂さんと音くり寿、2人コーラスで登場することが度々ありましたね。素晴らしいです😀。

ハッピーウェディング♬拍手で迎えられ、銀橋を渡るカップルは美花梨乃と澄月菜音

さ、お肉を食べましょう~って流れで、れいまいの🍖骨付き肉🍖(”はじめ人間ギャートルズ”のアレ)マイクのシーンですね。

男役はスーツ姿で踊りまくる、れいまい対決シーン。狼女の更紗那知。娘役は小悪魔的な存在感。最後のシーンで、骨付き肉登場で、確かに場面が締まるんですよね。さすが、大介先生。

さ、中詰めですよ。ジャングル!超・超カッコイイです!あの中詰めだけでもリピートできます。東方神起のこちらですかね↓

(ネットで検索していたら、田原俊彦のJUNGLEが出てきて懐かしかった)

かちゃが若い娘2人・美羽愛&星空美咲を連れてジャングルに誘います。ライオンキングですか~って感じのお面を片手に。あー、ここからの流れがいいですねー。

本気のドレッドヘア―が個性があって、髪型特集やって欲しいくらい、皆めちゃくちゃカッコいい😆😆。

れいちゃんを囲む、男役が挑む女豹にもご注目(大介先生のお決まり)。女豹の皆さん、かなりセクシー!

そこからの、永久輝せあが残っての、ロケットボーイ!オレンジピンクの鳥たちのロケットダンスです。

ひとこ、あー、ひとこ。

あなたのダンスを見ていると、私は懐かしく思う。あの背中の使い方、首の角度、手の形。雪組でいつも見ていたから、ああひとこだって、遠くからでもわかります。

ロケットボーイ、若さスパーク!のセンター、そしてエトワール。ひとこは、これからの花組を引っ張っていく立場。様々な場面を任されていた。その責任がいい意味で、緊張感が顔に現れていた。

ひとこ独特のいい声している、張り上げて、会場の後ろまでしっかり響き渡っている。

ひとこ頑張れ✨!
私は嬉しい、めちゃ応援していくよ。

 

さて、瀬戸かずやサヨナラ仕様になってまいりました。

銀橋を渡り、迎え撃つのは、なんと中世的な柚香光との魅惑のデュエットダンス!

これまた流石だな~唯一無二です。ジョセフィン・ベーカーみたいな、ちょっと芸術的な域まで行く表現者とでもいうのか。。この2人のシーンも一見の価値があります。和海しょうの歌声も情熱的でGOOD!

はなちゃん、夜の蝶達・娘役の銀橋渡りがありまして、青い衣装の組子総踊り。あきらがセンターで、サヨナラ仕様っぽい所もあり、最後は白い鳥の羽を広げたような、れいはなが大階段に現れます。

フィナーレ大階段。まずはあきらがベージュに濃い紫のシャツを着て、大階段から登場します。娘役さんに囲まれて、ここもワクワクしますね!

男役達の変わり燕尾の総踊り。物凄く運動量が多くて、大変そう😱。スーツ姿でも中身はビーストです。
熱い、アツイ花男の舞いがあって、はなちゃん登場。2人のデュエットダンスはタンゴ調で情熱的。ああ、これが最後なんだなーってちょっと寂しさもあります。

フィナーレの階段降りでやはり嬉しいのは、最初で最後のあきら2番手羽根です。

ああ、羽しょって降りてきてくれたぁ。。って初日観た時は思いました😢。熟年の男役が似合う濃紺のスーツにビロードのような紺の羽。これでもう思い残すことはない、そう思いました。

真っ赤なスーツに赤い羽根のれいちゃんは、銀橋であの大羽背負ってクルっと翻る。力持ちなのね~、軽やか~。

トップさん含め皆さんが客席をあおるように、特にあきらは最後列まで目を配り、本当に全体を見渡してくれているかのような、舞台と客席が一体になった気持ちになるショーでした。

いや~、暑い、熱い、アツイ😆!!

熱い花組ラテンショーを堪能いたしました!また観れるかな?ラストデーかな。。

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