『桜嵐記』主なキャスト感想2 珠城りょうを盛り立てる南朝方の武士(もののふ)




東京宝塚劇場で月組公演観てきました!(写真撮るの忘れた)

上田久美子先生の日本物。2階席から見ると、情緒溢れる演出、照明、空間の活かし方。和の心。所々に桜吹雪のようにハラハラと、ささーっと舞う紙吹雪がとっても効果的だなー。

そして歌がまた効果的。楠木家の歌や、公家が詠む和歌あり。沢山の気づきが何度観てもありますね~😀。

主なキャストの感想、と言いながら、また桜嵐記の徒然感想を。。

南朝方武士(もののふ)

楠木正行:珠城 りょう

ラスト公演に和物の名作として名を残すような、たまきちにピッタリなお役に出会えたのではないでしょうか。

上田先生、グッジョブですね👍。

楠木正行(まさつら)。この『桜嵐記』が無ければ、私は知る事は無かったであろう武将。

偉大な父、偉大すぎる後醍醐天皇。不利な状況に残され、全ての苦境の狭間の中、楠木の兄弟家族、仲間や民を想い、実直に生きてきた。悩みながら、様々な人々の声に耳を傾け、最後の最後まで逃げずに向かっていく背中に、やはり皆付いていくのだろうなと🤔。

そんな正行が、桜花の美しさ、儚さを、弁内侍との恋によって知った事で、限られた人生がパッと華やかになり、戦が意味ある物となった。そう思うと、実はシンプルな恋物語なのかなと、感じた。

じっくり丁寧に、情緒豊かに、そして武士(もののふ)の力強さと勇ましさも合わせ、非常に良く出来た和物の名作ではないでしょうか😀。その証拠に客席のすすり泣きが多く聞こえました。

たまきちの感想としては、ご本人そのもの。最後に全ての引き出しを出して、この正行に込めた集大成だったと思います。

あの豪華な衣装を着こなせる事も素晴らしい✨。美しい…(ため息)😍

もしかすると月組トップ就任から今日までの道のりとか、色々思い出されたりするのかなと。最後の戦のスローモーションは、合戦絵図のように勇ましく、荒らしく、そして皆を残して一人果てる儚さ。

大きな、大きな大黒柱のたまきちが、身体を張って果てるラストシーンは、やはり涙でした😭。

弁内侍:美園 さくら

あえて、武士(もののふ)に入れました。日野俊基の娘。誇り高き南朝の生まれ。

正行のおかげで、徐々に人間らしく、仲間武士と共に心を通わせ自分の居場所を見つけ、そんな正行に淡い恋心を抱く😊。

大根🔪真っ二つ!シーンは、最高です👍

彼女こそ究極的に悲惨な過去を持った女性だけど、そこを振り切って、一瞬の桜花を見逃さず、恋心を伝えて、その想いを胸にずっと生きていく。

簡単に言えば、1回目は後村上天皇から紹介してもらったのに、振られてしまう訳ですよ、ガーン😟って。でも2回目で、桜の花をネタに自分の心をちゃんと伝えて、正行の気持ちを呼び起こす。

もじもじせず、ちゃんと真正面向いて生きている。武士の娘ですから。
美園さくらっぽくないですか?どんな時代にも、LOVE💖は大事だなーってシンプルに思えました🙆。

楠木正儀:月城 かなと

れいこさんの薙刀(なぎなた)凄くないですか??

雪組で色々な武器を習得されたのでしょう。つい見惚れてました。見所ポイントです😉。

ちょっとした冷やかし担当、癒し担当。東京では、ムラ以上に受けていた😄。兄貴の彼女にちょっかい出すなよぉ~。たまきちとれいこさんの、このやり取りはいつ見ても楽しい😄。

笑いを取るのも、もうお手の物ですね!

偉大な兄・正行の後、次の新しい世を作っていく。
次の月組を任され、そして私は、れいこさんは、次の月組を改革していくんじゃないかと思っています。今までとは違う新しい考え方を持って、正儀のように。(あくまでも妄想です)

楠木正時:鳳月 杏

穴穂のイメージが強い私ですが、今回の弟君・正時は優しい弟。こういうお役もイイですね~。

奥様の百合にぞっこんで、大切な兵糧(食事)の知識を父から受け継いでいる所が、さすが。適材適所っていうんでしょうね。

この日本物、戦について色々学ぶところが多いです。銭で雇われた百姓が戦っている事実とか、腹いっぱい食わしてもらわないと付いてこないとか、百姓からの恵みで生かされている事、とかね。

兄とは違う角度から、戦に参加している正時の目線が、新鮮に感じました。

しかし、四条畷の戦いでは、一気に鋭い目になりましたね。お!戦うちなつも、もちろんカッコいい!と。もう死んでも構わないと思った瞬間の、狂気の目だったと思います。最後は百合の元へ…😭。

楠木正成:輝月 ゆうま

生前のお父様のまま登場されるので、若いというか、3兄弟と同じくらいのハツラツとした感じのまゆぽんです。

存在の大きさは、やはりまゆぽんだからこそ。

是非いつか、正成の物語を宝塚で観てみたいな~、どうして後醍醐天皇に最後まで仕えたのか。現在までも語り継がれる武将。

そして、楠木の人々は、木の下で話し合うと歌詞で何度か出てきますが、あまりにもいい声で、お子様たちの演技も相まって、この銀橋場面は号泣最高潮シーンとなります😭😭😭。

気づいたのですが、早霧せいなが出演していた芝居「ゲルニカ」の民が、木の下で話し合う民だと言っていました。スペイン内戦で大打撃をうけたゲルニカ地方。日本の南朝。何か共通点があるんでしょうかね。次宙組の「NEVER SAY GOODBYE」に繋がるぞー。

一平太:颯希 有翔

一平太の歌が素晴らしい!

【楠木の郎党】という事で、役名を見てもわかる通り、苗字のない武士。百姓上がりかな?その彼が、歌を歌う役目。なんかねー、胸が熱くなりますよ。楠木家の家臣って、いいなあって。

この公演で退団で、最後のお役として、とても印象的だなーと思いました。

【楠木の郎党】は、之輔:蒼真せれん、義:朝陽つばさ、伊之介:蘭尚樹…、数字が名前に振ってあったのね!十二右衛門までいらっしゃいます。是非指さし確認!チェックしたら楽しいかと思います🙆。皆カッコイイ!

ジンベエ:千海 華蘭

ジンベエも武士(もののふ)とさせて頂きます。

ジンベエについて語ってたら日が暮れる…。ってくらい、最高のキャラクターです。

芝居の間合いの良いのは、洋物も和物も関係ないっ。からんちゃん最高です😆!

正行との出会いから、心打たれて武士に志願し、最後まで弁内侍のお供を全うして生き続けた、生き証人。忠義とか、家訓とか、そんなの関係ない。食うため、生きるため、人として、心を動かして、ひょうひょうと生きていく。こういう百姓も沢山生きていたんだろうなぁって、この時代を多面的に感じる事が出来ます。

そして、お芝居には笑いは大事。正行の人柄がより引き立ついい仕事を、要所要所でやってるんですよねー。何度も観てるのに、同じ場所で声出して笑いますから。それもお約束😉って感じで。

南朝方の公家側

後醍醐天皇:一樹 千尋

物凄いカリスマ性、存在感。己は死んでも魂は生き続ける。怨念が武士達を鼓舞する。

流石の一樹さん演じる後醍醐天皇だと思いました😃!南朝の為に戦って死んでいった武将たちの紹介シーン、あそこは武将オールスター・ダイジェスト版という感じで、秀逸な演出だった。

残された子供達、親達の苦悩がより一層引き立っていたと思います。

後村上天皇:暁 千星

上田先生は、ありちゃん=プリンスなのかなー。これもナイスキャスティングです!

京ことばがとってもイイ👍。育ちが良く、気持ちが優しく、でも偉大な父の存在に翻弄される天皇の姿が良く出ていました。

ありちゃんが登場すると空気が変わるというか。マイナスイオンが出ている感じがするな~😊。

阿野廉子:楓 ゆき

後村上天皇の生母、後醍醐天皇の側室で悪女とも名高いそうです。

この混乱の世の中で強く南朝を盛り立てた一人だと、舞台上からも感じます。女性達も同じく戦いだった。

たんちゃん、最後のお役ですが、いつもの可愛らしい笑顔、キャラクターは封印し、後醍醐天皇に負けない迫力で檄を飛ばす!はじめは誰だか分らなかった位です。とっても印象的です。

ありちゃん、辛いだろうな😖…。

北畠親房:佳城 葵

やす君演じる北畠親房。歴史の教科書で見たことのある位の人物でしたが、とっても興味を持ちました。

流石の演技力。もうね、真っ直ぐ立ってるだけで、何か漂ってくる気品がある。複雑な立場ですよね、、息子顕家が夢奈瑠音ちゃんで、戦いで果ててしまう悲劇を背をっている。

やれ寒いとか、話が長いとか、ぐーだら公家の中で、群を抜いて奇才を感じる存在感でした!

そのぐーだら公家を演じるのは、月組の娘役さん達。おじゃります~言葉が板について、あの人誰だろう…、あ!さち花さん、はーちゃんだわと唸る🤔。
公家は女性っぽいですよね、確かに。沢山のお役を上手く演じ分けていらっしゃいました、北朝方の女御さん。

主なキャスト他に到達できないな・・・。続きはまた後日🙋!

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