ファッショナブルな『巡礼の年』『Fashionable Empire』感想1 柚香光のカリスマ性と今を生きる!花組らしさ




花組大劇場公演『巡礼の年』『Fashionable Empire』観て参りました🙋!

もうそのまんまだけど、

花組ってファッショナブルなんだわ~😍って改めて思った!

ファッショナブルって言葉、普段使わないよね?でもファッショナブル、そうそう、それ分かるって😀一言で体現されていたお芝居でありショーだったと思いました。

花組といえば、華やかさ。若々しくて、ファッショナブルで。花組はこういう感じで行くんだね~とシックリきました。

『巡礼の年』みどころポイント

リスト=柚香光 カリスマ性がスゴイ

音楽家フランツ・リストの人生を題材にした『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』。
生田先生と花組といえば、皆が思い出したであろう『CASANOVA』明日海りおを彷彿とさせる、柚香光のカリスマ・リストでした。

まずはその容姿。あのサラサラヘアーが全て持ってっちゃう位の美しさ。生でピアノの弾き語りしてくれる、あの手の美しさ、曲の美しさ (ステキな曲だった)。

パリの屋根裏部屋、当時恋人であり同士であるジョルジュ・サンド(永久輝せあ)とのシーンから始まります。女性との逢瀬もお盛んで😍。
パリ社交界で一躍スターダムに君臨するアイドル的演出も、キャ~💖って感じで、常に高い位置でピアノを弾いて、歌ったり踊ったり苦悩したり、王様のようなリスト。

これはれいちゃんファンなら、何度でも通うであろう作品になっていると思いますよ(実際そういうお声が聞こえたさ😙)。CASANOVAでも思った、”柚香光のミュージックビデオ”のように、終始美しいです。

最後の場面の神父様姿でさえ、
ほえ~カッコいい😊と感じました。まさしくリストご本人も、そうだったんじゃないかなと思った。

カサノバを明日海りおに、リストを柚香光にあてた生田先生の作戦、流石だな😃。

簡単なあらすじ※ネタバレあり

パリの社交界ではアイドル的存在のピアニスト、フランツ・リスト(柚香光)。

パトロンのラプリュナレド伯爵夫人(音くり寿)の年下の恋人として、伯爵夫人の影響力を利用しているわけだが、ある時、新聞評にリストの演奏は焦燥感にかられて空っぽだ…みたいな批評を目にした。

スランプに陥っていたリストは、その記事の寄稿者マリー・ダグー伯爵夫人(星風まどか)の所へ、忍び入り逢いに行く。もっと詳しく話を聞きたい、どうしてわかったんだと訪ねたかった。

ダグー伯爵(飛龍つかさ)の浮気に耐え兼ね、夫婦生活が破綻をきたしていたマリーにとって、ペンネームを使って評論記事を書く事が、自分の居場所だった。

自分の境遇とリストを重ね、2人はあっという間に恋に落ちる😮。そしてスイスに駆け落ちをする大スキャンダルとなった☺。

ジュネーブの森、真っ白な子供のようにはしゃぐ2人(マリーと爺や)。ずっとこのままで居たいと思っていた所、ロマン主義の芸術家たちが推しかける(芸術活動の視察という名目で😄)。

ラプリュナレド伯爵夫人は、次の恋人にタールベルク(帆純まひろ)を選び、社交界を席捲していると聞く。リストはジョルジュ・サンド(永久輝せあ)から説教?され(あんた、それでいいの?)、タールベルクと勝負しようと、マリーを残してパリに戻る。悲しむマリー。。

リストは幼い頃の思い出がよみがえる。神童と呼ばれ音楽院で学び努力した日々。しかし目の前に現れたのは、天才フレデリック・ショパン(水美舞斗)。ライバルであり、自分とは正反対の彼の才能に嫉妬心もあっただろう。

そのショパンから優しく言われたことは、自分の演奏したい音楽を演奏すべきだと。
それが何なのか迷いながら、リストは彷徨い続ける。ハンガリーに呼ばれ、有名人になって勲章を受け、またもや華やかな世界に自分を置くこととなる。

パリでは貴族やブルジョワに対する不満が再熱。ロマン主義の芸術家や新聞記者たちが、もう一度市民に主権を勝ち取ろうと、革命の動きが盛んとなる。女流作家ジョルジュ・サンドに憧れていたマリーは、再び筆を執る事で、みなと一緒に革命運動に参加する。

そして、若くしてショパンは病に侵されていた。ジョルジュ・サンドは、ショパンの才能を消しはしないと、晩年を一緒に過ごし愛し続ける。ショパンと一緒の彼女は、リストといた頃とは違う優しい女性に変わる。

マリーとリスト。別れてから2人の間に時は経つ。聖職者として弟子たちにピアノを教える日々のリストの元に、マリーが訪れ再会する。

こんな感じだったかな?と。

パリの屋根裏部屋、社交界のセット

リストの部屋が登場するのですが、斜めの柱や、窓、装飾など大変お洒落だったなー。ピアノも登場しますし、ライティングでポップでノリノリなリサイタルシーンになったり、とにかくお洒落だなと思いました。

社交界の場面では、貴族達のお衣装やカツラがまあ豪華だこと✨!!色合いが白&ゴールドで統一されて美しい。ここは宝塚らしく、一見の価値ありです。

くりすちゃん演じるパトロンのマダムや、まどかちゃん演じるマリーは、マリーアントワネットかのような豪華さ、美しさ😍。しかし、こんな着飾って音楽や不倫に興じていた貴族をみていると、ほとほと呆れてきますね(笑)。

パトロンが望むように振舞わなければ自由に音楽を演奏できない時代。これって現代でもそうじゃないの?って思ったりします。自らを解放しないといけません!そういう意味でショパンは本当に芯が強い人で、音楽に反映されてか、素晴らしいものが後世に沢山残っているのかなあ。

ロマン主義時代の芸術家たち

芸術の自由、政治の自由を模索する芸術家・表現者たちと、もはや存在すら危ぶまれる傲慢な貴族たちの対比がコミカルにも見える演出、とてもお洒落で印象的だった。

心優しくて、リストより常に先を行く天才的なショパンや、自分の心の中を読まれて恋に落ちたマリー。中でも個人的に目を追ってしまった超魅力的な女性は、ひとこ演じる女流作家ジョルジュ・サンド

ただの女役ではない、男よりもてっぺん取るぞ!って意気込んでいる知性ある女性。まどかマリーも憧れる、この物語のスパイスになっているのは言うまでもありません👍。本当に楽しい、芝居観てるな~って気分も高まる。

新聞記者ジラルダン(聖乃あすか)と女流作家デルフィーヌ・ゲー(星空美咲)もお仲間で、もう一度パリの市民に主権をと、革命の話に繋がっていく、そういう時代背景なんですね。今でもそう、革命はパリの遺伝子なんだ。

不倫も駆け落ちも、自由に情熱的に、心のままに謳歌した19世紀のパリ。マリーが言った「自分の居場所」を求めた女性達もまた、心のままに謳歌した、とても刺激的で魅力的な時代でもあったと思います。

ハンガリー 子供時代のトラウマ

リストはハンガリーの神童と言われ、音楽の英才教育を受ける。そのシーンがとても印象的で、白い制服に同じ髪型のちびっ子たちが、一心不乱にピアノを練習する。画一的で、まるでロボットのように…。

これは現代っ子のイメージと繋がったな~。失敗したらもう終わり、常に世界の神童と戦う日々。そこで現れる天才的なフレデリック・ショパン。ちょっとマイティーとレイちゃんの関係性も感じてしまう設定で。

一度はマリーと田舎に引っ込み、マリーのため、自分だけの音楽を作ると決めたのに、奥底にある有名になりたい、ハンガリーでも認められたいという俗っぽい野望に、心が揺れ動く。

いや、色々な感情や思い、その人のスタイルを全て受け入れる事が、ロマン主義の流儀だったのかな。

リストの人生の一部を巡る、華やかな時も、辛いトラウマも、駆け抜け彷徨い続けた物語だったのかなと思います。再度観劇したり、この時代の音楽家の事も調べてみたら、もっとわかる事が出てきそうです!

ショー『Fashionable Empire』

稲葉先生と花組はご縁深く、最近では「シャルム!」「ダンスオリンピア」等、常にキャッチーな主題歌のショーを生み出してくださいます!

スタートはこの人!大活躍の永久輝せあ。
東上「冬霞の巴里」を経て、とってもパワフルになったなーと実感しました。

そしてオープニングから結構度肝を抜かれたんだけど😆。

ファッショナブ~ル、エンパイヤっ♪

え、何その歌詞って思ったんだけど(笑)、キャッチーで、今までのショーとはまた違ったテイストっていうのかな。赤、白のパーカーの上から革ジャン着て、ハードでアイドルチックなお衣装。ちょっと間違えるとダサいかもしれないけど…、今の花組メンバーだと決まってる👍👍。ファッショナブル1。

なんか、若ーーい!青春!って感じで。ふりが独特で面白い。俺たちの帝国さ~って事かしら。弾ける組子の笑顔が眩しい。

ひとこのグラサン&髭の怪しいお兄さんと、ゆめみるまどかちゃんのファッションショー。良くある設定ですが、可愛くて、変身後のドレスは大人っぽくて、ハッピーな場面でした。ファッショナブル2。

柚香光のグレーの革ジャン革パンにブーツ姿で、フツーに銀橋に出てきたとき、

え、私服ですか😎?

みたいなサラリとお似合いなのも拍手モノで、ファッショナブルでした。

組子が白のタンクトップに黒革のボトム、フリフリスカートで、若さスパーク!みたいな踊りまくる場面。とっても感動しました!退団者の場面もあり、大きな拍手👏👏が。ファッショナブル3。

そのからの~聖乃あすか率いる若人のダンスナンバーに続きます!いいねえ😆😆この流れ「Fire Fever!」の時のように、感動で涙😢溢れてきます。星空美咲の目チカラ、ダンス力、注目ですよ。

そうそう、水美舞斗&ホッティー帆純まひろ女装のダンスナンバー(瀬奈ちゃんにも似てるよね)が新境地!マイティの踊りまくり、回転しまくりの場面もあります!ファッショナブル4。

フィナーレは、ハットにスーツ、コートまでヒラヒラさせての、これは花組だわーって思わせる男役&娘役のカッコいい総踊り。文句なく、ファッショナブル5。

エトワールはこの公演で卒業の若草萌香。良かったね!「TOP HAT」で注目の美しい歌声でした😃。

そして音くり寿が最後の大階段一人降り、水美舞斗の2番手羽が、話題をさらったと思います。

シャンシャンが可愛くて、一人一人王冠・ティアラを持って、頭にチョコンと乗せる仕草が超可愛い!ファッショナブル6。

ってなわけで、個人的ファッショナブルだったポイントを。

毎日何が起こるか分からないんだから、今を生きるぜこの瞬間!
今の花組の若さスパーク!という感じの、弾けるショーとなっています😆。

皆さまも楽しんでください!また東京でも観に行くつもりです🙋。

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